REPORT 15

  2011,04,30   東日本大震災 Toshlチャリティーディナー&ライブin福岡
 ホテル日航福岡     papa

 
 7:00ちょうど、ディナー開場。広いホールに中央にビュフェの料理。簡単に言えば、揚げ物(春巻き、から揚げ・・あと2つぐらい)とピラフ類(約2種)とスパゲティ(約2種)と会場端にケーキ類(ミニで5〜6種)一皿。いずれも補充なし。食器は上品だったが、料理はファミレスレベル。大阪と福岡は、料理はおそまつであった。7時25分、そそくさと食してロビーに出る。45分隣の部屋「都久志」と言う会場のトークショー会場に入る。最後列の椅子のナンバーは130台となってる。広い会場にクラッシックが流れ、ステージは、30cm高、7m奥行き5mと言う所。ステージ中央にピアノ、その前に椅子が3つ。中央の椅子は座高の高い黒金属椅子で、その後ろにギターが立てかけられている。右側の椅子の横にはベースが立っている。椅子はそれだけで楽団員の、その左にあるはずの椅子がない。チケットにはバイオリン坂本久仁雄(オーケストラ・アンサンブル金沢)&ストリングスクインテットの表示があるのに・・・あとで椅子を持って出てくるのかい?。3人でのショーらしい。会場に入って、ステージの様子を写真に撮ったりしてしても何も注意がなく、だれかれ写真を撮ったあとに、スタッフが「写真等禁止になっております。場合によっては中止となります・・」とか途中から言い出す訳で、最初の岐阜から、お客さんは始まる前・終わった後、写真を撮るのはわかっているのに、これまたお粗末。7時59分「お待たせいたしておりますが、先ほどスタッフから注意がありましたが、カメラ等の撮影禁止となっておりまして、なかなか始める事が出来ません。撮影等禁止になっておりますので・・・」と始められないのは、お客側の責任という。ムッ!としたお客さんもいた事だろう(その一人)。段取り悪いのは、お客さんの責任ではない。
 8:01真っ暗となり、ピアノのところかすかな光があり、足音がして、ToshIかと思いきやスタッフが出て来たに過ぎなかった。何か水でも持ってきたか?。02分、ToshI登場。T「こんばんわ。今、変なのが出てきました。昼間、宗像でコンサートしまして、4月9日からコンサート始めまして、その10日前に決定しまして、とにかくチャリティコンサートやろうということで、9日岐阜、10日金沢、24日大阪、今回が最後となります。この場所が最後の最後となります。夜の部は、じかに参加してもらってから、思いを届けたいと思います。今、YOSHIKIと電話が通じています。ロスは今、4時頃で、酔っ払ってるとか、99%その可能性で、つながってる?(スタッフに)、つながらないのかな。YOSHIKIも向こうで行動始めまして、昨年度にYOSHIKIファンデーションを始めまして、世界中から募金を募っています、最近はピアノオークションもあり、 電話?T「もしもし」
 Y「もしもし」
 T「もしもし」
 Y「YOSHIKIです」
 T「こんばんわ」
 Y「なに?」
 T「今日は福岡にいます」
 Y「きこえない」
 T「今日はね、福岡にいます」
 Y「あっ、きこえてる」
 T「(会場へ)電波が悪いですね。酔っ払ってる訳ではないです」
 Y「今、4時です」
 T「これで、きょう」
 Y「酔っ払ってない」
 T「今日は福岡にきてます」
 Y「あっ、ほんと、どうも」
 T「福岡の皆さんに、何かメッセージを」
 Y「明太子とか、ない?」(会場、笑い)
 T「受けてます」
 Y「福岡、ずいぶん長い間、行ってない」
 T「来てないわ。僕はずいぶん来ている」
 Y「近いうちにね」
 T「皆で来ますか。ドームも出来た事だし」
 Y「知ってるよ、そんな事」
 T「どうですか」
 Y「開演したんですか」
 T「ぴったしでした。YOSHIKIフーチャリングでは1時間半押した・・・」
