REPORT 17

2011.08.19  Toshl Feat.YOSHIKI スペシャルコンサート&ディナー 第2弾 〜真夏の夜の夢〜   papaさん

 18日(前日)は、東京ではこの夏一番の暑さ。街路樹は、水を絶たれた姿であえいでいた。人間も、連日の暑さに息絶え絶えと言う所。当方も、前回のディナーショーのように早くから並ぶ意欲すら、とても出てこない。外は朝から雨模様。気温も昨日より10度以上は下がっているとは言え、ホテルでゆっくり休んで、ゆっくり行く事にした。4時30分ホテル出る。雨模様の為、タクシーでプリンス・パークタワー東京へ。初乗り1区間だが710円。大阪よりやや高い。ホテル東エントランスから入って、会場内の列に並ぶ。エントランスには、柱の影に白シャツ男性が立っていた(警視庁関係者だろう)。本日のプラチナ列は、この時点で50〜60人が並んでいた。クーラーを切ってるのか、蒸し暑く感じる。10分ぐらいして、スタッフ責任者が「会場が蒸し暑いので、中に入って、涼しい所で待って頂く」とのありがたいお言葉。5時過ぎより、会場への入場が始まり、チケット確認(半券切り)、クローク、手荷物検査は、誠に、する方される方余裕の態度で、慌てたり、急いだり、ヒステリーな感じはこれっぽっちもない。ディナー会場(前日の図のA)までゆっくり歩いた。ディナー会場の入り口で再び列を作った。そこで5分ぐらい待つと、「ディナー会場の中に入って、座って待って頂く」という事で、また予想外の展開。列はすぐに動き、入り口でチケット確認後、「何名様、御案内」でウエイターがテーブルの所に案内してくれた。2列目中央のテーブルに案内してくれた。着席した時点で5時20分。昨日と同じテーブル上の配膳、椅子の上にはTシャツ、CD、蛍光棒、パンフが置かれている。それぞれのテーブルでは、会話に花が咲き、快適な状況でのディナー待ちのBGMは、ToshIのクリキミやその他のバラードが順次流れている。静かで、椅子に座って、ゆったりと、ToshIの歌声を聞きながら涼しい所で、いい準備具合である。会場内通路やディナー会場座ってからも、ビデオ・カメラ撮影隊が回っていたが、そう気になるものではなかった。着席して、しばらくすると、「乾杯用のワインです」と早々とワインが注がれた(25分頃)。今日のステージのピアノは、昨日と反対向き、向かって左にピアノ椅子、右へピアノ本体が向いている。通常に戻った。テーブル数は、10人掛けの1列6テーブルが後方へ7列ある。400人ぐらいの人数か。、昨日より倍近い参加者の為、警備の関係、時間押しや混乱回避の関係で、一考を講じた妙案が、予想外の入場形態にたどり着いたのか。近くのテーブルではericoさんグループが座っておられる。のんびり、携帯のニュースでも見ながら待ってると、48分、食事のスープが運ばれてきた。本来なら、まだ外で並んでいる時間帯に、食事が来るとは予想だにしない。6時前だが、食事にとりかかる。6時の時点で、4列目に人が着席し始めている。こっちはスープを平らげ、次の料理を待つ段階に入っている。3分、「白ワインをつがして頂きます」と注ぎ始める。昨日はシャンパンだったが趣向を変えてきた。11分2品目が登場、列は5列目の着席が始まっている。25分3品目が配膳、会場内を大きなカメラ、別の人は小さなビデオで、各テーブルを丹念に撮影している。40分、6列目がほぼ着席済みで7列目の着席に入っている。同時にアナウンスが始まった。「本日は、ToshIフィーチャリングYOSHIKIスペシャルコンサート&ディナー〜真夏の夜の夢〜に参加下さいましてありがとうございます。お食事中ですが、注意事項・・・」との放送。