REPORT 10

2014.09.30日  X JAPAN WORLD TOUR 2014 at YOKOHAMA ARENA    papa


29日深夜に新横浜付近に到着。大きなスタジアム外観が闇夜に浮かぶ。日産スタジアム。ここからほんの目と鼻の先、新幹線新横浜駅近接に横浜アリーナがある。距離数キロの差に4年間の空白があった。立直りつつあるXJAPANの4年間の道のりでもあり、長くて短い、近くて遠い、時間の流れであった。参戦者・映画館・お茶の間それぞれの観戦、どの場所も待ちに待ったライブ感に変わりはない。さらに世界を席巻するマジソン前の前哨戦。意気が上がるのは当然。今、久しぶりに幸福な時の中にいるように思う。
 6時40分会場到着、今回は相棒のやんごとなき事情により車いす参戦。自席近くまで車イス、そこから松葉杖の移動。スタッフの親切さには驚いた。2007年I.Vのプロモの事故の時の係員の対応とは雲泥の差。今回のライブがいかに充実した準備がなされたかの証左だろう。いろいろあったが満を持してのXJAPANの渾身のライブ、マジソンへ続く究極の栄光ライブ、幸福な時の伝説ともなり語り継がれるであろうライブを目に焼き付け、記憶に留めなければもったいない。横浜アリーナライブは2回目のX。前回もXとしては乗りに乗った全盛時代のライブだった。今回もマジソンへ続くライブ、全盛を彷彿とさせる時ではないのだろうか。メンバーもファンもみなぎったものを感じているはず。
 自席はセンター(通常はアリーナ)の外側、アリーナ(通常2階席)の最前。通常の呼称で言えばステージを正面に見る2階席最前。センター席は前下がりにステージに続いている。アリーナホールの空間は、解放感あり、圧倒する歓声を飲み込む容量に見えた。立ちあがる両スタンドの客席は、そびえる山腹の傾斜のように見え、渓谷のわずかに開けた山あいの空間にも似てる。ステージには青のとばりが降りている。地球の青の外には無限の宇宙、帳(とばり)の青は、無限に続くものを暗示してくれてるのだろうか、それならこのバンドの永遠なること無限なる事を願う。ステージ全体を覆う青の照明がほのかに照らす中心のドラムセット、右にクリスタルピアノ左に銅鑼、その壇上へのぼる階段の5本の横線。ステージ後方は、X文字をかたどったライトの文字列。大がかりなステージ構築はない。ステージ両側空中にはスクリーンが浮いている。「入場時にお受け取りになったリストバンドは お帰りの際に返却ボックスへお戻しください」の表示がされている。開演時間の7時になった時点で、リストバンドの説明が続いている。「まもなく開演致します」を最後にアナウンスされると会場から拍手が上がった。
 01分、Xの気合い入れが前方の方であり、ギターの試し調音のド太い音源がはじけた。Forever Loveのバックミュージックがアリーナ空間の薄スモークの中に鳴り響き、次第に開演の機運、その瞬間が押し寄せてる感が強くする。05分、ほぼ入場の席が埋まった。写真を撮る人、気合入れにXのペンライトを同調させる人、hide!の掛け声がかかっている。スタッフ腕章を巻いた黒スーツ姿の係員が、それぞれの持ち場に立ってきた。準備が着々と開演に向かっている。「hide!」の掛け声がそこかしこに上がり、Xのペンライトが、センター、アリーナ、左右スタンドで呼応するように揺れている。10分、アメジストがバックミュージックにかかり始めた。いよいよかもしれない。スモークの中、天井の黄色味を帯びた照明、ステージの青、ペンライトのオレンジ、いい待ち時間、アメジストが一際音量を上げると拍手が起こり、Xの気合い呼応するペンライトが上下に搖動する。なんとも緊張の、始まる前の一瞬に立っているという感じ。13分、原因がわからないが拍手が起こり、「hide !」の掛け声が会場全体に波及して、全体的な動きになって、また静かになった。向こうで「hide!」、こっちで「X!」、そして16分消灯、会場一斉に起立。ステージには煙の煙幕、ステージ天井からは強い白い照明が光り、バックミュージックの音量が増大、両手X交差のポーズでメンバーの登場を待つ。19分ひときわ歓声が上がり、ドラムにスポットライトが照射され、YOSHIKI登場、ドラムシートに立ち上がり静かなポーズで会場に向き合った。20分女性アナウンスが始まり、XJAPAN! JAPAN!JAPAN!・・・の連呼。