大台山系 薊岳から明神岳山行
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5月25日(水) 記録 美智子 稲美町P5:00→阪神高速―橿原―榛原町大又8:05→大鏡池9:50 →薊岳(雄岳)11:00→明神平(昼食)12:10→明神岳12:58 →明神滝13:55→下山口14:20→大又P15:45→やはた温泉→稲美町P19:50 稲美町Pを5:00出発、阪神高速を経由し榛原町大又の二本の沢の合流付近に駐車。 地図を広げ本日の行程を確認し8:05出発。 渓谷沿いに歩き笹野神社を横目に吉野杉の林立する少しきつい傾斜を登る。 チゴユリ、二人静など空木の花の香も漂い、やがて「カッコウ、カッコウ」と鳴く声が響き渡る 雲ノ平周辺になると汗も引き、白蛇が住むという幽邃な大鏡池に9:50着く。一息いれ大鏡山へ 辺りにはギンリョウソウが見られた。
いよいよ明るい稜線歩き。ブナ、カエデの緑のシャワーを浴びながら足取りも軽い。 岩の向うにあでやかなピンクの塊が見えた。誰かが「アッ、シャクナゲだ」と声を上げる。 気分も益々高まり、急峻な岩尾根が続く薊岳の雌岳から雄岳へと見事なシャクナゲが咲き誇る岩稜歩きとなった。 雄岳(1406m)11:00では大台の峰が見渡せビデオ撮影やスケッチ、地図を広げ感激に浸った。 自然林の下でコバイケイソウの群落があちこちに見え始め、 前山へ出る直前には広々とした緩やかなスロープの明神平が現れた(スキー場跡の痕跡があった)。
そこで昼食12:10をとり、そこからデボして穂高明神岳へ向かった。 その頃より上空をヘリコプターが舞い遭難者に呼びかけていた。 明神岳(1432m)12:58は通過道の木に名札が掛けてあっただけだが雲水さんがしがみつかれると様になりました。 またリュックを背に歩き、辺り一面のコバイケイソウとカエデの原生林の立ち並ぶ景色を見渡し、 口々に「秋はどんなに綺麗やろね」「また来たいね」と言い合った。
あしび山荘より下りにかかる。渓谷歩きとなり見事な明神滝を眺め、小さな梯子もあり、卯の花の咲く道を下った。 下山口14:20、これより長い林道が辛かった。 が、途中女性陣は富子さんに教えてもらった山菜のみず、山吹を手に持ち帰った。やっと雲水車15:45に到着した。 温泉につかり稲美町P19:50着。天候に恵まれ、素晴らしい山行で皆様と全てに感謝いたしました。 参加者 CL雲水、SL公男、工さん、敏夫さん、富子さん、成子さん、美智子さん(計7名) |