「ここでToshIさんが、御挨拶の為、登場」とのことで、入り口と正反対のウエイター出入り口から登場、2列目3列目の通路を直進、端まで行き、ステージへ上がった。黒スーツの上下、黒いショール。T「皆さん、こんばんわ。今日は、ToshIフューチャリングYOSHIKIの、史上最高額のディナーショーにようこそおいでくださいました。今日は、進行が早く、もう食べちゃいましたんですね。食事前の乾杯に来たんですけど。三國シェフをここで呼びましょう(誕生日、おめでとうございます の声が客からかかる)。ずいぶん、誕生日も前ですが、この前増毛町へ行ってきまして、誕生パーティに参加させて頂きました。前の日から御自宅に伺いまして、庭が海の家で、緑がないということで、増毛の町長さんはじめ、たくさんの方が来てくださいました。」三國「ToshIさん、何が好きかということで、サケで、トキ(トキサケ)という1〜2週間しか取れない魚です。料理の説明ですが、デザートの料理、昨日YOSHIKIさん、食べ方わからないので、握りつぶしたんです。今日も「食べるぞー」と言ってくれました」。T「前回、これ以上のもの、出来ないだろうとの事で、世界の三國としてはこれ以上のものとのことで、今日のデザート、レストラン三國へ行った時、出してくれたんですが・・・(美味しかった)。YOSHIKIのワインですが、今日はToshIのワインも造りました。持って帰ってもらうものです。呑みすぎて、昨日ひどくなりましたので、品の高い呑み方、マナーをよろしくお願いします。皆さん、料理を楽しんでください。ここで歌を歌いますが、前回、たくさんの方に来て頂いて、YOSHIKIも乗り気で、クリスマス辺りと思っていたんですが、8月にXのライブがあり、じゃ、やろうかと言うことで計画しました。パンフも海外の写真も入れて作り、星空のネプチューンも配信しまして、海外の評価も高く、今回形にしました。エッセーもつけて、ToshIフィーチャリングYOSHIKIブランドとして行きたいと思います。今回はXの曲をやりたいと思います(ここで、迂闊にも、業者からの私の携帯が鳴り出した。慌てて切ったが、マナーモードにすること忘れ、再度鳴り出した。よりによってこんな時に2回もかけるな!)。携帯がやかましい!(ToshIに怒られちゃった!)」。ピアノ演奏が始まった。『CRUCIFY MY LOVE』(52〜55分)。T「と言うことで、クールスィファィ・マイ・ラブでした。このあと、またコンサート始まりますので、食事終わった方から、会場に入ってもらって、泥酔だけはしないように。また後で」。ToshIが退室。私も携帯かけ直しで退室。7時3分、戻ってデザート。パカッと割って、中身だけ頂く。すぐにコーヒーが出てくる。20分、食事会場を出る。35分、ショー会場に 入る。Eー2ー6は昨日のAー4ー10のステージ挟んで反対側。2列目はステージに大いに近く、YOSHIKIのピアノの前という範疇。目の前でYOSHIKIがピアノ演奏、近すぎて実感が感じられないなぁ。反対にToshIは、後姿の拝見となる(正面、向こう側へ向かって歌うので)。座っていると、「ここ僕の席です」と若い男性。「えっー!」と慌てて確認。僕の座った席は、最初合っていたが、相棒が来て横に座り、YOSHIKI側の私の席と入れ替わった。相棒が横に来て座った時点で、確認しなかったので、その席が別の人の席にもかかわらず、入れ替わって座ってしまった。一つYOSHIKI側に移動。大阪弁で言えば“もうけもん”。7時47分時点で2〜3割の着席率。食事はずいぶん余裕があったが、ショー時間の刻限には、どうしてもずれ込んでしまう様である。このE席に座って初めてわかったのは、A席の後方の壁面の上の方、中央部と両端等間隔に、カメラ撮影の部屋があり、中央のカメラがステージへ向けられている。