一瞬の間合いを置いて『JADE』の強烈なドラムが炸裂。ステージには火炎の火達磨が立ち上っては消え、過激な始まりを演出。Toshlのボーカルが滑り込んできた。心地よい音質、脳裡の音響にはまってゆく。ベースの低い響きが流れ、振り出すペンライトのエールがステージめがけて投げられる。Toshlのボーカルが圧倒的な音量で会場に突き刺さってゆく。ステージ後方全体がスクリーンに化体して、爆発映像が映し出され、10本の光線が左右へ立ち上がる。間奏では、PATAのパフォーマンス、sugi zoのギターテク。YOSHIKIがペットを飲み、会場へ投げ入れる。一瞬、ドラムとボーカルが止み、会場のコーラスを誘導、すぐ演奏がつながった。ステージ照明が華やかに動いて、白い照明の満杯の中、火炎が立ち上がり、ストロボ光線乱発の中、1曲目が終了。Toshl「会いたかったぜー!遂にXJAPANが帰って来たぜー!今夜は思いっきり、気合入れて行けー!」で、リストバンドが点滅光る。
 『JADE』の音源を初めて聞いたのは、鈴鹿サーキットのスタンドだったように思う。聞きなれないリズム、フェイントのかかったような流れ、ちょっと斬新なリズム感であった(個人的感想)。29分、続いて『Rusty Nail』の、ど迫力しょっぱな音源が音速を超えた衝撃音で始まった。激しい動的乱舞の会場の狂気は、さらに加速していく。Toshlの声が矢じりとなって飛んでくる、会場のシートが震度をもって揺れている(相棒立てないので私も着座で振動体感)、レーザービームが後方へ放たれる、ステージ後方ワイドスクリーンには、万華鏡の対称性を持った映像が繰り広げられ、生まれては消える不可思議な図形の妙技。間奏ではレーザービームが八方へ乱射飛び出し、会場ペンライトがステージめがけてリズムを取った波動となって押し寄せてゆく。ギターのテクニカルプレイ、ドラムの力強い劇音が、地響きのホールへと変容させ、破裂大音量で終わった。34分、一転薄暮となり、ピアノのソロが始まった。センタースクリーンと両空中スクリーンには、YOSHIKIの華麗なピアノ演奏の姿が映し出された。少しのセンテンスを弾いて、こっちを向いてニコリ!で聴衆の胸を炒り、Vサインを出してさらに炒り、そして始まったのが『Silent Jealousy』。昼間12時からのグッズ販売の折、販売会場へ誘導されて入ったのが12時数分前、東入場口から入って右折れして長い通路に差しかかった時、このサイレントジェラシーのイントロピアノが流れ出した。復活コンサートだったか、会場暗闇の開始の状態の中に、Toshlのアカペラの歌詞が歌われ始めてライブが始まったように、YOSHIKI自身も愛して止まないこの楽曲、ライブでは外せないキー楽曲となってるようだ。静かに始まって怒涛のように突き進んで行く、YOSHIKIもファンも、この乗り、愛して止まないものがある。ピアノの序章のイントロピアノが終わると、Toshlのボーカルがアカペラで入った。感情込めて歌詞を辿ると、涙腺の許容度を取りはがすように感情の熱いものがこみ上げてくる。感情たっぷりの歌詞が終わると、白煙と光線の過激演出が始まり、ドラムとギターのめくるめく大演奏が始まった。Toshlが口先へマイクを突出し、早口歌詞を繰り出してゆく。この歌う姿とその立ち姿、一連の流れはまぶたに焼き付いている。マイクを会場へ差出し、皆の合唱を呼び込む。すぐボーカルで引き取ってつなぎ、会場と一体で掛け合いを楽しむサイレントジェラシー。間奏はPATAの映像、YOSHIKIの躍動ドラムにToshlが回り込み、にこやかにツーショットかくれんぼ。交互交差の美顔が楽しい。Toshlを映しながらの会場見渡す映像、何かToshlの独り立ち姿がここにあり、自信の中に戻ってきた証明にも見えた。Sugi、PATA、heathが終章へかかり、そしてYOSHIKIのドラムがゆっくり間隔を取ってスローダウン、止を打って終わった。暗闇、大拍手。「すごい!」「はげしい!」が落電の瞬間に聞こえた周りの感想の一言である。Toshl「長い間、待たせたな、おい。相変わらず、すごい乗りしてるじゃないか。さすが運命共同体だ。では、かわいいお前たちに新曲を。この曲は、YOSHIKI作詞、作曲はSugizo、お前たち新しい曲だ」。
