globe公式HPより 7/9に開催を予定しておりましたglobeの東京ドーム公演は 、昨今のイラク戦争を受けての韓国ライブ中止や、加えてSARSなどの社会情勢の影響から、中国を含むアジア全域での活動を予定していた当初のコンセプトが大きく影響を受けていることや、人や物の搬送など、海外に制作拠点を移しているglobeにとってライブ準備に重大な影響が出ているなど、今後においてもそうした事情の改善確保が不確かな情勢下、やむなく開催を中止する運びとなりました。 このライブを楽しみにしていらしたファンの皆様には誠に申し訳ありませんでした。ここに深くお詫びします 7月9日の東京ドーム公演を心待ちにしていたファンの皆さん。今回のことは本当に申し訳有りませんでした。私を始めメンバー各員も心待ちにしていた今年最大のイベントであっただけに非常に残念です。 今回中止に至ったのは、もともと中国を含むアジアでの活動展開を中心に考えていた新生globeの当初のコンセプトが先のイラク戦争による韓国でのライブ中止や、SARSなどによりその予定が大きく変わらざるを得ない事態に陥り、合わせてアジア各国の皆さんに東京に来ていただいてglobeを介して交流を持って頂くことが難しくなってしまっていることが主な理由です。 さらに今年に入ってからYOSHIKIのロサンゼルスはもちろん、他のメンバーもハワイを中心とした海外に制作の現場を移しており、上記の戦争やSARS等の影響による異国間での作業の難しさを痛感している現実もあります。物理的に満足なライブの構築が難しくなってきたと言わざるを得ないところまできてしまいました。 新生globe初のライブは皆さんに胸をはって見せられる、そして何よりも我々自身が納得のできる形のライブにしなければなりません。確かに「ライブを行う」という行為は可能かもしれません。しかし、今の現状ではそれは満足のいくものにはなり得ないのです。メンバー総意のもと、こうした苦汁の選択に至りました。 皆さんには本当に申し訳ないことをいたしました。改めて心からお詫びをすると共に、今後の活動をもって皆さんのご期待に添えるようがんばっていきます |
サンスポ 小室哲哉(44)率いる4人組ユニット、globeが1日、7月9日に予定していた東京ドーム公演を急きょ中止すると発表した。新型肺炎(SARS)の影響による公演中止は国内初で、中国などアジア各国のファンの来日が困難になっている状況に配慮したと説明。小室は4月の韓国ライブも対イラク戦争のため中止しており、“世界情勢”のダブルパンチを食らった形だ。 小室は1日、マスコミ各社にファクスを送り、「SARSなどによりアジア各国の皆さんに東京に来て頂いて、globeを介して交流を持って頂くことが難しくなった」と中止の理由を説明。「物理的に満足なライブの構築が難しくなってきた」という言葉には、小室流の“完璧主義”が見え隠れする。 東京ドーム公演はglobeにとって、今年最大のイベントと位置づけてきただけにショックは大きい。中止という苦渋の選択は、メンバーの総意で決めたという。 YOSHIKIの電撃加入、そして昨年11月の小室とKEIKO(30)の結婚など、明るいニュースが相次ぎパワーアップしたはずのglobe。しかし、YOSHIKI加入発表時にぶち上げたアジアツアー計画は、いまだ実現に至らず。小室自身が企画した、日韓歌手が参加して4月16日にソウルで開催予定だったチャリティーコンサートも、戦争により中止を余儀なくされるなど、「アジアでの活動展開」自体が足踏み状態にある その一方で、3月26日発売の新曲「get it on now feat.KEIKO」は、オリコンシングルチャートで最高35位とパッとせず、「人気に陰りを見せている」との声も。 今回の東京ドーム公演まで中止となり、にわかに暗雲立ち込めてきたglobe。この状況を打破する小室の次の一手が注目される。 ★HP上でお詫び 今回の東京ドーム公演の中止決定は、一般向けチケット発売(今月25日)の前だったが、3月26日にリリースしたアルバム購入者向けの先行チケット販売は始まっていた。2日に新聞紙上やHP上で、正式にお詫びの告知を行う予定にしています |