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J03 金物類の積算 (参考) y-326
 
1)鋼材加工のみの場合
金物類積算金額=
 K×(Ks+1.5×Rh)
K (鋼材重量)
 Ks(鋼材単価)
Rh(労務費単価)
 
2)鋼材加工および現場取り付けまで 
   含む場合
金物類積算金額=
K×(Ks+2.5×Rh) 
K:鋼材重量(Kg)
 Ks:鋼材単価(円/Kg)
Rh:労務費単価(円/工量)
 
 1人工=20000円
 Rh=200
 
加工工量 1.5(工量/Kg) 
取り付け工量 1.0(工量 /Kg)
 
注)労務費単価は地域により異なる
為施工地域の労務費単価を用いる
溶接材は別途とし鋼材費の30% 
程度を計上する塗装費は別途とする 
 
塗装費の簡略計算式(参考) 
電気工事で使用する形鋼の表面積 
 は平均し 0.05(㎡/Kg)とする
L-40×40×5  0.054 (㎡/Kg)
L-50×50×6  0.045(㎡/Kg)
 
塗装工量(2回塗り)=17(工量/㎡) 
よって
 
労務費=
鋼材重量×0.05×17×労務費単価
一般に塗装費に占める材料費の
比率は10~15% である。  
したがって
 
塗装費=
鋼材重量Kg×労務費単価(円/工量)
 
(参考) 
アングル2本(約50Kg)を使用し
架台作成現場取付け塗装に
必要な見積もりは

鋼材加工現地取付費 
 =50kg×(600円/kg +2.5×200)
    =55000円 
溶接材費=鋼材費×0.3     
 50Kg×600円×0.3(30%)
=9000円 
塗装費=鋼材重量×労務費   
 50Kg×200(労務費単価)
 =10000円

55000+9000+10000=74000 
鋼材加工取付+溶接材料+塗装費
 =(鋼材積算金額)