 新曲タイトルコールがあったが、よく聞き取れなかった(ネット情報では『Beneath the Skin』)。Sugizoのギターソロから始まり、静と動が織りなすビートの強い曲。ややフェイント気味な曲で乗りずらいが、演奏は力強い。スクリーンにはToshl、YOSHIKI、Sugizoが映し出されて行く。50分Toshlが曲名を再度言って終わる。PATAのギターソロが始まる。30〜40秒。そしてheathのベースソロ1分。再びPATAのギター30秒、heathのベース、2人の掛け合い、2人が近づいて、2人のセッションが始まる。向かい合って弾くうち、早いリズムで刻んで、ハイタッチ的なポーズで終わる。YOSHIKIのドラムが始まり、小刻みなリズム音『DRAIN』が始まった(55分)。YOSHIKIのドラムは休み、ToshlのボーカルとPATA、heathがステージ上にいる。ステージ後方ワイドスクリーンには、雑多な模様が動いてゆく。歌い終わる瞬間「にこっ」と笑顔がのぞいて終わる。暗闇、ステージ白い光線照明が立ち上がり、58分Sugizoのバイオリンが始まった。つるを大げさに振り回し、ポーズをとって次の演奏に入る。低音のバック音楽が低ボリームで流れる中、バイオリンの旋律がきしむように流れてゆく。会場は静止で聞き入る。バイオリン聖音を絞り出すように、精魂入れて弾いている。ステージ照明の、青系になった透明感のステージに、きらめく反射光に照る黒衣装とバイオリンの叫び、魂を揺さぶるようにも聞こえる。8時4分、照明が動いて、YOSHIKIのピアノが映り、『紅』のイントロが始まった。バイオリンとピアノの両イントロが流れ、YOSHIKIのピアノがイントロ止を弾き終わると、会場暗闇、オレンジ照明が光り、Toshlの「紅だー!」と発射音の衝撃、銀テープが表裏をきらめかせ長い帯をくねらせながら、客席におおい被るように舞い降りてくる。センター席前部の光景を、銀テープに食いつけない手持無沙汰でアリーナ後方最前から眺めている。激しい曲調をToshlがにこやかに歌っている。Toshlがステージ左右へ動いて、猛る曲調をあおってゆく。間奏ではToshlがYOSHIKIの背後に回り、リズムを取り、カメラに、にこやかにポーズ、「行くぞー!」で会場の気合いを喚起、マイクには入らないがYOSHIKIも歌って口元動かし、YOSHIKIの掛け声でドラムソロ。「紅に・・」から会場へボーカルを渡し、Toshlはカメラに向かってマイク差し出し合唱誘導、引き取り「紅に染まった・・・」を歌い、「もう二度とー戻れないーこの思いー  閉ざされた愛に向かいー  叫び続けるーー」、そして大音量、会場は興奮のるつぼに揺れている。その模様がスクリーンに流れ、紅の最後へと突っ走る。最後のポーズを作って終わる(12分)。
 会場暗転。興奮のかけ声とどよめき。青い照明が天井から降り、YOSHIKI、Toshlの2人がハンドマイクを持ってステージに。マイクを譲り合い(押し付け合い?)、YOSHIKIが仕方なし風に「元気? みんなは手に回すやつ もらった?」Toshl「以上」YOSHIKI「もう1曲新曲やる。さっきの曲は、Sugizoと昔作った。今からやる曲はSugizoと作った新曲で、新曲だから知らない、そんなことない?…練習してみようか」とピアノへ。ピアノにToshlが添って歌う。YOSHIKI「歌える?」と会場へ。Toshlが歌詞を言ってくれるが、もひとつわかりにくい。17分その曲が始まる。「アイ、アイ」と掛け声で囃し立て、強烈リズムが走ると歌詞がスクリーンに出てきた。乗りのいい曲。Toshlがステージでジェスチャー交えて歌詞に意を込め歌ってゆく。軽快な音楽にはつらつToshl。いい曲。20分終わって、SugizoのギターにYOSHIKIのピアノ、ビートの激しい曲、「アー、アー」の掛け声『Born To Be Free』。会場縦揺れの状態。レーザービームが乱舞する。Born To Be Freeの歌詞でタイミングを計り、火炎が交互に立ち上る。Born To Be Freeのゆっくりピアノ伴奏に、Toshlがピアノへ2人のセッション。YOSHIKIがドラムへ、激しい曲調に戻った。会場が揺れる中、ドラムが乱打されてゆっくり終息へ。ステージ白煙スモークに強烈照明、高い音がきしんで、ギターを外すSugiの映像、30分第一部が終わった。暗転。