だからToshIがA席側へ向かって歌っていたのは、正面のカメラを向いて歌っていたのであって、自分達に向かって と言うことではなかった。なーんだ、こっちを(A席)を向いてたには、ToshIの都合だった。52分、昨日と同じスタッフが、ToshIのドリンク台に、楽譜を置いて下がる。53分、ステージ右サイドのスモークが湧きあがり、薄い霞が場内に漂い出した。会場には星空のネプチューンが流れている。次にクリキミが流れ(57分)、この曲が終わる頃には、開演かと思えるほどに、客席も9割方埋まった。アナウンスが始まり、撮影等禁止、当該行為は退場になる場合あり、携帯電源切り、緊急時非難は係員の指示従う、ペンライトは星空のネプチューンで使用、そしてまもなく開演と言う。その後続けて同様のアナウンス。携帯の撮影は公演を開始できないのでご理解ご了承を。8時2分、ブザーが鳴り、「本日は、ToshI・・・にお越し下さいまして、誠にありがとうございます。開演に先立ちまして・・」と注意事項の繰り返し。「それではまもなく開演します。しばらくお待ちください」。ToshIのドリンクは、3本ほど立ってるが、白い容器のペットボトルで、透明じゃない容器。YOSHIKIのドリンクのペットボトルは、通常の水を冷やしたもの。すでにストローが差し込まれている。8分2回目のブザー。わずかな拍手そして消灯。
消灯になって、すぐToshI、楽団横通用口から現れる。スタッフ5〜6人に両脇をガードされながらステージへ登壇。上がってすぐのステージ右側、向こう側、左側の客席へ手を振り、そしてToshIのピアノに着席。白スーツ上下に、白革靴、白ソックス、胸ポケットには、黒彩色に輝き粒を配したスカーフの飾りが、腰辺りまで垂れ下がっている。10分、@『春の願い』の演奏が始まった。ToshIを照らすスポットライトの中を、スモークの流れが方向を定めずに流れ行く。聞き入って動かない観衆の視線が、ToshIを照準に釘付けられて、頭の輪郭が微動だにしない。13分次曲へ、会場暗くなって、星空の静止の夜景が映し出され、A『星空のネプチューン』が始まると、止まった夜景が回転を始めた。暗いうちにピアノの弾き手は女性に代わって、私の正面には、ToshIの後姿が立っている。会場内のペンライトが、曲のリズムに合わせてゆっくりメトロノームに動き、ToshIは、二つのピアノの中央に立ち、正面(向こう側)へ向きながら、右手は顔横でリズムを刻み、時々は腰を下げて、力を込めて歌っている。星空は回り続け、ペンライトが泳ぎ続けて19分終わる。終わって T「皆さん、こんばんわ。えー、ようこそToshIフィーチャリングYOSHIKIディナーショーへ。前回、あのー、1月にここで初めて、こういう企画をやりまして、たくさんの方が来てくれました。2回目も来年ぐらいにやろうかと、やると言う(自信はあったんですが)、日本に帰って来た時に、XJAPANばかりじゃなく、近くで皆さんに ということで企画しました。よく来てくださいました。『星空のネプチューン』と言う曲、やっと今日は、メッセージを付け、オリジナルバージョンとしてリリースさせて頂きました。次の曲は、前回ここでやってDVDに収録、おそらく皆さん買って下さったと思いますが、ちょっと遅れたのはすいません。決してYOSHIKIのせいではありません。そのボックスセットの中だけにつけさせて頂いた曲をやります。ボックスの中の曲は、僕の実話の曲ですが、その中の曲B『なごり雪いつまでも』、聞いてください」。23分始まる。ピアノ演奏は、同じく女性、会場暗くなる。ToshI真上のシャンデリアが鈍く光っている。ToshIには、向こう二階の左右より、2つの照明光線が、照準を合わしてる。