REPORT 2 

2003・9・24(水)OSAKA MUSE &2003・9・25(木)名古屋エレクトリックレディランド LADIESROOM LIVE TOUR 【GET A THRILL】

“GET A THRILL”ツアーライブの大阪(24日)、名古屋(25日)に参戦した。両日ともあいにくの雨模様。それでも二つの会場には、ほぼ満員のファンが詰めかけ、盛況なライブであった。大阪はミューズホール。約1年前もこの会場でのライブであったが、新しいライブ会場で設備的にも充実されているが、名古屋のエレクトリック・レディ・ランドは、さらに充実された大きく新しい音響良好のライブハウスで、今まで行った中では一番いいんじゃないかと思うぐらい立派なところであった。横幅を長く取り、かつ後ろへ向かうと段差を上げて、ステージと観客がより一体的になれるよう気の利いた作りであった。LADIESのライブ会場は、ええとこ選んでるじゃないとつい思った。
 両会場とも7時開演。10分過ぎに始まり、9時40分ごろに終わった。最初、10曲ぐらいは観客の体を徐々に温めてゆく準備体操的な曲目であったが、「SEX、SEX&ROCK'N ROLL」の10曲目辺りからの後半約10曲、これはもうLADIESならではの、客とステージが一体となっての掛け合いソングというか、お互いとことん楽しもうぜという持ちつ持たれつ、共に昇天めざす沸騰感最高のオンパレードであった。なかなかこれだけ客乗せて、怒涛のごとく1時間を突っ走れるライブはない。2回のアンコールもすぐに出てくる。そして最後は、「SWAPPING PARTY」。最初この曲をエクスタシー・ナイトで見た時は、何じゃこりゃと思ったが、まあLADIESの最高傑作ソング。]の「ENDLESS RAIN」の位置づけとは思うが、ライブの締めくくりソングとしては、もうしんみりしていられない。いやがうえにも乗りまくってハイテンションになって、楽しく楽しく家路につけよという曲だから、クラッカー打ち上げがやるごとに凝っていくようである。この後、ジョージの尻出しショーが両会場ともあった。今まで見たこともなかったが、「アンコール、たくさんしてくれてありがとう」(大阪)とか、名古屋でも気分良くMCもたくさんしゃべっての後だから、感謝の気持ち、客へのサービスだったんだろう。
 大阪と名古屋、続けて行くと、MCでは、前の会場が“だし”にされるんだなぁと思った。その会場を守り立てる愛嬌でもあるが、「大阪ではMC,最低だった」(本人の反省でもあろうが、大阪は乗らなかったの印象になる)とか、「大阪、冷たいの」とか、雨のなか、LADIES楽しみに来てくれたファンを、悪い印象でとらえる言葉でその会場を守り立てるのはあまりいい手法ではないんじゃないかなぁ。別の会場では、今日のことをそんな風にしゃべっていくんかなぁと思われてしまうようにも感ずるが・・。ジョージのように、「今日は楽しかった。ありがと」とその会場がとにかく最高だったという心情が伝わる言葉で、しゃべってほしいと思った。大阪からわざわざ来てる奇特なファンもいるだろうし、「大阪に、負けんなよ」とTOSHI風に会場を盛り上げてくれたら、「へぇー、大阪、そんなに盛り上がってたんかぁー」とさらに盛り上がって行くんじゃないかと・・。小さなささいなことだが、歳若い多感な若者がほとんどのファン、次の芽を摘む感じもしたので、ちょっと説教。説教で思い出した。「ワンタイム、ツータイム、スリータイム、・・説教タイム」ってのがあって、ジョージが会場に説教し出したのは面白かった。「鉄道タイム(?)」ってのもあって、車掌のポーズで会場見渡してたのもあった。大阪では、最後にジョージのギターのピックが飛んできて、GET。ただのピックかと思ってたら、片面はLADIESのトレードマーク、もう片面は「LADIESROOM (TURTLE ATTACK RECORDS) SEX GEORGE (ESP)」と刻印してある。なかなか粋じゃない。



間違えた所もたくさん有ると思いますが、最後まで読んで頂いて有難うございますm(__)m