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<トマ トの栽培について> |
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<支柱立て> 通常は主枝のみの1本仕立てとなりますので長めの支柱を使います。支柱の立て方は画 像2のように真っ直ぐ立て、両脇に杭を打って、横棒や横紐を使って支柱 が倒れないようにするやり方と画像3のように支柱の両脇につっかえ棒をするやり方があります。他にもありますが、小生がやりやすい方法を取っています。 画像1) ・このように苗の後ろ側に支柱を立て、風などで振り回されないように紐で8の字を描くようにして苗を軽く固定します。 ・主枝が大きくなるに従って果房をつける位置位に再び紐で主枝を順番に固定していきます。 ・枝は太くなってきますので時々縛り過ぎていないか?確認して下さい。 ・花芽は通路側に向けると良いのですが、あとから少しねじって収穫し易い方向に向ける事も出来ます。 ・花芽の向きは支柱との間に果房が挟み込まないような位置にして下さい。 画像2) ・杭と横棒(横紐)を使って支柱を立てる。 画像3) ・つっかえ棒を使って支柱を立てる。 ![]() ![]() ![]() <ワキ芽欠き> 勢力の強いミニトマトやプチトマトはワキ芽を伸ばすことがありますが、通常1本仕立ての場合、余分な枝を伸ばしたくないので芽欠きを行いま す。芽欠きは鋏やナイフを使わずとも手で簡単に取れます。 画像1) ・右側の葉の付け根からワキ芽が伸びているので、 画像2) ・摘み取ります。これを挿し芽にしてトマトの苗数を増やすことも出来ます。 画像3) ・手で「ポロッ」て、言う感じで簡単に取れます。時々、皮がひっついて取れることもありますので注意して下さい。 ![]() ![]() ![]() <挿し木・芽> ワキ芽を取り忘れるとワキ枝となって主枝が分からなくなりますので注意が必要です。分からなくなったときはその先から伸びている枝の蕾の出来具合などを見 れば大体、主枝の検討がつきます。また取り忘れ て大きくなったワキ枝も挿し木にすることが出来ますので苗数を増やすことが出来ます。 画像1) ・取り忘れて大きくなったワキ枝です。 画像2) ・先ほどのワキ枝の下の葉っぱを取って斜めに植え付けます。その後、たっぷりと水を上げます。 ・暫くは元気がありませんが、やがて元気を取り戻して生長を始めます。 画像3) ・余談になりますが、斜めに植え付けることにより根元付近にある産毛が伸びて・・・やがて、しっかりした根が生えてきます。 ![]() ![]() ![]() <摘葉> 果房が大きくなり、やがて下の段から収穫が始まります。収穫した果房の下にある葉っぱは、養分を送る役目が無くなりますので取り去ります。このようにする ことにより光や風通しが 良くなり ます。 画像1) ・下から順番に収穫した後、それより下の葉っぱを取り去っていきます。 ![]() <摘心> 勢力が強いトマトはどんどん生長します。摘心は最後の収穫予定の花房の上の2〜3枚の葉を残して、その先を摘み取ります。画像3は最後の収穫用の花房で はあ りませんが、あまり伸びすぎたので摘心(ピンチ)しました。枝を捻って伸ばす「捻枝」と言うやり方がありますが、専門的になりますのでここでは割愛しま す。 画像1) ・ちょっと多すぎる段数(6〜7)ですが、このような状態で主枝が伸び、各段に果房が出来ます。 画像2) ・勢力の強いトマトは1m80cmの支柱を飛び越えて生長します。 画像3) ・主枝の先を摘心します。(収穫出来るまでの期間があります。そのため、あまり伸ばしても意味が無い場合が出てきます) ![]() ![]() ![]() |
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