 会場座った。1分ほどして掛け声始まる。ステージ天井照明がついて薄明り。スタンド左サイドステージ側からウエーブが始まる。右サイドステージ側に到着、すぐ反転、2往復のち、センター最前からウエーブが上がり、頭上を通過して後方へ。そうこうするうち、手拍子が始まりアンコール催促。ウエーブが押し寄せ、また手拍子。ついにウエーブが両サイドから始まり突き当たり交差して続いてゆく。休憩タイムの時間つぶし。35分暗転。低い音響が鳴り出す中、会場全体が「X! X!・・・」の大同団結。39分、YOSHIKIがバラを持って登場。右アリーナ2階へ投げ入れた。ステージをゆっくり歩いてピアノへ座り、会場へにこやかに顔向ける。目をつむり心を静止して、手を前で祈り組み、心の準備が整ったところでピアノ演奏が始まった(40分)。
 いろんな曲の自分の気に入ったセンテンスを演奏しているようだ。ステージ後方ワイドスクリーンには、一つのバラが花開き、たくさんの花弁が舞う映像、その映像にピアノの演奏姿が重なり映る。47分ピアノ乱弾き、ワイドスクリーンには暗雲が逆巻き渦巻く、ビームが飛ぶ。YOSHIKIはドラムへ。そのドラムを中心に光輝く光線が放射状に放たれ、リストバンドが点滅光り続けた。YOSHIKIのドラム前の静止がスクリーンに映し出され、会場全体のリストバンドが夜光虫を刺激したように点滅。点滅が終わると会場静寂、YOSHIKIのドラムソロが始まった。バック音楽はか細い低音が続く中、YOSHIKIのドラムが次第に激しくなって、一瞬の静止から連続連打へ入った。ドラムソロがスクリーンに大映しになり、リストバンド点滅、合唱が入ってくる。スケルトンドラムとスモークのかすみ、YOSHIKIの躍動、コンラッドのシルクスクリーンの絵と全くそっくりの情景。よく似ているなぁと瞬間を切り取った絵を思い出した。全力で激しく乱打して、天を仰いで口を開き休止、右手を連打しながら髪をかき揚げ…シンセを操作・・ピアノへ戻って「エリーゼのために」を素早く弾いて、ドラムへ戻り乱打してピアノへ、イントロ弾いて、ドラムへ素早く回したたき、ゆっくりリズムを落として、最後速攻のドラム、ビームの飛び会交い、最後爆発音、白煙、ドラムにうつぶせる(9時00分)。
一転、静の世界に「Forever Love」のToshlのアカペラボーカルが始まった。途中から演奏が入り、放心したように聞いていた自分に気付け薬の効果となって我に戻ってゆく。「Forever Love オー!」で会場にマイク向けると、会場も心血通い始めたように歌い始め、大音量からYOSHIKIのピアノ、Sugi、PATA、heathは階段に座って演奏、スクリーンにはXの在りし日のスナップが映し出される。初期のXのhideとの思い出が数秒コマの映像で送られてゆく。YOSHIKIのピアノの後ろへToshlが寄り添い、映像は解散ライブの、Toshlの背中越しにランウェイをそぞろ歩きで近づくYOSHIKIとの抱擁、ドームhideのYOSHIKI周りの乱舞、hide背負うYOSHIKI、Taijiとの日産再会、思い出を振り返るForever Loveになっている。映像5人飛び上がり、トレカ全枚の映像がスクリーン一面に格子の映像で出現。9分、YOSHIKIのピアノが『I.V.』の伴奏を始め、「in the rain・・・」の歌詞を歌い、Toshlが会場客席の中に入って、タッチ、ステージに戻り、会場見渡し晴れやかに笑う。YOSHIKIも「久しぶり、気合いれてけー、We are X !  We are X  !!」を叫び上げるとスクリーンには「We are X」の文字が現れ、身震い。Toshlがドラムに座り、ドラム遊びたたき、YOSHIKIはペット投げ入れ「We are X」を4回ほど雄叫び、ToshlのドラムとYOSHIKIの「We are・・」が連動している。YOSHIKI何事か言って「We are X !」を6〜7回叫び、Toshl「お前たち やる時はやれよ!」、YOSHIKIペット投げ込み、首コルセット巻いて、ドラム響かせ、本格演奏となった。重量的な伴奏が続いてゆく。会場ペンライトをステージへ送り、リストバンドが発光し続ける。終わるとYOSHIKIのペット投げ入れ、Toshlが「そろそろお前たちの出番だぞ! 今日は暴れん坊将軍で行けよ!お前たち]だましい 見せてくれー!!」で19分『X』が始まる。ステージ後方、特大X文字のライトモニュメントが点滅、Toshl会場へ入ってゆく。Xジャンプ!、怖いほど床が揺れる。ビーム乱舞、Sugi、PATA競演、ToshlがYOSHIKIの後ろへ回って、メンバー紹介、スクリーン会場のXジャンプ映し出し。