REPORT 1
2006・01・27 『Dead Or Alive』ROSE(Violent Blood JAPAN) papa
3ヶ月前の去年10月下旬、このHPにカキコミをよくしてくれるROSEさんのCDが送られてきた。発売は、10月始めごろだったが予約特典のピックが間に合わず、少し遅れての到着となった。
発売の相当前から予約したが、CD完成までの多難な出来事には言葉もない。仕事のことや家族の病気など、その重圧に自分の体調もままならないと言う状況の中で、この作品がやっと生まれてきた。それを思うと何か見過ごすわけにも行かず、ずっと宿題のような思いがあって、ようやくその宿題に取り掛かれる時が来たものの、CDを語る音楽センスのない者にはこれはとても難しい宿題になろうとしている。大変な状況の中での苦労を思うと、何か素人なりのコメントを一言、報いなければ申し訳ないように感じてしまう。
いつかROSEさんのHPのデモ音源を聞かせていただいた。とても過激な音量とスピード感があった。そういう驚きは一度インプットされるとROSEさんの創る音楽を、その音楽をベースにさらに展開された状況へ想像をふくらませてゆく。封を開いて聞いた最初の印象は、その想像と少し違った。CDをよく見ると全11曲中ROSEさんのViolent
Blood
JAPAN関係は7曲で、その間に「まーかー」「あず♪」「ゆう」と言うグループの作品が配置されている。11曲全てボーカルなしの音源。過激なロック系とはまた趣をことにする作品もありますが、独断的主観でいうならAGambler
of
highwayとG
DreamFantasyがよかった。どんな音楽性がいいのかは全く個人のフィーリングになりますが、自分はライブでの印象から、激しく体を躍らせるリズム感にそのバンドの勢いというもの感じる。見ている観客の一人としては、何かしでかす威勢のいいバンドが面白い。全く関係のないバンドと客との接点は、客を動かす勢いと客から見るバンドのやる気熱気というところか。観衆に何かの興味を持ってもらはなければ、その音楽は届かず矢は折れ落下してしまう。接点のない客のハートを射る、心を動かすその衝撃波をいかに打ち出すか。イムプレッション、印象にまず残るもの。記憶術で言う「驚き」とか「ありえないこと」とか「びっくり」・「衝撃」・「すごいこと」と感じるものを残せれば、興味を抱いてくれるんじゃないかと思う。その興味が起これば少し真剣に聞いてくれるはずで、そこに接点が生まれるんじゃないかと考える。その接点までがなかなか到達できない。でもROSEさんの作品には一番最初の印象がそうであるように、人の心を動かすを力が内臓されているように思う。大変な状況の中で、これだけの作品を仕上げられたことも少しびっくりのうち。すでに接点ができ興味をもって次の作品、さらには初ライブ期待してますので(どこであろうと行くつもり)、困難にめげず強引に前進を。そう音楽のGamblerシリーズ頼みます。的外れのコメント、宿題は再提出かな。
間違えた所もたくさん有ると思いますが、最後まで読んで頂いて有難うございますm(__)m