REPORT  2

2003・12・4  ベイサイドジェニー

今年4月に、Ra:INが関西方面をツアーしている時の対バンとして、インビシブルマンズデスベッドと出会った。なんとも言えんパーフォーマンスが気に入って、それ以後数回参戦してきた。このバンド、12/2テレビ東京系の「ガイヤの夜明け」という番組みに取り上げられた(フジテレビ12月17日25:58〜再放送)。ある有名プロデューサーが在野にあって、音楽シーンを変革してゆこうとする番組のようだった。その人は丸山ワクチンで有名な丸山千里を祖父(父かな?)に持つ人で、大手音楽プロダクションがしのぎを削るR246沿いから筋一つ離れたところに247という音楽事務所を設立して、業界に打って出ようとしている。その最初のバンドがどうもインビシブルのようだった。客の入りがもひとつ、ドラムの宮野氏がアルバイト辞め、専属のマネージャーとしてかかわってゆく過程が放映されていた。その放送を見ての参戦。大阪海遊館横のベイサイドジェニーというライブハウスで、6バンド出演のトリで出て来た。ボーカルのなんとも言えんパーフォーマンス。ギターの勢い余るアクション。全力で一生懸命やってる姿が、共感を引き起こす。音楽的には、勢いある攻め込んでくる音楽かな。、本人達はとにかく一生懸命なのだが、客は乗る人はヘッドにダイブから軽くリズム動の巾のなかで、各自思い思いの乗り方で楽しみ、ほくそえみ(ボーカルを見てると笑ってしまう)、音楽に合している。客の入りも以前に比べて多かった。丸山さんの野望が実現してゆく先駆のバンドとして、大いにハッスルしてもらいたい。Ra:INの縁でちょっと興味を持ってしまったが、何とはなしに忘れがたいものがあるという不思議なバンド。苦味というか薬味というか、なくても困らないが、あったらさらに楽しめる、うまみが増すって言う奇妙なバンドの感じがする。しばらく行かないと行きたくなるそんなバンドかな。



間違えた所もたくさん有ると思いますが、最後まで読んで頂いて有難うございますm(__)m