REPORT  3

2004・6・8  GELLONIMO 大阪北堀江 club vijon    papa

3月、たまたま飲みに行った新宿のお店が、GELLONIMO雅(Miyabi)さんのお店だった。それまでは、何の面識も、関係もなかった。今度新しいバンドで4月にはCD発売し、ライブをやってゆくと言う話を聞いているうちに、まじめな方だなぁと言う印象を受けた。これも何かのめぐり合わせ、ご縁が出来たということかも知れないと感じ、微力ながら応援しようと思った。新バンド結成後、初めての地方公演となる8日の北堀江クラブビジョン。出演の時間に見当をつけ7時前、会場横の駐車場に入れた。北堀江は初めてだったが、南堀江のknaveには去年Ra:INのライブで何回も来ていた。駐車場が心配だったが、あたりはTimesの24パーキングがたくさんあって、会場お隣のTimesに入れた。
 クラブビジョンのあるビルは、ごく最近完成したコンクリート打ちっぱなしの新築ビルで、真新しい装いであった。やや長い地下1階への階段を降りると、左折れすぐ受付。2人のお兄さんが、愛想よく応対。電話予約なので、名前を告げて切符を頂く。金属性のしゃれた扉を開くと、長いカウンターがあって、ライブのドリンクとお目当てのバンド待ちの若い人でやや混雑していた。細長いカウンター横の通路を奥に進むと、さらに防音扉があってそこがライブ場。5〜6段の階段を降りた平面がフロアで、ステージはその6〜7m先に、階段をおりる前の高さである感じだった。よってステージは、胸から首高の位置にあって、フロアからはバンドはよく見える。キャパ200ぐらいか、中にいる人はほとんど若い女性ばかり。そこにやや昔の人間が入ってきたので、あれっと思われたかもしれない。薄暗く、まともな衝撃は緩和されてたと思うが、気後れを建て直し平静と無視を決め込んだ。
 壁際の空き部分に落ち着いたが、そこはステージ楽屋への出入り通路。ステージを掃けた機材の搬出通路。そうでなくともかしこまっていたのに、人や機材が通るたびにさらに身を縮めた。今日の出演は9バンドあって、入ったときはちょうど6バンドが終った時。7バンド目も東京から来たバンドらしかった。ステージ前では、演奏に合わせてダイナミックに体を躍らせる2人3人組みへドハン、最近鹿鳴館で見たが、大阪でも同じ勢いで体を振り回してるダイナミックな踊りは、バンドの勢いを感じた。8時23分、幕が開いたまま、ジェロニモのテーマソングが無人のステージに鳴り響いた。30秒ぐらいして、ドラム荒姫が右より飛び出してくる。鹿鳴館での2回のライブでは、炭酸ガスを撒き散らしながら、後ろから暴れ入場のドラムであったが、今日の演出の違いは、その後の火吹きもなかったことを思えば、鹿鳴館だけに許される演出が他ではそうはいかないということかもしれない。続いてベース憂乃、ギターAkirA、3人でボーカルなしのBLOOD MUSICを演奏し出す。衣装も派手な楽しめる装いで、終わりがけボーカル雅の登場。叫び声を張り上げ、ヘドハンを繰り返しながら、大きく手を広げ、派手な動きを繰り出す。2曲目は『THE EYES』3曲目もステージにスモークが充ち、荒れ狂うように叫び、歌う。MCがあって、3月にバンドを結成、4月に初めてFirst MAXI SINGLE『大和魂』を出し、記念ライブを鹿鳴でやったこと。今日はCLIMAXオムニバス発売記念ツアーに呼んでいただいて、ゲスト出演ということで出させていただいたこと。まだ出発したばかりで、大阪の人は知らない人がほとんどと思うが、今後頑張ってやってゆきたいというようなことを話した。MCにもまじめな人柄が出るんだろう、ライブの荒々しいパーフォマンスとは異次元のMCになって、静かに聞き入ってしまった。ここは、荒々しさの延長で、『お前ら、腰降ろしてんじゃねえよ。何突ったんだ。大和魂、叩き込んでやるー!』ぐらいの扇動的な文句で、奮い立たせて行きたいところか。あと2曲ということで、『GELLONIMO』(はっきり曲名知らない)と最後『NO!』。『NO!』を歌い終わるごろには、よろめいてフラフラ。演奏もしっかりしてると思うし、気長に頑張って上っていってもらいたい。8時50分終了。



間違えた所もたくさん有ると思いますが、最後まで読んで頂いて有難うございますm(__)m