REPORT 8

2014.07.07 Toshl・CONCERT PRAY FOR THE STARS   ヤマハホール  papa

YAMAHAホールか、YAMANOホールか、会場もいい加減な認識でライブに出かける訳で、それまで別の世界にいるとこういう間違いに見舞われる。銀座にYAMANO楽器ははあるがYAMANOホールはありません、念のため。4月のToshIライブは所要で行けず、やっと来れた。5時前YAMAHAホールへ行く。3階CD売り場の椅子で休憩後、5時よりホール会場(7〜9階)への立ち入り可能とのことで、7階へ。エレベーター降りると、チケットの確認と録音機器の検査があった。済むと花束が二つその先に置かれていた。「御祝 ToshI様 すみれ組友の会より」「Congratulations! PRAY FOR THE STARS」の名札。パンフ購入者に握手券がある為、9階に徒歩で階段を上がり、パンフ購入。公式グッズもその並びで販売されている。購入が済むと7階に降り、開場待ち。5時半に開場がなされ、指定席なので各自入場、指定席につく。緩やかなすり鉢状の客席。ステージは見下ろす底面にある。左右5席があって、通路を挟んで中に9席、1列19席。ステージからA→Fで横の中通路、Gから後ろへシートが続く。高い天井、化粧板の側壁、音響効果も優秀なホールの様相。2階席もある。ステージには中央にピアノ、左にバス、パーカッションと、右、バイオリンとチェロ、キーボードの構成。入った時には会場内にToshIの歌声が静かに流れていたが、50分ごろには止み、静かな観客の話声だけになった。注意事項が何回も放送され、特に録音録画には、発見時消去とコンサート中止の事態もあるとの注意。開演(18:30)5分前には、ピアノや各所楽器の楽譜台に小さな照明が点灯、薄暗い中に冴えた光を放つ。ステージ右端でカメラのスタッフが調整している。G-4の自席からステージ左端は、大きなスピーカーでよく見えないが、左側もカメラがありそう。40分、ピアノ楽譜とペットボトル、ステージ最前へ小さな楽譜台 をもった2人のスタッフが出てくる。同時に会場内、鐘の音(教会のような)、「本日は、ToshIコンサート・・・」と注意事項。アナウンス後は、まさに静寂の時間、1分ぐらいして緊張が切れいっぺんに笑い声や話し声が上がった。そして消灯、ステージ周りには星空の風景、楽団員も入場、七夕の夜の演出。43分ToshI左手より登場、拍手と歓声。
登場後すぐに歌う姿勢に入った。夜空の風景に合わせて『星空のネプチューン』が始まった。始まると星空が回り始めた。透明感のある歌声に音響がよい。右手を泳がせながらリズムも取り、胸に置き、その手を上に掲げるランダムな繰り返しで進んで行く。終わって一礼。続いて太鼓が三回鼓音を打つ。夕焼けの風景。『?』。「フレーバー・・・」と歌詞は始まる。終わって礼。MC「皆さん、こんばんわ。えー、そうですね、客席が近く感じますね。こんなに近い感じで、織り姫様に出会えて、彦ToshIはうれしいです。これでよろしいでしょうか。コンサート行なうこと楽しみにしてまして、皆さんようこそ。久しぶりに来ていただいたので…。次の曲は昔の曲で、皆さんが若かりし頃、中学生、高校生か、大学生かの頃の曲です。久しぶりに楽しく『花、命ちの・・』。軽音楽のいい感じの伴奏。途中、手拍子を皆に促す。終わって、ピアノと目線を合わせて合図、4曲目始まる。明るい照明。天井のスポット照明もつく。『・・・いくつもの偶然がかさなり・・抱きしめるオーマイ フレンド』。MC「懐かしい曲を歌いました。今日はこういう音楽ホールで、久しぶりのコンサート。こういう本格的な楽器チームとやれてとてもうれしいです。メンバー紹介したいと思います。来年50年のお父さんから見れば、息子のような人。ピアノ…とし・・(名前ききもらした)。パーカッション田村たかや。ベース、コントラバスともいうんです、吉田せいや。たかや、せいや、俺なんか利三だし。チェロ内田よしひろです。よっちゃん、よっちゃんでございます。しかもよく似た字。にんべんに土、土と書きます。バイオリン吉田あつきさん。三字がいい。4字としみつ。タタタター、タタタタ−(字余り的な雰囲気を言っている)。キー三浦ゆうき君、としみつ!。だんだんやる気なくしてしまう。このメンバーでやりたいと思います。次はですね(後ろ振り向き)、楽譜戻してもいいですか。最近物忘れがひどく」と言いつつ、うつむきで戻し始めて、スタッフとびだして来る。うつむき、頭に両手を軽く添えながら「ズラ、落ちないかと」「前にリクエスト頼んだの、ひどいもんですよ。その中から、皆さんに好評だったもの、やります」『ニューヨーク・ステート・マインド』。皆さんが生まれる前の曲です」。楽しそうに歌う。左右を見て、ジェスチャーも大きく、威勢よく歌っている感じ。終わって掛け声。MC「一生懸命歌っているのに、かっこいい、よかったなと。2階大丈夫。話しかけないでくれる、友達じゃないんだから。次の曲は」と言って、「ちょっと水を」とマイクをピアノの人に渡す。話すよう促す。もじもじしている。ToshIは、飲み口が見えないよう手で隠して、上品に飲んでる。少し飲んで「失礼しました。じゃーやりますか」。ピアノの人は結局話さず。