向こう向きで歌うToshIの姿が、YOSHIKIのピアノの側面に映り、動作の動きを揺らしている。曲のイメージと会場の暗さは、図らずも一致させているのだろうか。この会場の暗さは、当時の心境を反映させた演出だろうか。今日の髪型は、昨日の側面オールバックの流れではなく、ソフトな髪を後ろへ流してる。背中から下へ、黒い影が通り、両側の服の端が、ライトに光って、後姿の輪郭を作っている。体をひねって、下へひざを折って歌は終わり、うつむき加減に伴奏の終わるのを待った。30分終。女性ピアノ演者は、退席。T「『なごり雪いつまでも』でした。この近さというのは、すごくやりにくい。じゃ、次の曲は、サムライジャパンに入れましたC『春の息吹』と言う曲、聞いてください」。オレンジ色(黄色系)の照明が、やや暗く天井から照らされ、会場側壁には、結晶模様がゆっくり同じ位置で回転。一つの段落が終わると、左右の白い照明が、ToshIに当たる。伴奏はバイオリン演奏が中心なので、私の後ろの演奏団が動いているんだろうが、じっと聞き入った静止の中では、後ろを振り返るなどとても出来ない。観衆の顔は、動かない。35分終。終わって拍手、とその時、向こう側のドラムが打ち始まり、ステージには、昨日同様、ToshI名前(背中は武士ジャパン)入り黒Tシャツの軍団が、ステージに上がり、会場を盛り上げ、叫び声を発して、乱舞を始めた。D『武士ジャパン』とToshIの一声が響き渡り、ギター3人、フリーの9人(うち2人はマイクで歌う)がToshIの笑顔と共に表情豊かに無礼講。軍団の中には、チャリコンの受付の責任者やさっきToshIのピアノへ楽譜を運んだ人もいる。会場は総立ちの輪となって、中心の乱舞に輪を揺らしてる。はやし立て、こぶし上げ、叫ぶ姿を、カメラ2台が、ステージの動乱を激写している。「行くぞー!」とToshIがペットの水を客席へ注ぐ。ステージ下の客席に注ぎ入れると言うやわらかい流し方。向こうの客席、そしてこっちの客席。私のメモノートにもかかってしまい、このくだりの部分がにじんだ跡になっている。どういうわけか、かけられて嬉しいのであった。終わったと思ったら、再び武士ジャパンの続き、43分終わって、銀テープが打ちあがった。すぐにE『男のプライド』とToshIが叫んで、曲が始まった。同じ“のり”での楽曲、リズム、ステージ上の男達は、こぶし出し、飛び上がり、踊っている。カメラが下からのぞくと、ToshIがカメラをのぞき込み、カメラマンの頭に水をぶっかけ、顔面、頭髪に水しぶきを光らせ、ひざつき、ToshIを接写してゆく。カメラをのぞき込み、そして右手を指1本立てての突き上げで「男の・・・」と繰り返す。46分終。「ToshIスタッフの皆さんに拍手を!」と笑顔のToshIが慰労してドリンクへ。3人のギターはそこに残り、その他はステージを降りて、次の曲F『エアポート』へと進んだ。曲中、ピアノ演奏が入ってきたが、ステージ上では誰も弾き手なく、シンセが演奏しているのだろう(よく見えない)。ステージは明るく照らされ、よく見えるが、ギターの3人は、そう演奏する場面がなく、ほとんど止まった状態。やっと「だから人は 旅に出る・・・」の部分から大音量になって、ギターも演奏に加わった。52分終わり、3人のギターは下りた。T「ではここで、今日のパートナーを呼びたいと思います。大丈夫?大丈夫?(スタッフに確認)。YOSHIKI!」とコールすると、53分、通用口から当方の右側(3席向こう)の通路を、サイドをガードのスタッフの人壁に守られて、登壇、楽譜のファイルを胸に抱えて、満面笑みを作ると、ステージ向こうで、花束等プレゼントのファンが数人、ステージ下に群がった。プレゼントを受けて戻り、YOSHIKI「何、カップラーメンがある」T「何で、カップラーメンある?」