 Y「東京ドーム」
 T「2時間半。こんどちゃんとやろうか」
 Y「いつもちゃんとやってます」
 T「福岡の皆さんに、メッセージを」
 Y「そうですね。震災あって、まだまだ日本も頑張らなくてはいけない。皆で力を合わせて頑張って行きましょう」
 T「ありがとう。今日、チャリティオークションしますが、何か出して。今日は60億は持ってきてない」
 Y「僕のステックを」
  T「あとでオークションやりますんで。YOSHIKI、また福岡に来る事で」
 Y「行かないですね」
 T「また、夜な夜な、中州あたりで」
 Y「(笑ってる声)」
 T「YOSHIKI、ありがとう。またね」 8:11終わる。
T「次はスギゾーにかけてみます。YOSHIKIの60億のクリスタルピアノ、大変だった。世界中のオークションの皆にお世話になってます。XJAPANもヨーロッパツアーも決まり、日本ももろもろ決まりかけています。世界へもまたいろいろ考えてます。スギゾー君は、震災後、すぐに現地に入ってボランティアの活動、してました。ギター弾いてるのかと思ったら、泥かき出し、炊き出ししたりで、体力のボランティアをしてて、僕らもそれを聞いて、気持ちを高めています。つながらない?(スタッフとコンタクト)。海外かな?。けっこうつながらないんだよね。(スタッフ「今、出れないと言うことで」)あとでかけます。今日は、アコースティクギターでやりたいと思います。じゃ、歌を」と言って、ピアノへ座る。T「まず最初の曲は、1月にToshIフューチャリングYOSHIKIの史上最大のディナーショーで作った『クリスタルピアノのキミ』@というタイトルですが、60億のキミというタイトル、その曲から聞いてください」。17分始まり20分まで。T「クリスタルピアノのキミ。じゃ、次はXJAPANの曲、歌ってみようと思います。『Tears』A」。23分始まる。前回大阪でのディナーショーで、ゲスト2人の登場ミスマッチを埋めるために、即興でTearsの日本語部分までをやってくれた。ゲストには申し訳ないが、まだまだ出てくれるなと思ったが、その所で出てきてしまったので、貴重な即興Tears終了してしまった。今回はほぼフルバージョンで最後まで歌ってくれた。すばらしくよかった。イヤイヤ、坂本さん以下、楽団の方は出てこなくていいですね。ちょっとお怒り気味でしたが、よい方にハプニングが起こるなら、現金なもので気持ちが和らぐのであった。ToshIピアノTearsフルバージョン、最後の最後に持ってくるとは、心憎い。福岡参加の皆さん、福岡だけですよ大判振る舞い、ホント良かった。感動した!。「DRY YOUR  TEARS WITH  LOVE」と最後、ゆっくり長く伸ばして終わる。26分。T「どうも」。客「もういっぺん!」客「サイコー!」。T「話かけないで。ではこの曲は、まだ新しい曲で、人と人とが出会う奇蹟、共に生きる奇蹟を歌った曲です。星空のネプチューン、聞いてください」。27分始まる。最後の方の歌詞「 時を越えて刻む  生涯一度の思い  胸に秘めて」と今度は「刻む」に聞こえる。さらに「胸に秘めて」から次に歌詞が「ふりしきる・・・」と聞こえる部分が続いている。真っ暗なので、お手上げの状態、あっ!と過ぎていった。T「どうもありがとうございました。星空のネプチューン。じゃ、ここでオークションを。オークションですが、皆様から頂いた暖かい気持ち、暖かいお金ですよ、どうしたらうまく届けられるか考えています。今日は最後、福岡ですから期待してます。司会の人、よろしく」。司会「オークション、始めたいと思います。先ほども話しありました、YOSHIKIさんのサイン入りで、ここにあります」。T「YOSHIKIのサイン、何が書いてあるのかわかりませんので、一応僕が触っておきます」と言って、わきの下でこする。「じゃあ火の用心」でスチックをパチパチして「1万円から、60億ですよ」。