曲の説明を始め、「次の曲『フライ・ミー・・・』は、シャ、シャ、シャと・・・」と歌のリズムを説明、客席から“頑張れー”の掛け声。「“頑張れー”とはよくないぞ。“共に頑張ろう” という掛け声でないと。この曲、のりがあります。皆さん、乗って下さい」。さらにシャ・・というのは、後ろからと言って、リズムを教えて「そのノリで。皆さんが生まれる前の曲。じゃ、やって見よう。『フライ・ミー・トゥー・・』」。拍子を打つ、リズムのいい曲が始まった。ニコニコして終わって「どうだった?」。客席の反応見て、「以外によかったんだ。ここの会場は、咳したり、鼻すすったりしてもよく聞こえるので、気を付けてください」。「次は『ネラ・ファンタジア』で、ミッシェルという映画のテーマソングです。では、イタリア語で(拍手)。イタリア語で(手を耳に)。感情的になったかもしれません。では、イタリア語で(拍手)歌ってみたいと思います」。堂々と歌う。カンツォーネかオペラ歌手が歌うように。終わって大拍手。「はい、ノラ・ファンタジア、イタリア語でした。じゃ、ここで休憩タイム、ここでインターミッションとるんですが、皆さんを休ませません。なのでここで、ToshIコンサート恒例の、じゃー持ってきてください」とスタッフに合図。スタッフ小さな紙袋下げて出てくる。「皆さん、椅子なのに、僕も椅子くれる」と要望。「じゃ、引くよ。引いてもいないのに話し掛けないでくれる。S-16! いる?」。そして景品のグッズの説明に入る。「これがこないだね。YOSHIKIのコンサートで、サンフランシスコのシンフォニーの物販にわざわざ並んで、こっちで(右)YOSHIKIのグッズ、こっちで(左)サンフランシスコのフィルハーモニーのグッズ、買ってきましたよヒルモア・ストリート・・・」「2階です。後ほどスタッフが」。「僕にまだ椅子来ないの?」。その後E-2、H-9(商品ブックマーク「本、読んでください」と渡した)、A-16.。次がジャンケンで勝ち残りの人が商品頂ける場面になり、いらない人は二階の最前真ん中の人みたいに座ってていいよの話。「前にジャンケンで勝敗決めたとき、最後まで残った人が、2階の人で、ロート製薬の社長さんが残ってしまって…」で、今回座っている。2回目、3回目とジャンケンするうち、2階席全滅となり「ざまーみろ」と面白く言った。「4回目、これで決めて。疲れたから」(この時点19時47分。時間見る間もなく、流よくここまで来た)。景品は「僕のサングラスです」と言いながら、最近足首捻挫して、動作がぎこちない話や梅雨時になると・・の話があって、景品取りに来た人に「グラサン、かけたい?じゃ、ウルトラセブンと言って」と言わせて、サングラスをかけてあげる。よく似合っていた。「海外に行っても、みんなのこと思ってるよ、みんなのために」。雰囲気を変えて警視庁の話となり、『ここに生きる』の歌に入る心構え、敬礼の練習、前へならえの練習となった。さらに「途中行進あるんですが、僕、ねん挫でできません。行進、右旋回で回って下さい」。パーカッッションの太鼓で行進の練習。歌が始まり、途中行進、最後敬礼で終わる。「ここは、音楽ホールです。クラシカルに楽しんでください」。「次、新曲です。ロート製薬で使って頂いてます。社長に来て頂いてますが、レコーディングも参加して頂いて、最後、ら・ら・らーは、社長さんです。ここに50年生きた方、居ないと思いますが、50年生きた方に捧げる曲『未来をEYEしてる』」。故郷を懐かしむ、故郷を思いかえす歌のようだ。手拍子を促し、楽しく歌う。ら・ら・らーでは、会場へマイクを差し向ける。3〜4回そんな場面があった。歌い終わって「ありがとう」で手を振る(この時点20時07分)。「はい、よくできました。じゃ、頑張ったみんなに、XJAPANの曲」。ToshI!の掛け声多数。「ここから急に変わらないように。『Crucify  My  Love』」。感情豊かに、心にしみる歌唱。終わって「次の曲で、最後です。本日は皆さん、ありがとうございました。こういう風に、またコンサートができるようになって、なんというか、うれしい気持ちでいっぱいです。今度は、8月に、ロックです。楽しみにしてて下さい。8月は、バンドメンバーが、けっこう日本を代表するビジュアル系の人で、これスギゾーが、杉様がメンバーをチェックアップしてくれました。今日の最後に『Tears』」。生歌は、心の感情を揺さぶり、聞き入った。ボリュームある伴奏も、素晴らしかった。「どうもありがとう」で一礼。楽団への感謝を促す手を掲げ、楽団を見送ったのち、最後に自分がステージを去り、袖で一礼して去った。大きな拍手が、次第にリズムを形ずくって手拍子となり、アンコールとなった(20時24分)。

