REPORT 7 

2005・7・31大阪&8・1名古屋&8・7原宿  「GoldenでPlatinum?」LIVE TOUR   papa

7/31,8/1,8/7は、LADIESROOM大阪、名古屋、東京の東名阪ツアー。疲れきっている身には、ただ参加するだけと言う意識。この時期は、さらに盆行事が始まる時期でもあり、憂鬱が加わる。二子山親方のお葬式を芸能ニュースで見た時、我が家と同じ宗教で驚いたが、その若貴が盆のお参り放置という週刊誌の見出しを見て「行かんと言われるもんなぁ」と笑ってしまったが、日本全国この宗教は、8/1から8/15日ぐらいまで、その地の習慣・しきたりも取り入れ仰々しい盆行事がなされる。意識は、LADIESのライブどころではない。なぜそこまでしてLADIESなのかという疑問もおありだろうが、それもまたここ5年の経過の中で出来た盆の年回行事と同じ意識に似ていて、なぜかわからないがあれば参戦という意識になってる。
 7/31は、大阪LIVE SQUARE 2nd LINE(ライブスクエア セカンドライン)と言うライブハウス。どうも福島区の阪神電車沿いらしい。駐車場も周りにあるらしいので、1時間前ぐらいに到着。初めてのライブハウスなので、近くの駐車場前に車を止めて探しに行った。その場所はなかなか見つからない。電車ガードしたには営業の店の人の出入り。反対側の歩道を行過ぎたり戻ったり。で、結局、ガード下の人の出入りの店がライブハウスで、そこを背に反対側の店先を探し続けていた。ライブハウスの案内に「ガード下」と一言入れといてくれたら、一目瞭然なのにと勘の鈍い頭は思った。数人のファンやスタッフもそのあたりにたむろしている感じで、まだ忙しさはない。いつもは心斎橋のMUSEだったのに、明らかにキャパの少ないライブハウス(300ぐらい)。広くて空きより狭くて満杯の方が雰囲気は盛り上がる。MUSEとは関連のライブハウスらしいので、首相と同じく適切に対応したらしい。オープン6時の前には、多くの人が溢れた。そう人通りもないところに若い女性が溢れていたが、それを不思議がる人の通行というものがそもそもない。一点のみごった返している中、10番ずつの呼び込みが6時から始まった。スタート6時半を5分遅れてライブは始まった。いつものように場内を流れる音楽がセクシーなトランペットのテーマに変ってメンバーが登場。4人とも思い思いの衣装と言うより服装。GEORGEのみ、カウボーイハットで勢いをつけてる感じ。メンバーが元気にツアーをしてくれた事に満足で、あとは流れの中に漂っていた。お客も久し振り(1年ぶりか)の軽快な乗りを大いに楽しんでいるようだった。GEORGEのピック投げ入れがやや少なく、マイクスタンドにはまだ恐竜の背のようなひれが残っていた。経費切り詰めはここにも現れているのかもと案外採算にきびしい(と、俺一人見てるのだが)LADIESの一端を感じてしまった(笑)。
 あくる日は名古屋のエレクトリックレディランド。いつものツアーのライブ場。今まで名神小牧ICから名古屋高速を南下して行ったが、ふとしたことから東名阪から名古屋高速へ直進して白川ICを降りたところがライブハウスのすぐ近くとわかったので、今回このルート。1年振りとなると近くに駐車場も出来ていて、すぐ近くに100Pがあった。6時半オープン7時スタートで、日曜なのできのうより半時間繰り下がっている。いつもの所とばかり思っていたが、30分からの呼び込みの人が階段を上がってゆく。この前は1階を入ったところだったが、階上へ上がるのは初めて。3階あたりには、そこにも1階よりキャパの小さなライブハウスがあった。名古屋のライブハウスは、段差はあって良心的だが、1階は3つの段差、今回は2つの段差があるということは2/3のキャパに縮小かも知れない。大阪と同じく採算ラインをきびしく設定?。ライブは7時過ぎ始まった。5曲ほどぶちかましてMCに入ったが、きのう風邪を引いてしまったと百。裸で寝ていて引いたとか、ここんとこずっと引いてるとか、弁解もして客をいじくるが、逆に突っ込まれてすねるというパターン。あと2〜3回のMCを織り込みながらライブは続いていったが、どこかのMCに「YOSHIKIさん、どうとか」言ったので、びっくり。MCに集中してなかったのでなんの話の展開中かもわからずじまい。たぶんYOSHIKIさんみたいに似た事しようか・・の話だったように想像する。休憩に楽屋に入るその振り向き際に「I'LL KILL YOU」とか叫んで戻って行くし、今まで]とかの話題はしなかったのに、急に今回名古屋で振ってくるのはなぜかと勘ぐってしまう。そうでなくとも9/22を挟んで、ずいぶん前にツアーしたりするので勘ぐっているのに。いつものスワッピングパーティへのパターンでライブは終って行く。
