REPORT 6
「愛・地球博会場」 DAHLIA トーク&ライブショーコンサート 愛・地球広場 papa
昨日は中京競馬場、家に帰ってから頭は今日のコンサートに切り替えなので、今日の予定は今日考えることに。予定では万博の「愛・地球広場」19時50分開始のDAHLIAコンサートに間に合えばいい。朝の新聞でも読もうとテレビをつけるとなんと万博は今週から「JAPAN
WEEK」で今日は「JAPAN
DAY」に当たり、皇太子殿下に小泉首相も来るとニュースでやってる。なんで今頃DAHLIAが愛知博に来るのか、この瞬間に判明。となるとまだ日本にいるYOSHIKIもまさかとは思うが来るかも?と考えたのが、事態の急変になってしまった。どうせ行くのならその可能性も取り込みたい。万博は何も見るつもりはないが、この可能性とコンサートを本日の目標にすえ、仕事の段取りも急遽変更。式典(何時からかも知らない)に間に合うには今日特に混雑するだろう警備をかいくぐり駐車場に間に合わなければならない。一刻の猶予もならず、即準備して即出発。愛知博の会場も、実はどこなのかよく知らない。昨日愛知の地図で、長久手あたりに緑の地域があり、2005年国際博覧会となっているのを見たので、長久手会場を目指す。東名名古屋ICを降り、猿投グリーンロード方向へと向かう。10年以上前に用事でこの道を通ったが、大きく変貌をとげ、中央の分離帯にはモノレール「リニモ」の支柱が整然と立ち並び、会場へのアクセスとして広い道に変貌していた。沿道の交差点には警官が立ち、いない所には関係者の黄色のブレーカーの人がいる。ずっと手前には、EXPOの駐車場の案内があり、そこへ送迎するバスの列が道路に信号待ちしてる。たしか会場周りに民間の駐車場が出来ていて会場にも近いと前にニュースで聞いたので、とにかく会場近くへ乗り入れることに。物々しい警備に、オレはどっちに行けばいいのか、車の流れの多い方にかけて進む。「前熊東」交差点を右折するとその東側(左側)が万博会場で、多くの施設やパビリオン群が見える。少し行くと西ゲートがあり、ここから入場できるらしく、人の列や観光バスがせわしなく動いている。あたりの民間駐車場は、予約車や満車でダメだったが、さらに行くと関係者入口の交差点の先右側に、山を急遽造成した駐車場があり、「西ゲート5分」の表示も見えたので、合図でOK出たので入れる。1日3000円。ここから関係者入口の門を通過しての「西ゲート」には5分だが、一般入場者はそこを通れず大回りして西ゲートまで20分はかかった。公式駐車場を利用させる万博協会の当てこすりか。
11時前には西ゲートに着いた。入場券はYOSHIKI開会式用に前売りで買ってあったので、すぐに入場の列に並ぶ。なかなか動かない。開場は11時?かと思ったが、一定人数を入れて、持ち物検査に時間がかかってる。バッグの中身までこっちで開けて見てもらう。携帯や金目のものをトレイに入れ、バッグもトレイに載せて、どうせよと言うのかわからずのうちに終ったが、再検査でその先で金属探知機を当てられる。どう反応したのかわからずのうちに許可が出て、前に進み入場。パンフをもらいエスカレーターで上に行き、ジャパンデーの式典はどこなのか聞いて見る。案外警備の人も関係者も要領を得ない。ようやく「EXPOドーム」1時からとの事で、延々と歩いて近くのプラカードの関係者に聞くと、入場は招待者とハガキ応募者のみで、一般には入れないとの事。可能性をかけていたので、ダメでもともと。日陰のベンチで持参の弁当となった。ペットボトルは持ち込み不可で買わなければならず、高いと(当初500円ぐらい)聞いていたが150円。次々売れるので全然冷えてない。ゆっくり休憩して、今度はDAHLIAのコンサート会場の愛・地球広場まで行かなくてはならない。南端のEXPOドームから北側まで相当の距離。会場内にはグローバル・トラムと言う乗り物や自転車タクシーがあったが、歩行者並の速度で走ってるだけで、歩く事に。会場内には、鉄骨の足場に板敷きの空中歩道が周回してる。暑い直射日光を受けて会場まで行くのは大変だが、その下も同じような道があって日陰になるわけで、そんな道があるとは帰りまで気付かず、道はここだけと思い込み歩いた。2時前には愛・地球広場に着いた。どこのパビリオンもマンモスも別段見たいとは思わないので、そこの最前で陣取り休む事にした。