とにこやかに笑いながら「サッポロ一番塩ラーメン」Y「しょうゆラーメン」とか会話して、それぞれのピアノへ座り、楽譜を準備、Y「暑いね」T「じゃ、YOSHIKIへの思いを歌った曲」と告げて、55分、G『クリスタルピアノのキミ』が始まった。順調に始まったかに見えたが、さあ10秒ぐらいかな、急に笑いながら手を思いっきり眼前で横振り、楽団へ向き横振り。Y「サッポロ一番、強烈で」と大笑いで腹抱えている。Y「みな、巻き戻して」と一人、あわてふためく。俺にはわからなかったが全然違うところを弾いていたとの事。弘法も筆の誤り、YOSHIKIも指の誤り。再び演奏が始まる。YOSHIKIは、楽譜を見ながら、左足はピアノ下へ長く伸ばされ、顔は少し右傾斜に傾き加減。楽譜を見ながら、体全体は前後に揺らしながら演奏。「あの時と同じステージ・・・」からミラーボールが回って、会場光の回転が始まる。YOSHIKIの衣装は、昨日と同じ、黒スーツに赤の模様入り絹(らしい)ショールを引っさげている。ToshI側のスモークが急に吹き上がり、YOSHIKIの何もない空間に白く流れ込んでゆく。「神様はいたんだよ」からバイオリンが入り、「あの時と同じフレーズ」から再びミラーボールが回転(いつ止まっていたのか、不明)、バイオリンがずっと続き、YOSHIKIの前のめりの力を込めた演奏が入って、「何もかも同じ 何もかも輝いてゆく もう誰もとめること出来ない・・・」と音が大きくなって、YOSHIKIのピアノ伴奏が続き、バイオリンとの協奏でフィナーレ、9時4分終わる。YOSHIKI、ToshIそれぞれ楽譜を片付け、Y「暑い!」T「冷房、効いてない?」Y「ToshI、暑くない?」T「ぜんぜん」、歩きながらY「シカゴの時、ToshI、皮着てて、手袋までしてて、暑くない と俺に仕掛けてきて、ToshIは・・・」T「YOSHIKI、きげんいいね。YOSHIKI、一人でしゃべって」T「YOSHIKIラジオがあって、そこに僕がゲストで出たんだよね。僕がラジオニッポンに出た頃、(YOSHIKIの答えは)Yes 、No、 わかんないの3つ。YOSHIKI、ラジオ出てもじゃべらない。その(アメリカの)ラジオに出た時は、アメリカの流暢な英語で、最近日本語もうまくなってきて、DJがうまくほめて」Y「自分で自分をほめないとやってられない」T「じゃ、英語でスピーチしてよ。フランス語でもいい」Y「ふーん。サッポロ一番のあと、きついね」T「この部分を、YOSHIKI、ラジオの収録にしてもいい?」Y「毎月、始めの1週にやる」。そして、収録が始まって、YOSHIKI、流暢な英語のナレーションを披露。セプテンバーとか言ってるのが聞こえて、曲の紹介やって、曲が鳴り始め(YOSHIKI伴奏で)、『Jade』をToshIが歌い始めたが、すぐ「(歌詞)忘れた」と言って「バツ!バツ!」叫んで、再び、YOSHIKI伴奏、『Jade』始まる。さわりだけ歌って、それで収録終了。皆、拍手で収録完了をたたえる。YOSHIKI神妙な言い回しで「次の曲は、もともとすごいので、この曲は、次の世界アルバムに入ります、英語バージョンで。今日は日本語バージョンで」。そしてH『Tears』のバイオリンの伴奏が始まる(9時11分)。YOSHIKIはToshIのピアノへ移り演奏。ToshI、こっちを向いて歌い始めて、2番からYOSHIKIのピアノ椅子に横掛けして、英語バージョンで歌う。次の一節から立ち上がり、YOSHIKIの背後で、客席への方向を変えながら歌う。間奏時は、胸下でマイクを両手で抱え持ち、わずかに伴奏に合せて首がリズムを取って動く。「流れる涙・・・」からYOSHIKIの弾くピアノ側面に移動、客席を右から正面へ移して終わりへ。