REPORT 2
2007・08・05 roseさん目黒ライブステーション papa
当HPによく顔を出してくれるroseさんの東京初ライブが目黒ライブステーションであった。かねてよりライブをやる時は参戦すると言っていたので、ワクワクしながら行った。顔も知らない、会った事もない、というお互いが、どこで認識し合うのかその辺がおもしろいところだが、事前には一切情報与えず、向こうはステージ、こっちは客席から初対面となった。こっちはステージの演奏者の紹介があってすぐroseさんを認識、さてroseさんはいつわかったかな。そのroseさん、なんとなんと横顔がそっくりだったのである。誰に??って、聞くまでもないでしょ、Yから始まる人ですよ
目黒ライブステーションには1時45分に行った。いつものライブ時間とは違う。それで来れた訳で、6時までしか当方も時間がなく、すぐに大阪に帰らなければいけない。あまり人のいないライブステーションのB1に行き、予約チケットの購入となった。パンフなど頂き、中に入る。いつもと様子が違う。ステージ前には4脚3段プラス3脚のパイプイスが置かれ、中央通り道を挟んで向こうにも同様のパイプイス合計30脚がフロアの前1/3を占め、空間があって後ろには立ち見の人(今日の出演者らしい)か、これまた15〜20人がワイワイ後ろの1/3で話している。スタンディングしか頭になかったので、椅子はあり難く、2列目に座ったが、お客らしき人が最前に3人、で最前端の空き椅子に移り直す。相棒さんは向こうの椅子へ。ステージにはドラムやシンセ、ギター・ベースがセットされた状態で置かれている。
今回のこのライブは「いつでも誰でも主役になれる〜Super
Live&
Session〜」が一部、6時から2部のライブがある。一部のSessionは、バンドを形成していないフリーの楽器演奏者が、ロック曲でそれぞれのパーツを演奏してコピー演奏するという形。roseさんが出るIRON
MAIDEN、HELLOWEEN、STEPPEN
WOLF、XJAPAN、LOUDNESSの5曲についても、ギターはroseさん一人だったりもう一人のギターが入っていたり、ベースやドラムやVo.も曲によって入れ替わる。何人かが寄って好きなロック曲をそれぞれ演奏して満喫しようぜという企画らしい。スタート時刻の2時前、主催者の方が壇上に上がり「今回は7回目。出演者が今回多いので空いてる所に座ってもらって、大人の文化祭で、お客の人もステージに上がったりしておもしろくなると思います。セッション曲20曲、バンド4バンドです。アイドル系も大人の演歌チックなものもあり、無理ない程度に頑張ります。楽しむというか、長いですので息を抜いて楽しむということで、明日に差しさわりないよう・・・」という挨拶があって、1曲目のメンバーが入ってきた。1曲目IRON
MAIDEN『Prowler』から出演のroseさんは、ギター担当で出る事になってるが、ギターが2人出てきた。一人は明るい茶髪に黒パン、シースルー黒シャツといういかにもロッカーという出で立ち、もう一人は黄色のTシャツにジーパン、頭にキャプ逆ひさしのお兄さん。ロッカー風の茶髪さんは、その横顔がYOSHIKIの横顔とよく似てる。まさにフールズメイトの写真ポーズの顔とよく似てる。茶髪をかきあげる指の触り方が、その雰囲気をさらにかもし出す。どっちのギターがroseさんか、まだ不明。roseさんも客席に我々がいるかどうか、来てるとしてどの人がそれか(始るころでも椅子のお客は15人ぐらいだったと思う)まだ全然わからないはず。Vo.の主催者側の一人のAHO-WADAさんより、「今回7回目で早いです、丸々三年間・・・]という最初のMCが始まり、そのうちメンバー紹介があって、茶髪YOSHIKI似の人がroseさんと判明。他のメンバーさんが、ざっくばらんな普段着に対して、薄化粧とアイラインを引き、茶髪、シースルーにレザー黒パンで決めている格好から、今日はやる気満々でやってると思った。演奏が始った。少しポーズを決め、一人派手に曲にあわせてゆらいでいる。演奏姿ははじめて見る訳で、もう一人のギターさんがやや後ろ端の方にいるのに比べ、ボーカル位置の前まで出て動きのある演奏で、ステージの占領巾が広くなってる分、インパクトが伝わって来る。こっちにしてみれば、サミットで中央に並ぶ中曽根さんみたいな、大リーグの居並ぶ有名スターと肩を並べるイチローみたいな、なんか主役を張ってるroseさんを惚れ惚れと眺めていた。演奏は5分で終った。すぐにメンバーが入れ替わる。何組か進んでゆくうち、ホントに大人の文化祭or学芸会のような感じになってきた。それぞれのパーツの演奏者には「もーた」「けんぢょお」「さぶら」「おしょう」「mintちゃん][そるちー]とか言う名前もあって、曲のタイトルに比べ違和感が否めない。名前ばかりでなく、演奏スタイルも一言居士ありそうな名士で、自分の型というスタイルにこだわった演奏、おもしろいという楽しみが別に浮かんできた。「テツ」さんのギターは、御茶ノ水博士風のややオハゲ頭を揺らして、顔は斜め右ないし右へしゃくる素振りで流し目をうつし、見てると味わいがある。「mintちゃん」は、京都から来られた50過ぎの男性で、ドラムをやって、ベースをやって、シンセをやってというオールマイティーのエンタティナー。roseさんは5曲目HELLOWEEN『Eagle Fly Free』、9曲目STEPPEN
WOLF『Born To Be Wild』、そして10曲目XJAPAN『Silent
Jealousy』では、今まで弾いていた黒のバラをステッカーしたギターから別のギターに換えて熱演、間奏ではroseさんが前に出て弾き、勢いVo.の後ろに回りこむときにコードをひっ掛け、別のギターの人の音が出なくなったようだった。もう一人のギターの人は、そのギターを自作したギターで臨んでいて、彼なりの思い入れのXJAPAN演奏だったかも知れないが、アクシデントでその後の演奏には戻れなかった。15曲目LOUDNESS『Crazy
Doctor』ではroseさんのソロの部分も在り、ベースとの並びセッションもあって、彼なりに楽しんでいるようだった。4時44分で彼の演奏曲は全て終った。すぐに立って、楽屋に声かけて、彼と話した。初対面の話は、その印象とか頑張ってとかの紋きりの話になったが、いつの間にやら応援せずにはいられないミュージシャンの一人ですので、東京での今後の活動、期待したいと思います。彼はいつ我々を認識したのか、聞くのを忘れていた。
間違えた所もたくさん有ると思いますが、最後まで読んで頂いて有難うございますm(__)m