大きなステージめがけてなだらかに傾斜を集める人工芝の地球広場。人陰はまばら。ステージの後ろにはパナソニックの大きなEXPOビジョンがある。松下が万博出品は金がかかるとの事でEXPOビジョンを出品。野球場のセンターボード上の規格はあろうかという大きさで鮮明に映ってる。人工芝の前は5mほどの通路になっていて、その先にステージと一帯になってる板敷の空間があり、全体としてステージの領域となってる。ステージ前に陣取るには通路に入って陣取る事になるなと思い、ステージ両脇の関係者に聞くと、人工芝までが客席で、通路は催しなどで使われるので、客席ではないとの事。何もないだだっ広い空間に陣取るのは違和感があったが、とりあえずここで休む事にして日傘をかぶせて寝たのである。ビジョンの映像や周辺のパビリオンの連呼、家族連れの戯れや人の群れの群声が通り過ぎてゆく。
4時になると、ステージとその前の空間で、男女30人ぐらいの人が演技のリハーサルをし出した。4〜5段のステージへの上り段に駆け上がり、演技のポーズを繰り返してる。WEEKLY
EXPO新聞によれば5時からの公演の準備らしい。そうこうするうちに芝生と通路を隔てる境界に、ロープが張られてゆく。ロープ支柱の足下には「石井イベント」と記入されている。芝生には観客も多くなってきた。5時前、EXPOビジョンに案内が出て、5時から「石井竜也プロディース The
Forest Fairy Ball 『精霊たちの森林舞踏会』が始まります」。5時、ステージ脇の通路から、緑の衣装を着た森の妖精たちが5〜6人ずつ何組か通路に飛び出して来て踊り、客席に入ってゆく。ずっと後ろまで演技をしながら回っている。その間ステージや音声は空白で、20分ぐらいは何をどうしたいのか不明。そのうち帰って来た全員がステージで話のストーリーを演じる。町の少ない緑に住む森の精霊や妖精たちが人間どものコンクリートの破壊行為で住めなくなり、手付かずの森へ引っ越す事になり、手付かずの森の住人の精霊たちの許可をもらう騒動。その許可の為、自分達の踊りを披露して何とか住めるように要請。最後には人間の破壊行為をやめさせる為に妖精の一人が人間に化身し、前の妖精たちとの結びつきをなお感じていくと言うストーリー。妖精の一人が人間に化身した方が美しかったので、妖精もいろいろ。さて最後のフィナーレになって、石井竜也も登場して挨拶をした。6:00に終わり、7時から
「伊藤秀志トワイライトコンサート」。薄暗くなり、照明が付き始めた。フォークギターの弾き語りの演奏で、自分のシンガーソングライターへの思いも入れながら、6曲ほど歌ってくれた。名古屋では人気のある歌手のようで拍手が多かった。MCのうまさから、固定のファンも相当つかんでいるようにも見えた。7時半に終った。
DAHLIAのライブまでの20分間、WEEKLY EXPOの片隅に載っている「DAHLIA
トーク&ライブショー」の案内を見ながら、もうちょっと早く情報上げられなかったんだろうかと疑問に思った。確か6/4に今日のことがわかった。WEEKLY
EXPOは6/3日付けである。その前にはライブは決定していて、DAHLIAの来日などの準備を含めると、いくら急遽でも出演はとっくに決まっていたはず。情報の周知の期間を見ていただきたいものだ。WEEKLY
EXPOの案内には「元]JAPANのYOSHIKI氏がプロデュースする『愛・地球博』公式イメージソング『I'LL BE YOUR
LOVE』のボーカルを担当するDAHLIA(ダリア)によるスペシャルイベント。開幕後初めて愛・地球博会場で、その歌声を披露します。」と説明されている。
50分前にはEXPOビジョンに「スペシャルイベント DAHLIAトーク&ライブショー」と大きく映し出される。ステージへの両脇の通路には多くのカメラマンのレンズがスタンバイ。52分司会が出てきて「I'll
be your love」の音楽が流れる中、DAHLIAを招き入れる。(司会)「大きな拍手でお迎えください」の言葉に促され、会場には大きな拍手が湧きあがって、右袖より出てきたDAHLIAに(司)「すてきな足です」と言う。昨日のコンサートで最初に着ていた衣装で登場したが、ミニ衣装の太ももの露出が感じられる程度の生足がスラッと出ていた。(司)「ねえ、ホントにキュートな方なんですけれども」と言って、英語で尋ね始める。そして通訳した意味を(司)「DAHLIAさんは、ご存知と思うんです、アメリカのハワイの出身なんですよね」(DAHLIA)『はい』(司)英語で質問(D)『2年前に・・』(司)「英語で言うと日本語で答えてくれるんですね」(D)『悪い日本語』と言って照れ笑い。(司)「最初にお会いした時、ラジオ局でお会いした時よりも、ずいぶんしゃべれるようになってるんですが、で、実際に地球博の会場を、当然今日ご覧になったと思うんですが、どうでしたか」。DAHLIAが英語で話したのをまとめて(司)「『すごく歩き回って、もちろんいろんな国のパビリオンがあるじゃないですか。それで、そうすることでいろいろの国をどんどん知る事がすごく大好きなので、こういう愛・地球博というか、EXPOと言うのは、世界中の文化を知る事が出来るからすごくいい』ということです」。