 8/7は原宿アストロホール。この暑いのに疲れてる身を東京まで運ぶのは辛い所。しかし、今回は褒美も用意してあるので、楽しみもある。アストロホールはYOSHIKI present EXTACY NIGHTがあった場所で、ランニング姿のYOSHIKIやYOSHIKIのダイブ、路上のロールスロイスをよく覚えているなじみのライブハウス。そういう縁があるライブハウスに行くのは心も軽いという効果の上に、六本木のYOSHIKI紹介のカレーを食べに行こうという褒美もあるので、頑張って行った。11時半オープンの六本木「モティ」は、六本木通りに面し、6本木ヒルズの影が落ちてくる近くにある。少し皇居寄りには以前ライブの花束をよく買った「バードガーデン」という花屋があり、ヒルズ工事中はここ一帯は鉄板が引き詰められ、雑然とした工事現場であったが、ヒルズオープンによってやや落ち着いた景観になっていた。六本木ヒルズの前はよく通るがまだ1度も行ってない。まあ行くときはヒルズ族として入居したいものだ(夢のまた夢)。「モティ」のすぐ近くに地下駐車場の入口があり、エレベーターで地上に出て来ると、オープンカフェがそこにある。その横がモティなので、時間前に着く人間としてはおあつらえ向きの休憩場所があって、良く行き届いた六本木であった。半時間ぐらい休んでいたんだろうか、11時過ぎて、さっき場所は確認してあり、写真もその時撮っていたが、早めに行ってビル内の店の写真とかの時間もかかるので出向いた。六本木通りの歩道にはモティの立てかけ案内、ビル内通路や外壁の看板・案内は結構頻繁に目に付く。エレベーターで3階に行くと、ドアが開いた所がモティの入口。20分ごろにはもう開店していて中に入るとインド風の女性が席に案内。やや薄暗い感じがしたが、中央には金柱を支柱にさらに重厚な客席屋形が組まれていて、その周りの窓辺り、壁周りが4人掛けのテーブルが並んでいるようだった。六本木通りに面した窓側テーブルに案内された。窓の格子は細かい彫刻を施した窓枠で、相当な年月ここで営業している黒ずんだ色合いを見せている。相棒さんはなかなか来ない。聞けば店内の写真をお願いしたら、厨房の中まで写真OKとの事で、えらいサービス精神旺盛な所かと思った。YOSHIKI紹介のナブラタンカレーを2人前注文したが、別なのもこの際注文されてはとの店員さんのお奨めで、チキン何々カレーも頼む。出て来たナンの大きさにはびっくり。長さ30cm・巾20cm以上はあるシロモノ。ナブラタンカレーは、香りスパイスが炊きこまれていて、爽快な舌触り、深みのある濃厚な味わい。見た目かぼちゃスープの粘り強の感じで中にいろんな野菜が細切れで炊き込まれていた。これはうまい。チキンは別の味わいだがしゃぶしゃぶの液状で、スープカリーという感じ。ナンにつけても滲み出してきて食べにくい。結局、ナンは残ってしまった。褒美の食事の後は、原宿へ。セコムの本社の横の駐車場に入れる。露天で暑く、竹下通りへ避難。ぶらぶらして喫茶店やアイドル写真店、コスプレ衣装や気の向いた店に冷やかしショッピング。買わないつもりが買ってしまうのである。5時過ぎには明治通りに面したアストロホールを見通せる向かいの喫茶店の2階に行った。1階はブランド物の靴屋か高級なヒール類が並んでいるが、そこを通らないと喫茶店には行けない構造で、靴はいつも通りながら眺めるだけ。人も詰めかけてきた5時半過ぎ、アストロホールへ。横脇の細道へ並ぶ。6時オープンで入った。6時半スタートだが、5分ぐらい遅れて始まった。ここアストロホールのライブは、盛り上がりといいライブの進行スピードといい、いいライブであった。客の乗りや運び方がのって載せての相乗効果で勢いを感じた。LADIESは地元東京受けするバンドで、地方ではその輝きは少しくすんでしまうような印象。東京は非常によかった。「I'LL KILL YOU」と叫んで下がって行った場面もあり、さらに次回ライブも決まった(10/23千葉LOOK、10/30埼玉新都心(大宮ハーツか)と言っていたような)との事で、9/22を挟んで1ヶ月後か・・と勘ぐるのである。それはGEORGEとYOSHIKIはたぶんつながっているとにらんでいる思い過ごしから来る勝手な心情に過ぎない。ライブ終了後、すぐに大阪へ。どういう帰り方をしたのか思い出せないが、今生きてる事を見ると事故もなく帰れたんだろう。時々夢遊病者が運転してるので、高速は皆さん気を付けてください。



間違えた所もたくさん有ると思いますが、最後まで読んで頂いて有難うございますm(__)m