歌詞が終わると、スポットライトはYOSHIKIのピアノへのみ当たり、19分、高音への連音が流れてTears が終わる。T「えー何」Y「いつも弾いてて、ジーンと来ちゃうんだよな」T「昨日も言った」Y「感情の皮が薄い。喜怒哀楽が激しい」。YOSHIKIストローで水飲む。T「楽屋でもミルクとか、プリンとか・・・」Y「最近、丸くなったよね。サマーソニックで、時間押してて、スタッフがテンパッてて、本番遅れるわけに行かない。今何分前と言うと、(スタッフが)時計見せるんですよ。言えばいいのに」。T「(役者なんて、大変だな)機材がトラぶって、いつもYOSHIKIのせいにしてしまうんだよね。わかりやすい」。Y「(自分に責任あるのは)半分だよね。いや1/7だよ。俺ね、数学得意だったんだけど、うまくしゃべれなかった。体育もすごかった。マラソン大会、とにかく10番内で。俺たち、皆、頑張り・・・(クラブの話になって)ブラバン→サッカー部へ行って、退場させられた。サッカー、途中から飽きたんだよな。ToshIが昔、ユニフォーム吹いてた、俺がトランペット吹いてて、俺たちロックバンドだけど、その場だけ切り取ったら、何言ってんだかわかんない。来月から、怒涛の南米ツアー始まる。南米→アジア→アメリカ→ヨーロッパ」T「そんなに行って、いいね。メンバー、何とかしてよ」Y「なるべく世間を騒がせないようにしてるだけ。東京ドームも、18回してるが、キリが悪いので、20くらいしたい。東京ドームもいつも方向音痴で、それで自分のうちとかよくわかんない。昔、世田谷に家があるんだけど、今もあるんだけど、(タクシーの運転手に)どこへ、世田谷へ、世田谷のどこへ、世田谷へ、そしてわかんない。東京ドームの話だったか、昔、リハとか入れると聞くと、(お客の入ってない)東京ドームの5万席の中で、一人リハした。この前(たぶん1月のディナーショーの時)、ToshIの事で、直前にピアノ練習してたんだけど、ピアノの階、貸切」T「ピアノ入れるの、大変だった。ピアノ響くので、その階の人、移動してもらった」Y「きれいなピアノ弾くんで、いいじゃん」T「じゃ、やろうか。YOSHIKIのきれいなピアノ」Y「会話、続かないね」。9時28分、YOSHIKI
楽団へ、胸下で手を指揮するように楽団に合図して、I『Forever  Love』始まる。出だしはバイオリンだったが、YOSHIKIのピアノ演奏が続いて、途中バイオリンがまた入る。「Forever Love〜・・」〜会場内へ、模様が回る。スモークが流れ出し、最後、クライマックスの域では、YOSHIKIの体の動きが大きくなり、後ろへ反り返りもあり、ピアノへ体を埋める様に、最後を締めて終わる。T「YOSHIKI、ありがとう」で、小さく手を振って、ステージを降りた(34分)。その間、ToshI自分のピアノに座り、「では、最後の曲になりますが、とりあえず。大切な友人でもあります坂本さんと、あの曲を演奏したいと思います」。そして静かに、ピアノが始まる。会場暗くなり、スポットライトがToshIのピアノへあてられJ『雨音』が始まる。ゆっくり、ゆっくり、思いの丈を込めるだけ込めて歌いだした。何度聞いても心の琴線に触れる思いがする。坂本さんの、わびしい音色のバイオリンが、やるせない情感を掻き立て、劇場場面を見るが如く、その曲の世界が移り変わってゆく。43分終わる。T「どうもありがとうございました」。小さな花束がToshIへ届けられる。ToshIが去って、会場暗くなる。暗い中、ざわめきが湧き、誘い込まれた世界から現実に戻る脱皮の音に聞こえた。クーラーの冷気が、その時感じられた。