さらに英語で尋ねて(司)「実は今日、マンモスを見てきたらしいんですけれども、実際にその場のマンモスが何百万年も前に生きてたと言うのがそこにいるというのは、本当に感激したということらしいですね。それで今日は、愛・地球博の会場に初めて来ていただいてるのですが、実は、DAHLIAさんは、もう結構日本に来て、何度も来てらっしゃるし、この東海地区と言うか、名古屋の方とかも何度も来ていただいてるんですが」と言って英語で質問を向け、DAHLIAの答えを受けて(司)「名古屋は5〜6回来てるんですけれども、その5〜6回のうちで、山ちゃんってご存知ですか、手羽先の、山ちゃんっておいしい手羽先があって、もう10回ぐらい来てるらしいですね。手羽先が大好きみたいですね。じゃ、名古屋の味とかも堪能してるみたいなんですが、実際にこうやって、愛・地球博の会場に、そして名古屋とかの味とか楽しみながら、で、DAHLIAさんはハワイの出身」と話を切って、英語で尋ねる。間延びするぐらい(30〜40秒)相当長く2人で英会話してる。終って(司)「あの、アメリカのパビリオンって言うのもあるんですけれども、そこは自分はアメリカハワイ出身なのでわかっているので、あえて他の文化を見たかったので、行かなかったんですけれども」と言って、また英語で尋ねて(司)「日本赤十字館は行ってすごく楽しかったみたいですね」と話す。その英会話の中に“となり”“2回”と言ってる部分があったが、訳には出てこず、会話の長さからいって省略してる感も無きにしも非ずと勘ぐってしまった。(司)「さあ、そんなDAHLIAさんなんですけれども、今日はここで皆さんに初めてです、愛・地球博が開幕して初の公式のイメージソングを披露していただく訳ですが、タイトルは“I'll
be your love"と言う曲なんですけれども」と言ってまた英語で質問、DAHLIAが応え終わると(司)「あのー、曲の全体のコンセプトというか、その思いと言うのは、愛・地球博に寄せてそのイメージが、愛と希望を皆さんに与える、EXPOをする事によって、そういった思いを皆さんに伝えて行くと言うのが、まあ、大きな思いでもあるんですが、それを私が、こうして歌って皆さんに聞いていただけると言うのは、本当に光栄、うれしいと言うことなんですね。そろそろ準備が出来て、すごいですね、弦楽4重奏って言うんですか、(2人の短い英会話があり)、じゃ、それではさっそくですが、その曲を皆様に是非聴いていただきましょう。それではよろしくお願いします。I'll
be your love」と一際大きい声で紹介。ステージでは少し前から、4人の演奏者が持ち場についている。そしてDAHLIAの歌が始まる。昨日に増して感情込めて歌っているようである。最後のセリフを聴衆にさとすように聞かせて歌い終る。一歩下がって礼をする。拍手が湧き、演奏者は下がってゆく。(司)「サンキューベリーマッチ、ありがとうございました。今日はこの地球博の会場で初めて生のI'll
be your loveを聞かせていただいたんですよね。なにか改めてこの曲の良さと言うのを、すごく何かひしひしと感じたんですけれど、皆さんいかがでしたか」。大きな拍手が会場から湧きあがる。(D)『ありがとうございます』と礼をする。司会の問いにDAHLIAが英語で答える。(司)「こうやって、愛・地球博の会場に集まって下さって本当にうれしいし、私もこのEXPOの会場の、万博の会場、愛・地球博の一員としてお手伝いができると言うことも、すごくうれしいし、今日はこのまま夜遅くまで集まって下さって本当にありがとうございましたと言われました。もう一度DAHLIAさんに大きな暖かい拍手を」。大きな拍手に送られてDAHLIAは右袖に下がって行った。(司)「是非また会期中に、9月までやってますので、またDAHLIAさんに来て歌っていただきたいですよね」と右袖をのぞいて(司)「来ると言ってます」。(司)「じゃ、皆さん、ありがとうございました。以上をもちまして、DAHLIAさんのトークショーそしてライブ終了とさせていただきます。ありがとうございました」。8時10分終了。通訳の、どこまでDAHLIAの言葉でどこから司会者個人の意見なのか、まぜこぜな話し方でわかりづらかった。やはり、司会は司会、通訳は別途通訳を介して区別して話を進めていただくほうが、観客にはわかりよい。DAHLIAの言った言葉が訳に出てこないのは、訳のほうでなんかごまかされてしまってるんじゃないかと疑ってしまう。いよいよ英語(英会話)勉強しないと不便になってきました
間違えた所もたくさん有ると思いますが、最後まで読んで頂いて有難うございますm(__)m