2003.12.20沢田泰司復活記念イベント「スペシャルライブ&サイン会」
20日12時半からのイベント開始に間に合うよう、19日深夜大阪を出発。突然の寒波襲来の雪による徐行運転の新幹線のニュースを聞いて、急遽名神を避け、西名阪より東京を目指した。案の上、名古屋の東名阪は積雪が見られ、名神西行きも35キロの渋滞とのこと。ならば上がりも似たり寄ったりの渋滞が予想され、渋滞なく東名名古屋ICに入れた時は、ホントやれやれと思った。以東、支障も無く8時半に渋谷のホテル駐車場に入れた。
イベントスタート30分前の指定場所集合であったので、少し早めにイケベ楽器に立ち寄り指定場所に向かった。その場所は、イケベ楽器渋谷店より100M西にあるビル3階の音楽スタジオで、11時半ごろ行ってみると打ち合わせ最中で、再度12時15分頃来てくださいとのこと。その時刻に行くと何人かの人も来られていて、中からはリハーサルの音源が漏れてきていた。階段を上り降りするスタッフの方が、「時間が少し押してますので、あとしばらくお待ちください」と言って、申し訳なく通って行かれる。ようやく入場できたのは1時前であった。中は広さ30畳ぐらいのスタジオで、ギター2本とピアノがライブ準備されていた。ギター目先2m手前のソファー椅子に順次座る。抽選者の方も入れ、総勢30名ぐらいの観客数。すぐにイケベ渋谷店長さんの「イケベプレゼンツ、沢田泰司ReBORN
MESSAGE
始めます」と宣言。そして「TAIJIさん、復活してくれたこと、暖かく見守りたい」趣旨の話があって、続いて拍手でTAIJIを迎え入れた。『初めまして。私がTAIJIと申します』とのTAIJI挨拶。ギター競演の音風GONさんとの音合せ後、すぐに1曲目(音風BBSによるとFirst
Small
Song)がギター共演された。1分ぐらいの短いが暖かい曲。終わると、TAIJIよりメンバー紹介があり、音風のギター&ベース担当GONさん、ピアノはfurani(フラニ)さんと紹介。『これでどのくらい入ってるかな。こじんまりとした、アットホームな・・・』となごませる。そして次の曲を紹介。『「想い」と言う曲で、彼が作った曲で僕が詞を書きました』と紹介。TAIJI、GONのギター共奏に、TAIJIボーカルに、GON、furani両者のハーモニーが入る曲。4〜5分のさわやかですがすがしい感じの心に染み入る曲。歌詞の最後が「すべての人達に心からありがとう」と歌っていた。『ほんとはもっとやりたいが、都合もあって・・』といいながら28日のライブの話に及び、28日は『新たな気持ち、最初にステージに上がる気持ちでやりたいと思ってます』と言う意味のことを話され、最後の曲(同BBSによるとVoiceless
Screaming)を紹介。ピアノ演奏が流れ、2人のギターが入って来る。2つのギターのハーモニーがしみじみ心に染み渡る味わい深い5〜6分のいい曲であった。終わると『これで終わっちゃうのは・・・』とか言って『セッションでもやろうか・・・』とか言いながら、誰かに「ジョージさん」と呼ばれた人が「なんで俺がこんな所に・・」とTAIJIの横に出て来た。「少しずつカンバックしてくれてありがとう。ずっとTAIちゃんを応援してきて、]辞めた後も陰ながら応援して来ました。TAIちゃんに気に入ってもらえるものをこれからも作ってゆきたい」というようなことをTAIJIの方向いて、挨拶。言い終わると2人抱き合い、TAIJIの言葉にならない感極まる声が聞こえた。演奏後実はKiller
Guitarsの社長ですとおっしゃってくれた。TAIJIの魅力にほれ込み、ずっと見守り続けた心情あふれる言葉であった。大きな拍手の後、2人の軽快な弾き合いのセッションが繰り広げられた。軽音楽の乗りで、小刻みに体がリズムをとる軽やかな6〜7分の曲であった。
この後、楽器本体のサイン会とTAIJIとの2ショット写真会に移る。今まで我々が座っていた椅子が片付けられて小さな机が用意される。その間各自本体をケースから出し、10分ぐらいの待ち時間を、雑談とライブの気持ちの集中から開放していた。やがて「心の準備はよろしいでしょうか」との店長の仕切りで、TAIJIが入場着席し、サイン会が始まる。本体へのサインの位置、サインペンの色を問われるが、何色でもどこへでもいいんだが、TAIJIが困っては話にならないので一応希望は述べた。そのときTAIJIとの直接の会話が出来るわけで、親しみあるやさしい話し方に、先ほどの歌詞の「すべての人達に心からありがとう」の心情に通じるものを感じた。すぐにサインの本体を抱かえた自分をTAIJIに抱かえてもらいながらの2ショット写真は、いったいどんなはち切れた顔で写っているのか、想像すら出来ない。ライブ中の曲間のTAIJIのMCは、ゆっくりとかみしめるように話してくれ、こころ洗われる気持ちで聞き入っていたが、TAIJIの復活は、暖かい人柄に裏打ちされた音楽の復活のようにも思える。気さくな、人なつっこい、しみじみとした、やさしいしゃべり方に、人間としての魅力も大いに感じた。このあとTシャツのサイン会も引き続き行われ、白、オレンジのTシャツを各自チケットで確認してもらい、裏、表どちらでもいいんだが困られてはいけないので希望は述べつつ、そこでも話の続きが出来たわけで、総じてTAIJIとのフリートークを企画してくれたような和気あいあいの楽しいサイン会であった。そのトークの中に、今日の誰もがTAIJIの暖かくやさしい人柄、おおいなる人としての魅力を感じたんではないでしょうか。キラーギターズの社長さんは、ずっと前にそう思われていたのかも知れない。いい人格にふれたとしみじみ述懐できるいい復活記念イベントであった。
間違えた所もたくさん有ると思いますが、最後まで読んで頂いて有難うございますm(__)m