 〜(意味の通らない文章がいくつもあります。メモ見て思い出そうとしてもわからず、メモどおりにのせました。行かれた人は、思い出して頂きたく思います)〜。3〜4分して、ToshI退場から話し声だけの会場に、何か音が出たのを契機に、手拍子が起こりだした。会場全体まんべんなく、手拍子が打ち鳴って、ToshI再登場の催促が強くなって行く。47分、黒のモーニング姿で登場。ステージ上でいくつか言葉を言って、「じゃ、YOSHIKI、よぼうか」、スタッフに「大丈夫?」と確認。「大丈夫じゃない!、奥に戻ったと」。「ToshI!、カッコいい!」と声がかかリ、「売り物ではありません」とモーニングの後ろを跳ね上げている。「このあと、抽選、オークション」まで言った時、「大丈夫」の合図。そして、49分YOSHIKI、登場。Y「こんばんわ」でYOSHIKIにプレゼントが持ち寄られるが、ToshI「席、立たない!。中止なっちゃうよ。YOSHIKIプレゼント、XJAPANグッズ。北米ツアー、ヨーロッパツアー」と言うと、YOSHIKIも「北米ツアーとヨーロッパツアー」と繰り返した。T「繰り返してるの?」Y「間違えなくていい」T「森の熊さん」で客席、森の熊さんを歌いだす。が、そこはT・Yは乗らず、T「YOSHIKIグッズは、ロスのお土産で、くさりペンダントとくさりか?」Y「これ、YOSHIKIいじめ?」。金色の抽選箱からToshIが引くと、「SーRー2の人、サインしてあげてね。次、中身は同じ、ロスで購入した・・・PーBー3、3回目、中身は同じ、Tシャツで作ったラリーストーン(ちょっと意味が思い出せない)、A-4-4。続きましてオークション」Y「理由を説明しないと。地震の被災者の為のオークション」。T「YOSHIKIからは、ドラムステックとコンビネーション。僕からは、クリスタルキモノ(?)、ベルリンで買ってきた」Y「ToshI、いないと思ったら、買いに行ってたの?」。で、客席からせり声。10→15→20→25→30→40→50→60→69→70→71→75→80→81→85→90→91→95→96→101で落札。Y「ドラムステックとクリスタルだけだけど」T「義捐金だから」。YOSHIKI、ステックを指で回すとT「YOSHIKI、小6から練習してんだよ」Y「早くて、練習できない。森の熊さん」T「熊に見える?」。落札者がステージへ、3人並んで写真。ところがスタッフのカメラマンが、シャッター切ってからチーズと言ったので、YOSHIKIに「先に撮って、後でチーズと言って、なんで先に言わないの」と突っ込まれ、もう1枚。そんなことで、この女性、T・Yと握手せずじまい。T「次のオークション。僕のは、僕とYOSHIKIが写ってる生写真と今日のパス。YOSHIKIは、今着ているシャツ」。Y「一肌、脱ぎましょう。昨日、このあと、シャツなしで演奏したんだよ」。T「ここで脱ぐの」Y「人前で脱ぐの、不謹慎。そこで脱ぐの、会場の外で」T「ToshIも脱いで」T「脱げる体じゃ、ない!」。会場大笑い。実にあっけらかんとしている。悲鳴が上がって、YOSHIKI、シャツを片手に登場。T「ちょっと見せて。ちょー、しっとり」。1→2→10→20→30→50→70→80→100→120→150→160(落札)T「で、いいかな。ありがとう」。登場したのは女性。YOSHIKI、サインする。3人並んで写真。Y「シャツも、一緒に写っていた方がいいのじゃない」でYOSHIKIが女性にシャツを、後ろから羽織るように着せて再度写真。その写真にサインして、ToshIに渡し、女性に渡して握手。YOSHIKIも手を出して握手。T「次、YOSHIKIからのプレゼント。次は、YOSHIKIが決めるプレゼント」Y「アジアツアーの、北京、上海、ソウル、タイ・・・の好きな所にペアーで招待。飛行機代、ホテル代も出て、XJAPANの楽屋に来て、Xメンバー全員と写真を撮る権利」。