 2分ぐらいしてステージに登場、黙ってピアノに座る。「では、アンコールを。『ENDLESS RAIN』」。ToshIのピアノ演奏によるENDLESS RAINは初めてではないのか。ミラーボールも途中から回転、無伴奏の中の会場のコーラスも再現され、コンサートの締めの雰囲気が最高潮になった。終わって「エンドレス レインという曲、聞いていただきました。新曲でした。本当に長い間、歌を歌ってきました。人生、うまく…。重大発表がございます。この1年間、本書いていまして、タイトルは“洗脳”です。今日、初めて発表しますが、本日10時よりアマゾンで先行予約、一般発売は7月23日からです。僕の12年間のつらい日々というか(会場からざわめき)、笑いごとじゃない!。色んな意味で、この本、書かなくてはいけないと思い、けじめつけました。そんな時代を経て、みんなの応援があって、2人いられること幸せな、皆さんのお蔭です。本当にありがとうございました。では、最後に、その思いが詰まった曲、歌いたいと思います。『雨音』」。ピアノが静かに弾かれて、歌が乗ってゆく。声がすこし上ずって、出すのが苦しい様な、裏声になってるような、そんな感情の揺れ動きが歌声に出ているように感じたが、後半は正常に戻ったように聞こえた。赤坂ブリッツで聞いた時も、つらい心情ひしひし感じたが、ToshIの「ふたたびの生」(柳沢桂子の本のタイトルですが)の心情、“共に頑張ろう”のエールを送りたい。終わって、一人だけの伴奏者、バイオリンの人と握手、「ありがとうございました」と一礼、手を振り、笑顔でステージを去った(20時43分)。

 そのあと握手会が、7階のチケット確認所のところであった。会場アナウンスの指示により、2階席、1階席の順に指示があったが、関係なく立ち上がってホール後ろの扉へ連なった。すでに1列順に並びができて行った。7階までそのまま階段で降り、7階もその列が続いて、規制テープの通路に入り、つづら折れの通路の中を動いて、ToshIの面前で握手。握手中一言ぐらい言えるという流れで人の列は動き、そのまま別のエレベータ(荷物用)で1階に運ばれるという流れであった。9時過ぎには通りに出たように思う。今日は明るいToshIの印象が残った。


間違えた所も有ると思いますが、最後まで読んで頂きまして有難うございますm(__)m