1→3→4→5→7。司会「7万円以上、いらっしゃいませんか」T「いるでしょう。僕のわきの下ですよ」と会場を見渡す。10と声がかかり、10万円で決定。T「これ、僕のわきの下の汗、ついてますが、ふいた方がいいですか、ふかない方が」客「そのままで」。司会「次はスギゾーさんのストラップとDVD」T「使い古した、ぼろぼろで汚い、僕のわきの下・・・」と匂いの事を言ったように思う。5000→1で決定。司会「3番目はToshIさんの、昼の会場でも使用のToshIストラップつきアコースティクギター、5000円からですか(ToshIにお伺い)」T「まあ、1万円から」。5→7→8→10→12→15→16→20→21→22(T「いいですね」)→23(T「うれしいですね」)→25→27→27.5(T「5000円刻み、初めて来たなぁ」)→30→32で間が空き、司会「いらっしゃいませんか」T「ハイ」司「では32万で」T「後ほど、サインしてお渡しします」。司会「4番目はヒースさんの商品なんですが、ヒースさん使用の香水」。ToshI、商品を手にとってかざいで「ちょっと・・・いいね。わきの下にも(つける格好)。これ、ヒースの匂いです。ヒース、汗ダラダラかくんで、これつけとけばいいんです。ビバリーヒルズと書いてある」。5000→1→5で決定。司会「PATAさんのTシャツとピックです。サイン入りで5000円から」。5000→7000→8000→1→2で決定。T「はい、PATAちゃんも大喜びです」。司会「公演最後ということで」T「僕のバッグ、アルマーニのバッグです。アルマーニは食えません。1000円から」。1000→2→3→4→5→6→7→8→9→9.5→10で決定。T「ハイ、ありがとうございます。後ほどサインして、お渡しします。いいですか、サインしない方がいいですか」客「サイン、お願いします」T「握手しますか」で、出てきて握手。司会「次はサングラス」T「よくかけてたもの。イタリアの。それとリストバンド」司「いくらから」T「3000円から」。3000→1→2→3→4→5→6→7→8→10→11で決定。T「ハイ、ありがとう。握手しますか。別にいいですか」でステージへ出てきて握手。T「次」司「サングラスとクリスタルリストバンド」T「これはいつもよくかけてるもの。リストバンドはよく光るもの。2000円から」。リストバンドは、白金のブレスレットのようなもので高級そうに見えた。3000→1→1.5→2→3→4→5→6→7→8→9で決定。T「どうも、前に出てきてください」で握手。司会「次はノーザンツアーの時に楽屋で着ていたTシャツ(Xロゴ入り)」T「匂いしない。サングラスは、日産の時にSay Anythingの時、かけてたもの」司「セットで3000円から」。3000→1→2→3→4→5→6→7→8→9で決定。ステージへ来て握手。司会「エド・ハーディングのデザインのTシャツ」T「すごいかっこいい。エドのバックル(?、メモどうり、意味がわからないが)、ロスでしてるサングラス」。3000から→1→3→4→5→6→7で決定。出てきて握手。司会「ロスのプロモとラストコンサートのTシャツ(司会はさよならコンサートをラストコンサートと言ってるようだ。白い生地に銀の横しまが入っている)、バックパス」T「去年7月1日のジャパンエキスポのステージパス、ノーザンアメリカツアーのパス、白スカーフ」。3000→1→2→3→4→5→6→7で決定。ステージへ出てきて握手。T「最後、XJAPAN日産の僕の着ていたTシャツ(白生地に竜がXを巻いている)。これはやめとこ(15と書いてあるパス、何か都合があるんだろう)。ニューヨークの時のステージパス」。1000→1→2→3で決定。ステージへ来て握手。司会「ToshIさんの着てたバーナーと言う会社のスーツ」T「今、入らないんじゃないか。たぶんもう入らない。シマのシャツと(スーツは上のみ。シャツは縦じまのストライプ)」。3000から→1→2で決定。ステージで握手。T「ハイ、以上、皆さんありがとうございました。自分が着れなくなった物を出すって、どうかなと思いますが、ちゃんと届けたいと思います」。そしてすぐゲスト呼び込みとなった。