叫び歌いのToshIが歌詞を終えるとにこやかな表情、特大Xモニュメントの点滅、YOSHIKIのドラムスローダウン、Toshlの「We are X」「You are X」それぞれ3〜4回、最後YOSHIKI「We are X・・・・」20数回、前半Toshlドラム乱打、後半YOSHIKI銅鑼たたく。最後ピアノに腰かけ、「We are X」5〜6回叫び、Toshlドラム乱打、入れ替わりToshlの「We are X」4〜5回目で ドラム止。Toshl「さよなら」。追加最後のXフィナーレへ入って光乱舞、ドラム乱打の中、Toshl「お前ら 最高だ!」でVサインで終わる。9時29分。YOSHIKIのステック投げ入れ、Toshlのペット投げ入れ。二部終了。
 39分、YOSHIKIのピアノが始まり、ステージ明るくなり、弾いてるピアノからにこっと微笑えんだ所へToshl
入ってくる。少しの曲を弾いてYOSHIKIマイクを持ってメンバーにインタビュー。Y「どうでうか 久しぶり 日本のコンサートは」T「やっぱり 楽しいですね」Y「スギゾーはどう 久しぶりのXのコンサートは」S「やせるばかりですね」Y「どうですか 久しぶりのコンサートは」P「…」Y「ヒース どうですか Xのコンサートは」h「いい感じに仕上がっていますね」Y「相変わらず みんなバラバラだよ。どうですか 久しぶりのこういう場は」T「どうです YOSHIKIさん こういう場は」Y「知り合って40年ですね」T「正確には45年だ」Y「年齢 Xだけど」Y「みんなも知ってるとおり Xというバンドはいろんなことたくさんあって・・(で、声詰まる。少しの間をおいて、やや涙声)・・本当にいろんなことあったけど 今こうして この場にいられることが 何より幸せだと思っています。いつも俺たちはわがままで 好き勝手で だけど みんながいつもいてくれるから この場に戻ってこれるんだと思います。Toshlも 自分も PATA  heath   Sugi   hide  Taijiも 今までいろんな思い持ってステージに上がってきたと思います。自分たちの思いをこの曲で みんなと歌いたいと思います。みんなも一緒に歌ってくれたらうれしいです」T「みんな ほんとにありがとう!!」と叫んで『Endless Rain』始まる(47分)。会場最初から大コーラスが始まり、Toshlも歌い出していたが、感極まり、うつむき、手を口にあてて口をもごもごしている。感情がこみ上げ歌えない。首をたれ、ピアノに手をつき、じっと見つめ、そして歌い始めようとしたが、声にならず、やめて歯を食いしばっている。泣き顔でもある。やっとLet me
から歌い始めた。しゃくりを上げる様でもあり、口のひきしめを繰り返している。最後を歌い始めたが、多くを歌えず、YOSHIKI打ち切るように曲を閉め、Toshlの「エンドレス レインー」で終わった(55分)。
 暗転。Sugiのバイオリンが鳴り、スポットが当たる。15〜20秒の演奏で終わり、『Art Of Life』のピアノが鳴り出した(会場音響で)。会場は暗いまま。57分ステージが明るくなり、YOSHIKIピアノへ。アートオブのバックミュージックにピアノを重ねてゆく。10時3分終わってドラムへ。Toshlが歌詞を歌ってゆく。07分演奏終わって、YOSHIKI倒れこむ。ForeverLoveの会場音楽がかかり、Toshlの歌声も会場に流れる。YOSHIKIは階段に座っているそこへ、Toshlがペット水ふりかけ。heath、Toshl、YOSHIKI会場へペット投げ入れ。ステージ中央へメンバーが集まり、万歳ジャンプ(10時11分)。手を上げ、メンバー去り、すぐ登場Sugi携帯写真。Toshlは動画撮影のよう。YOSHIKlはバラもって走り、投げ入れ。メンバーそれぞれの最後を楽しんでいる。ステージ中央5人そろって、客席へX交差のポーズを要請、客席バックに5人記念撮影(16分)。手を振り、メンバー下がり、YOSHIKIは「We are X」を叫び、大きく礼をしたが、YOSHIKIの背中にToshlが乗り込み、数回転、Toshlが「We are X」2回ほど叫んで本日のステージは幕となった。10時19分。(完)
  
 
 


間違えた所も有ると思いますが、最後まで読んで頂きまして有難うございますm(__)m