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選手の親に対するメンタルトレーニング・プログラム

  このページでは、「親がやるべきこと、やってはいけないこと」の例を紹介します。親とコーチが共通理解をしておくことが重要です。
親の役割分担と、ポジティブなサポートをバランスよくするために必要なことだと理解してください。

@ 親がやるべきこと
 ◆ 子どものスポーツ参加を一緒になって喜ぶこと。しかし親が前面に出てこないこと。
 ◆ 子どもの試合を楽しむこと。しかし親の不快感を子どものせいにしないこと。
 ◆ 子どものスポーツ参加を外側から見て、自分の人生に取り入れること。

A 他の親と一緒にやるべきこと
 ◆ 試合場などで他の親と友達になること。
    親同士の良い人間関係を作り、親も含めたチームを作る。
 ◆ 出来る限りのボランティア活動をすること。子どものスポーツは親のボランティアによる協力が欠かせないものです。
 ◆ 公平 ・ 公正に監視する気持ちを持つように認識しあうこと。
    自分の子どもだけでなく、他の子どもに対してもやっていいこと、やってはいけないことの公正な態度やアドバイス、または注意などを
  すること。

B コーチと一緒になってやるべきこと
 ◆ コーチングはコーチに任せること。
   練習場や試合場で、自分の子どもだけをコーチ・アドバイス・叱咤激励したり、技術面や戦術面さらにメンタル面についても指導したり
  しないこと。コーチの役割と親の役割分担を理解して行動すること。
 ◆ コーチの仕事がやりやすいように、コーチの必要としている親のサポートをすること。
 ◆ 子どもについてのコミュニケーションをコーチと取ること。子どもについて、親もコーチも互いに情報交換し学ぶことが出来ます。
    選手としての子どもの意識、考え、態度、能力などの部分や、家庭における子どもとしての部分などの情報交換が必要です。
 ◆ 子どもの進歩や上達について聞く。
    これは親が知っておくべきことであり、目標に向かって努力しているプロセスを大切にしてあげる。子どものモチベーション、前向きな
  気持ち、プラス思考を引き出す会話が親としての大きな役割となります。

C 親がやってはいけないこと
 ◆ 子どものスポーツ参加における成功が、親のエゴや自己有能感の犠牲にならないこと。
    親のエゴや目標などを子どもに押し付けたり、親のやりたいことを子どもにやらせたり、子どもの成功が親の自慢となり、それが子ども
  の負担になったり、子どもから見て恥ずかしい行動をとらないこと。
 ◆ 子どものプレーにあまりにも干渉しないこと。
    子どもが自分の判断でしたことについて批判したり、こうしろと自分の考えを押し付けないこと。
 ◆ 子どものスポーツ参加への意義や重要性を忘れないこと。
    スポーツが好き、楽しい、面白い、友達と一緒に努力するのが好き、などといった子どもがプレーする原点を理解しておくこと。

D 他の親と共謀してやってはいけないこと
 ◆ 他の親に敵を作らないこと。
    親がチームにすべきことは、ポジティブなサポートだということを理解すること。
 ◆ 他のチームや組織についてうらやんだり、けなしたりしないこと。もし話すなら建設的(前向きのプラス思考)方向で話すこと。
    親がコントロール出来ることと出来ないことを理解する必要があるということ。出来ないことは出来ないと理解し、今の現状で何がベス
   トかという考え方や、今できる最善のサポートをするという考え方を持ってください。

E コーチに対してやってはいけないこと
 ◆ 練習や試合中に、コーチの邪魔や干渉をしないこと。
    練習や試合での指示やアドバイスはコーチの役割です。親が前面に出て技術面や戦術面の指示を出したりアドバイスをしないこと。コ
  ーチは毎日の指導の流れで指示をしたり、アドバイスをしています。
 ◆ 子どもやコーチは目的を持ってやっていることを理解すること。
    その目的を理解し、達成するための親がやるべきサポートを行い、その目的達成に努力している過程を一緒になって楽しむことが必
  要です。
 ◆ コーチに対して、自分の子どもの売り込みや、どうして自分の子どもを使わないのか、など個人的な押し付けや要求をしないこと。
    コーチは、チーム全員の実力、努力、意欲、態度、または選手と選手のコンビネーションなどすべてを総合的に判断しています。 コー
  チの指導や作戦、選手起用や交代などは、親の役割に含まれないことを理解すること。




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