T 「ゲスト、まずシンヤ!」
シンヤ「こんばんわ。イヤ、どうも。ちっちゃスーツか。ムチムチです」
T 「ハイ、シンヤ君 なんしに来たの」
シンヤ「たたいちゃう。ここはいないからいいですが、YOSHIKIさんいる前では・・」
T 「首も悪いから」
シンヤ「どうですか・・・」
T  「ベース、ヒースくん!(ヒースパソコンもって登場、客「かっこいい!」)こんばんわ。福岡どうですか」
ヒース「これから満喫したいと思います」
T 「じゃね、3人でアコースティクの曲、『Say Anything』Bを」
 
アコーステックの側を4回たたいて、始まる。3人同時に演奏。9時3分始まり8分まで。終わってT「どうも」、ヒースの方見てにこりとして、ピアノへ座って「シンヤ君、今日来てくれてる人にメッセージを」
シンヤ「本当に何か、ToshIさんから声をかけて頂いて、何かやりたいな、自分ができる事探している時に声をかけて頂いて、皆さんは参加する事、コインサートに来てくれることで最大のことしたんじゃないか、来てくれてありがとう。チャリティコンサート最後です。これからできること、出てきたんじゃないかと思います。復興復旧に頑張って行きたいと思います」。
T「僕は、急遽始めるに当たって、現地の人と話した。これから必要になって、元気勇気づけたりする、元気づける歌、エンターテイメント、必要になるんじゃないか と被災された方に言われました。毎回毎回これまでやってきたコンサートとちがうものやってきて、今日までのもの、ちがったもの今日で終わりますが、長期間において笑顔が戻るまでやって行きたいと思います。皆さん、力を貸して下さい。最後の曲は、ジョン。レノンの『イマジン』C、聞いてください」。12分始まる。
聞き入ってしまう。細い歌声ではなく、声量豊かな、力に満ち溢れた歌声、誠にToshIイマジンもすばらしい。18分終。
T「今日は、どうもありがとう。シンヤ君ありがとう。ヒース君ありがとう。じゃまた、お目にかかりましょう」で会場暗くなり、手拍子が始まる。すぐに司会が出てきて、詩の朗読。終わってToshIが出てきてピアノへ座り、和音を強烈に鍵盤から発し、余韻の中、3連の階層の音符を弾いて『春の願い』Dが始まった。20分〜25分まで。ピアノの音が鳴り止むと、T「皆さんの願い、祈りを、届けて行きたいと思います。ヒース、シンヤ、来てください」で2人登場。3人でステージ中央最前で両手をつないで礼(バンザイではない)。そして3人下がり、ToshIのみ、ステージ左袖で振りかえり、礼をして、幕間へ。26分。会場には「春の願い」が流れ始める。
 ロビーに出ると、サイン会の列らしいものが出来かけていた。それに並んでると、すぐにサイン会が始まって、今回はToshIのポスターにサイン。ヒースも立っていて、握手。サイン後のToshIとも握手。終ると気持ちは切り替わり、さあ、大阪に帰って、その後の仕事のことが頭を支配してゆく。ふとサイン列の中から声をかけてくれる人、satoさんであった。「気をつけて」と言って、列の中から握手の手を差し伸べてくれ、岐阜から始まった長いチャリティコンサートの最後の握手を交わした。お友達の方々にも「お気をつけて」と声をかけて頂き、恐縮。ちょっとした気遣いで、気持ちにゆとりができると言うもので、僕にとっては忙しい期間に重なったチャリティコンサート、全通を終え、最後の長い650キロの帰り道、あたたかな言葉は安全に大きく寄与してくれた。いろいろありがとうございました。翌日9時ごろ大阪着。  (福岡 完)
 
 

間違えた所もたくさん有ると思いますが、最後まで読んで頂いて有難うございますm(__)m