2004・9・24 アルカディア 大阪西九条 BRAND NEW papa
]のオフ会で知りあったHiroさんの参加するバンド。『こんなバンドやってる』『大阪に来られたら是非行く』と話は盛り上がり、4/24に初めて参戦、今回は2回目である。オフ会では、趣味程度かなという印象だったのに、行ってみてびっくり。本格派の演奏。ダイナミックな演奏に、普段のしとやか物静かな人柄とのギャップに呆然。しかも、メンバー6人のほとんどが歯科医さんらしく、ユニークなバンド。
6時前大阪環状線西九条駅南西側、道を隔てた「トンネル横丁」にあるライブハウス『ブランニュー』に到着。6時オープン6時半スタート。この日は、6時から『キレ辛』カレーの申し込み開始で、申し込みを終えて2階ライブ会場へ。ちょうど環状線のガード下の一角のライブハウスで、電車の通過時には枕木をたたく電車の音がしている。オープン開始早々で、人影はまばら。受付にチケを出した所で、すぐ横にHiroさんがおられて、『いやーよく来てくれました』『どうも久し振り』と挨拶。たまたま関係者の方との話でおられたんだろうが、ほんと久し振りであった。会場内には、4人掛けテーブルと椅子が配されていて、ゆったりと観戦できる。それを知ってるので、オープンには到着していたかったのである。食事ドリンク代として千円を払ったが、昼食を飛ばしてあったので始まるまでに腹ごしらえもばっちり。
入口立て看板によれば、今日の出演は「WEST
HIGH ROOF、MANDYLION、norma
jeanne、ARCADIA(東京)(順不同)」となってる。6時半、照明が落とされた。オープニングはMANDYLION(マンディリオン)。メンバー3人で始まったが、どことなく精彩がない。ステージ前には、このバンドの応援隊が陣取っていたが、その割には盛り上がらないボーカルだと思っていると、2曲ほどやって「本日ヴォーカルが体調不良で、病院に行ってそこで意識を失ってしまったが、今こっちに向かっている、すいません」と事情を言った。すっかり段取りが狂ってしまったんだろう、「時間が余ってしまうので、カーペンターを歌います」と言って、別のギターがアカペラで歌った。間を延ばして、今にも到着のボーカルを待ち焦がれてる雰囲気だったが、時間切れの決意で「最後行きます」と言って一番の持ち歌のエンディングを始めた。歌ってる途中、正規の女性ボーカルが入ってきて、歌ってるメンバーの肩をぽんとたたいて合図、マイクを取って歌の続きを引き継いだ。急なアクシデントに客もハラハラになっていたが、歌を聞くより安堵感に和んだ感じがした。ボーカルも「すいませんでした」と挨拶。いくつものアクシデントを越えて、鍛えられてゆくのがバンド。
7時18分、アルカディアの演奏が始まった。ステージ幕が開いてないが、楽曲の一部、しかもHiroさんのシンセの音色が前奏をリードしている。1分ぐらいの前奏があって幕が開かれた。今回からボーカルが新しくなり、新生アルカディアとして大阪初登場。1曲目は『Never
ending
fire』。2G、1B、Vo.、Dr.、シンセサイダーのメンバー構成。4月の顔ぶれがよみがえってきた。迫力のあるボリューム感ある演奏。ダイナミックと言ってもいい。Vo.の声も良く通っている。2曲目は『Holy
light』。早いリズムの曲で、まくし立てる速射リズム。終るとMC『東京からやってきたアルカディアです。よろしく!。4ヶ月振りの大阪なんですけど前回でヴォーカルがやめて、自分で言うのもなんですが、初の大阪です。新しいアルカディアなんで、全5曲入りのCDを作ってきたので、買って帰って下さい。買って帰って、曲覚えてください。ではゆっくり目の曲を。1.4以外はCDに入ってます』。3曲目は『Land
of
tragedy』。MCの通りゆっくり目の曲。伴奏の重厚なボリューム感は変らない。『次はカバーを1曲』と言って『ガンバレ』と言うバンド(??、聞きまちがえたか)の『Land
of the
free』。そして最後5曲目は『ARCADIA』。圧倒的な大音量で、“ファンタジックスピードメタルARCADIA"の本領発揮と言う曲。ARCADIAとは“理想郷”と言う意味らしく、理想の桃源郷を音楽で表現したと言う曲であった。ヴォーカル『Thank
you very much. goodby』7時51分、終了した
2004・12・19 アルカディア 大阪西九条 BRAND NEW papa
