REPORT 5
LADIESROOM LIVE TOUR 2004【地獄までドライヴ】 papa
2004・10・24 LADIES ROOM 原宿ASTROHALL
遠い道のりを、今回は事情があり準徹夜の行軍でしかも昼間に雑用を急ぎ片付けての参戦、今回も少々お疲れ気味。東京のライブはいつもそんなこと言ってるが、行くだけで相当の消耗戦だもん仕方がない。
原宿アストロホールには、思い出がある。長い沈黙を破ってYOSHIKIがステージに立つだろうと思われた]FILM
GIG東京フォーラム2日目(2001.1.27)の翌日、このアストロホールでエクスタシーナイトが行われ、YOSHIKIもランニング姿で気さくに登場してくれたのであった。我々もやっと長いトンネルを抜けた頃で、ライブも初めての頃、横の細道に並んだ事や明治通りに止まってるYOSHIKIのロールスロイスの写真を撮ってると、スタッフがナンバー前に割り込んで来たりと新鮮な記憶がよみがえる。あの時止めたパーキングも、今はビル建築中であったり、東郷神社やセコムの本社がこんな所にというように記憶と地理が加わると、あの頃の噂の原宿は現実の原宿へ移り、さらに今年だけでも4〜5回の原宿となるとありふれた原宿になってしまった。大型店にどんどん取って代わられる現状は、洗練された店作りが商品のレイアウトにも及んで来ていて、通りへあふれる商品の店構えも少なくなったように思われ、そう遠くない時代に通りへあふれた商品がなくなるにつれ人の流れも少なくなりそうな予感がする。店に入らずとも品定めが出来るのが良いのに、いちいち店内へ回りくどく入って、気に入るものがないというのでは、自分の住まいのあそこの店の方が・・となっちゃう。食事もピザかパスタかバーガーではどこでもありふれたメニュー。一歩先を行き、あそこに行けば必ずあるの確実性、雰囲気の祭り性など失われてしまうと、人の流れは変ってゆく。
LADIESの時は、肝心のレポより、余計な事が入り込む嫌いが多いが、これもLADIES
ROOMだからである(?)。なぜだか理由は分からない。冷めたMCに引いてしまい、書く意欲がのこってない?(笑)。行った記録は大事なので、その狭間で揺れてみよう。
スタート6時半、チケの順番200番台、となると始まる直前で十分の計算で6時半前、アストロホールに行く。入口付近は、待つ人、当日券求める人などでややごった返し。「チケのある人は、入場できます」というので、ドリンク代500円をパンフと交換で入場。B2のホールは、満員状態。「入口に立ち止まらないで下さい。前のほう余裕があります。前へ進んでください」につられて、前へ。中央に段差がある辺りのステージ側中央で止まる。正面なのでよく見えそう。しゃべり声にほとんどかき消されるBGM。48分歌声交じりの音楽がボリューム増。スモークが噴出し口で渦巻き出て来る。しばらくして音楽が止み、ギターの音楽からドラムを効かした音声のBG,とたんに会場ライトが落とされ、キャーの悲鳴、前への圧力。ジュンに続いてメンバーが登場。全員ラフな格好。バラード調から始まった。3曲ほどして「久し振りだな東京。徹底的に楽しむつもりだが、気持ちは・・・体がついてこないか・・行くぞー」。3曲ほどしてMC「え、俺の話聞く前に、まん中もう引いてる。寒くなったなぁー。たまには暖まって行かないと・・。長いバージョン、短いバージョンどっち行く?(長いバージョンの声)。長い方は途中で気分悪くなりそう・・」。温まる準備運動は8時に一旦終る。しばらくして登場。ジョージが着ているものを脱ぐと、桜吹雪?が左肩を染め上げている。後半はのりのいい曲ばかり。乗ってるのは前だけで後ろは・・とかMCしていたが、俺がいるところは間違いなく全員、のりまくっていた。百も途中からマイクもちながら、右手でシャツのボタンをはずし、上裸となる。白い肌のへそ下には、いつもマイクを立てる辺りに向かって黒い卑猥な帯が下がっていた。LADIESならではの“掛け合いソング”は、メンバーも客も一体感で乗りまくれるので、楽しい事間違いない。『SEX,SEX&ROCK’N
ROLL』ではいつもの「あはーんあはーん・・・(百ちゃん・・・)」があって、今日はジョージへ振る場面が多かった。百の高音の搾り出しも脳天に響いて、浮かれる気分で怒涛のナンバーを矢継ぎ早に繰り出し、1時間の後半はいつものように気分頂上突っ走りで終った。9時から10分ぐらいの休憩。アンコールのかけ声が繰り返されていたが、途中から「ハピバースディ、ジュンちゃん、ハピバースディ、ジュンちゃん・・・」のかけ声に変り、飛んで出てきたジュンが『感動した!』と力強く一言いって、ドラムへ着いた。今日はそういうわけか、ジュンへのいつものいじめのMCがなく、いたって百の攻撃がないなと思った。いつもいじめられてるジュンだが、キャラとして作り上げられたジュン像、案外と百よりもしっかりしていそうだ。アンコールバースディコールでは、いつもの『ワンダフルトゥナイト』で始まった。この曲は、俺様お気に入りなのでしんみり聞き込んだ。あと同じようなバラード2曲したが、ちょっとMCぐらい冷めた感があった。温まった体が冷えすぎたように9時20分おわり。アンコールが上がってメンバー出てくる。全員LADIES
ROOMの黒Tシャツを着込んで出てきた。ジョージは出てきてすぐに脱ぎ出し、客席へ放り込んだが、他のメンバーはそのまま。最後は気分上々。思いっきりクラッカーを打ち上げたパーティも終わり、LADIES週刊1日目は9時40分終了した。
間違えた所もたくさん有ると思いますが、最後まで読んで頂いて有難うございますm(__)m