すぐに声、10→50→100→150→200→210→220→250→260→300→320→350→Y「東南アジアだよ。地球一周じゃないよ」→360→370→380→400→(どよめき、T「じゃ、その辺で」)→410→Y「あんまり行くと、ピアノみたいになっちゃうんで」→420(落札)T「じゃ、その辺で」。女性登場。Y「あれ?、きのうの・・・」で同じ女性が上がってくる。昨日、25万円でドラムステックなどを落とした女性。今日の服装は、ミスユニバース選考会に着るような白の絹ドレス(に、見えたが、そんな高級感漂う、服装)。3人で写真。Y「因みに、どこの国、来るんでしょうか」女性「ソウル」Y「ハーン」。写真にサインして、Yと握手、Tとも握手。T「皆さん、ご協力してくれてありがとうございます」。次は、物販購入者へのプレゼント。T「YOSHIKIからのプレゼント、持って来てくれた?」Y「コミックの、ブラッド・レッド・ドラマー。ToshIもこれに出て来ない?。YOSHIKIのコミック・・・。スパイダーマンやXマンを作ったすごい人。スタンデーン(あってるんかな?)と言う人です」。T「知ってるじゃん。YOSHIKIに教えてもらった。物販者から1646の人、おめでとう。このあと、コンサート終了後、ToshIとYOSHIKIの楽屋に来て、プライベート握手会。369、651、1799。後で楽屋に来てね。YOSHIKIからのプレゼント、言っちゃ、いけないんじゃない」Y「8月27日、都内の某所に・・・そのチケットを5組にあげちゃう。ソールドアウトしてる。別にいいじゃない、俺が・・・」T「1124、775、1101、1252、78」Y「これ、いいの。畑ちがい?」T「俺のうちの裏に、畑があったでしょ、そう、畑がちがう」(ごまかしで言っていた)。T「時間、なくなってきたので、次ゆくか」Y「次の曲は、アニメーションの曲で、深い曲で、自分達の状況、日本の状況に合ってしまったので、演奏しようかと。XJAPANの曲、ネガティブに取られるんだけど、前に向いてゆく曲で書いてるのだけど、この状況で、皆も前に向かって進んで行くという事で、演奏したいと思います」。10時17分K『Scarlet Love Song』の曲始まる。YOSHIKIがToshIの方のピアノで演奏。右側からスモークがやや多量にToshIを包んで流れてゆく。向こう正面を向いて、ToshI歌う。会場内、薄暗く、YOSHIKIへのライト、ToshIへのモーニングにライトが当たって、大きな発声で歌われた。22分終。YOSHIKI、マイクを片手に自分のピアノの方へ行ったが、何もしゃべらず」そして「何?」。この時、とてつもなく良く通る声が、連続した(昨日と同じ声の持ち主)。Y「その声は、どこから出てくるの」と昨日の人へ。Y「じゃ、そうねぇ、これから来月、南米に行って、もう壊れるから体。世界を取るのが先か・・・。世界ツアーに回れるのも、日本のみんなが応援してくれてるからと感謝してます。やるからには、世界の頂点に立てるよう、頑張ります。世界の頂点に立てるか、体が壊れるか、どっちかだよね。やるときは、やっとくしかないよね。稽古、頑張ってるよね」T「じゃ、最後の曲、皆で一緒にやりましょう」。L『Endless Rain』のYOSHIKIの伴奏が始まる(10時26分〜31分)。終わって、YOSHIKI、手を小さく振って、ステージを降り、その背中を見送り、帰ってゆく姿を見届けた後、ToshIもステージを降りた。10時32分。アナウンスが入って、立ち上がる人が多くなり、BGMのクリキミが流れてきた。ピアノを携帯で撮る人が輪を作った。     (2日目、完)


間違えた所も有ると思いますが、最後まで読んで頂きまして有難うございますm(__)m