]のオフ会でのお付き合いから、アルカディアのライブ参加が3回目となった。]メンバーやその関連で知ったバンドしか参戦しないと言う狭い条件でも、参戦が増えて来た。知りあった以上は、少々の困難があろうと参戦すると言う信念も、案外ハプニングな展開になって行く。参戦の入口は狭いが、知ればとことん行くぞーのコンセプト、あと2〜3のライブ告知を心待ちにしているお初バンドのライブ参戦、来年は叶えられるだろう。すべて]から始まった純粋発展、どこまで行くか分からないが、限界は地理的条件を克服できる体力にかかっているようだ。
今日のライブはスタートが早いと言う記憶があったので、5時に家を出て6時に会場に入ればいいと思っていた。6時スタートのライブはほとんどない。ちょっと外出して5時前帰る予定で、念のため時間の確認をしてみた。3時OPEN、4時START!。あー、確認して良かった。しかもオープニングを勤めると聞いていたので、4時には会場にいなくては。「METALLIC
DREAMS」と銘打った今回のイベント、有名なバンドも来るらしく、3時40分会場に入ると、フロア中央に置かれてるいつものテーブルや椅子がない。相棒がドリンクのお姉さんに「いつもと違うね」と尋ねると「今日は200人ぐらい入る予定」とのこと。ホールフロアーは、広い平面、壁際に片付けられたテーブルと腰掛用ビール箱が並べられていた。ビール箱は腰掛にはお尻が痛い。相棒はいつのもマイ座布団で余裕、その座布団を運んだパシリは、痛たったたー!。
4時3分、照明が落とされ、カーテンの閉まってるステージの向こうから聞こえ爽快なシンセの音色、オープニングを勤めるバンドのそのオープニングの第一音は友人HIROさんが担当。さわやかな音色が、暗く静まった会場に神秘に流れてゆく。1分ぐらいの静の音楽がやがてカーテンを左右に引かれると、ステージにはスモークが充満していて、濃い夜霧の風景の中にライトが点滅、そして動に転じた1曲目「Never
ending
fire」が始まった。Vo.が前でリズムを取る中、力強い伴奏がスモークを裂いてゆく。今日のVo.は、やや押しつぶし気味な声に聞こえる。声は良く通って、大音量にも負けずに通ってくる。天井が低く(階上が、大阪環状線で、ライブ場はガード下)、ステージ前の段に上れば天井がもうその上で、手が届く。客席からは、四角い明るいステージの上辺を、照明に照らし出された顔が天井から顔を出してる錯角にも見える。右手でポーズを繰り出しながら、ややしかめ面に顔を歪め、全身の力を込めた声を投げかけてくる。客席は、軽くリズムを取りながら聞き入っている。間奏になれば、ギターやベースが中央に進み、テクニックのアピールやセッションを繰り広げている。それぞれの持ち場での、曲にあわせた個々の動作が、ステージ全体に躍動感をかもし出している。2曲目は「Holy
light」。曲調は少し変ったが、同じ演奏風景を放っている。終ってMC『東京から来ましたアルカディアです。今日は、バンドが多く出るのであまり時間がないですが、アンケートの方お願いします。またチラシも見て下さい。4枚目のCDも持ってきましたので800円で売ってますので、買って下さい。次の曲でラストですが、次回ライブは3/12(土)に、ここブランニューに来ますので、またお会いしましょう。ラスト「ARCADIA」』といい終わるや、重厚な音楽が始まって行く。アルカディアは理想郷との意。その理想を音楽で表現し、バンド名でもある思い入れ一番の演奏が、最後を締めくくった。9月の演奏曲と同じであったが、新ボーカルもバンドになじんで来た中での同曲の演奏で、全曲を網羅しながら高みに登って行ってもらいたい。4時23分終了。
次のバンドの演奏が終った休憩を利用して、4枚目のCDを物販に見に行った。演奏のシックな衣装を着替えて、HIROさんが物販にいてくれた。11月のイベントの話などして、しばし和んだ。4バンド目は、「空」というバンド。ドラムのJUNIOR(ジュニア)さんをちょっと知っていたので、演奏を見届けて帰ることとした。あと4バンドが残っていて、有名なバンドも(私は知らないのですが)出るとの事で、ホールは超満員。いつか]関連になれば、縁が出てくるだろうとホールを出た。人が多くて出るに出られず、物販のHIROさんにも挨拶してると、進む方向が分からなくなり、ドアを開けると、今終った「空」の皆さんが着替えをしている最中であった。出口を間違えた照れ笑いをHIROさんに向けると、同じように笑っていた。階段を降りて外に出た。6時半ごろだったが、いつもの感覚で9時か10時ごろの感覚。その感覚で見れば、そう見える風景であった。帰宅も7時半。2時過ぎ「お勤め、行ってきまーす」と家族に言って出て来たが、早いお帰りに意表を突かれたか、いつもの冷やかしはなかった。しめしめ。
間違えた所もたくさん有ると思いますが、最後まで読んで頂いて有難うございますm(__)m