ヤマハMS24

ヤマハMS24を所有して何年になるだろうと今年(2016年の年頭)のふと思った。
多分、10年は、所有しているであろう。
現在は、明石YCにメンバーにしていただき、明石に係留しているのだが、須磨YHの
Kオーナーと縁があり須磨YH北ハーバーに持っていくことになった。
もともと、須磨YHの南ハーバーSB−01に係留していたのだが、Nora21
(出たな妖怪)という艇を
レストアしたくなり、入れ替えで明石に係留させて戴いておりました。
Noraが、堺の新オーナーの元に嫁入りしたので、須磨YHのSB-01は返納し明石に係留
しておくつもりが、前項でで述べたK氏のお誘いで、須磨YH北ハーバーに係留する事となった。
2年程手をいれてなかったら、所々痛んだ箇所があり、また、経年による痛みもあり修理する箇所
がてんこ盛りである。まず、コクピット右舷側のロッカーのプレートの製作をし、取り付けを行った。
もともとのMS24のコックピットロッカーのプレートは、合板で、この艇を所有した時には、ボロボロで、
新しくチーク合板にニスを塗り製作しなおしたのだが、やはり経年で3年ほど前に廃棄処分となり、
その後Nora21を整備している時に、FRPプレートを製作していたので、もう少し補強を入れカットして
取り付けました。また、ホウェールのハンドビルジポンプの在庫があったので、設置位置を確認し
取り付けました。
また、コックピットドレンのスルハル及びバルブが、相当やばいかな〜と思うところでしたので、交換しよう
と決断し新しくスルハル、ボールバルブを購入し、やっとのことで、取替えしました。


      

今年に入り、せっかく上架しているのだから、船底整備をしたいと考え、船底塗料の全剥離をしようと思い
作業に入りました。
初めは、剥離剤(ヨット、ボート専用)を使い剥離しようと考えましたが、結局オール手作業で、ちまちまと
1週間かけて行いました。と言うのは、余りにも塗料が厚く、前出の剥離剤を塗付しても表面だけ剥離し、
綺麗に落ちず、何度も剥離剤をかけなければならないからです。また、強い剥離剤をかけると船体の
ゲルコートも傷めてしまいそうだったので、1週間かけじっくりと行いました。嬉しい事にボトムにはまったく
オズモシスは見つからず、ほっとしました。