REPORT 25

 2007・07・07  爆発寸前NIGHT 2007. hide.X限定 大阪西九条ブランニュー   papa

X、hide限定の爆発寸前GIGと銘打ったライブ、どんなものかよくわからなかったが行った。4時OPEN5時STARTという早い時間設定、自分達は3時20分頃到着。トンネル横丁というJR環状線ガード下のバーや居酒屋など雑居した2階にあるブランニュー、2階への1本の階段入口で待ちたいところだが、駐車場やお店の邪魔になるという配慮で、その入口を遠巻きにそれぞれ20名ぐらいの到着者がまばらに待っている。東京からの鴉羽さんもイエローハートのシャツにとさか風なヘアーを赤く染めたコスプレですでに来ておられた。2階への階段入口には、爆発寸前の小さなイベント案内、横の左壁には別途「整列は15時40分から」の内容に迷惑防止注意を書いて貼ってある。入口右壁にはブランニューの7月のイベント一覧表があり、7月7日の爆発寸前は、活字も大きく書かれているその上に、斜め張り「SOLD OUT」とラベルが貼ってあった。そのうちhideミューなどでイベントの際にはよく見かけるX刺繍の白特攻服のお兄ちゃんが、いつのも格好で登場。ここにいたって、今日のイベントは本格的なGIGかと素人的に判断した。3時45分頃から、5番単位の呼び込みが始ったが最初数人が入り、5−10でも数人が入っただけで、あと10番単位の点呼に動く人がおらず、30−40の点呼で自分達(37,38)が動くという状況、時間が早いので来場途中だろう。ステン製の頑丈な階段を2階へ上って、ライブホールへ続く6〜7mの平坦な通路左側で待つ。暑いのでうちわ持参の人もいて、もらい風にちょっとあやかった。4時過ぎ、入場となった。チケとドリンク500円、ビニール袋入りのパンフを頂き、ホールに入る。最前に並ぶことも可能であったので、相棒さんはど真ん中に入ったが、自分は丸テーブルが壁際に適宜置かれた一番前のテーブル横に落ち着いた。次第に入場が進んで、4時半ごろにはキャパ約300のフローリングには、腰を降ろす人で一杯になったが、入場はまだ続いている。フロアの腰おろしは、まるで花見の宴会のような観で、笑い声や甲高い声、盛り上がっては笑い散る声がかしましい。40分、「フロアに座っている人、立ってください」で全員たち、立った気持ちで前に詰めたので、揺すられてすき間が前に詰まった感じになり、後ろに余裕のすき間が生じた。その状態で5時になった。5時、急な消灯と爆音、ステージ幕が開くと、ステージ中央に机と機材、マイクを横から差し込んだDJブース、そこにhideのテンガロハット(ヒョウ柄ではないが)にサングラス、オレンジのトレーナー腕3本線を着た浅井博章氏が動きながら、操作と首振り客の煽りジェスチャー。ピンクスパイダーから始った。2曲目もhideナンバー、終って『hide&X限定ですが、過去最速でソウルドアウトしました。フロア真ん中の人でも、日付変った時点の申し込みで、なぜか と思ってるでしょうが、日付変ってメール、どっと来てメールの返却大変だった。ブランニューの人は何人入れる気、何人入れる気 と、もう止めた方がいい、何かあったら責任もてないのでもう止めた方がいいということで、僕はくる人みんな入れたかったのですが・・・。「hideのイベント、フィルムコンサートなんですか」とか「何年か前にフィルム行けなかったので行きます」とかのメールいただいたんですが、フィルムなしで楽しんでもらうことに責任もてませんが、この中の人は間違いなく、hideとXが好きな人しかいませんので、お酒の力も借りまして・・・で、ブランニューで記念のカクテル考えてもらいました。ピンクスパイダーとブルーブラッドの2つのドリンク用意してもらいました。すごくおいしいです。氷が追いつかないので時間かかるかもしれません。このカクテルを考えてくれたのがブラッドというバンドでロックバーを梅田でやってる方で、フライヤーにも入っています。今回はXとhideの曲、ヂルチもあるかな、限定ですが、長い曲は若干短めにしてあり、稲田さんにCDを借りまして、せっかく来てくれたので日頃の我を忘れて盛り上がってください」というような挨拶を挟んだ。小柄な人で、塩崎官房長官風な顔立ちであった。3曲目はWEEKENDに突入、ヘドハンを浅井氏もステージでするわフロアでもヘドハン状態になり、最初からハイペース。YOSHIKIツーバスとのことで4曲目はそのハイパワーな部分を抽出した曲でヘドハン続行。バクテリア、POSEと続きXのラスティネイル、スカーズ、50%50%、TELL ME、In Motion・・など曲間が1〜2秒の連続で次から次へとかかってゆく。「リクエスト頂いたのですが、東京ドーム何年の何々というピンポイントのリクエストもありましてできません。Xとhideバージョン2つある曲はhideバージョンで・・・今日コスプレの人、30分ぐらい、ここ壇上に上がってきてくれてもいいですよ」ということで、17曲目の20th センチュリーボーイスでは5人ほど、次のHi-Hoでは10名ほどがステージ鼻の壇上でダンシング。D.O.D,、20曲目のJokerでステージダンスは終った。限界破裂、DICEなどかかって「今日のヘドハンタイムはヤバイ。危険だ。ヘドハンタイムで曲かけますけど。ヘドハンしろとは言ってないので、するのは各自自由ですが首など痛めないように・・・」というようなこといって、「YOSHIKIメロディーを作ってきた。全5曲だがフルで1時間あるやつを15分ぐらいに詰めた。YOSHIKIが聞いたら、俺の作品、何しやがると怒るだろうが・・」で7〜8曲Xの曲のヘドハン向きの激しい所がかかった。最後の方に炭酸ガスの装置を持ち出して、客席へうちっぱなっしてくれた。非常によかった。hideの去年の誕生イベントの雪と同じ効果があった。これはYOSHIKIが使っているものと同じで、カット君に紹介してもらって同じ業者の同じものを使ったとのこと。一人では重たくて、何人かタッグでやらないと東京ドームのようには行かないという話。カット君に拍手で終わった。その後、EYES LOVE YOU 、CELEBRATION 、LASSIE、 Beauty&Stupid、ever free、Doubtなど、連続的にかって行き、あと4曲サイレントジェラシー、Junk Story、ロケダイ、そして最後Xで締めくくった。Xジャンプは全員やっていたが、階下は居酒屋、・・・でも環状線の振動が響いてくる所なので、振動には慣れている?。すぐにアンコールの声援が起こったが、用意をしてるようでしてないような・・・みんなで歌いましょうということでMISERYがかかり、合唱して終った。8時30分。休憩なしの長い長い第一幕が終った感じ。始めから終わりまで、息つく暇なしのぶっ通しのオンパレード。中身濃い濃いGIGであった。これはみんな喜ぶわ みたいな良いGIGであった。帰り際、出口に並びかけていると、白い特攻服のお兄さんや鴉羽さんなどが、一生懸命フロアのごみ拾いをしてくれていた。なかなか出来ない事を率先してやっておられる姿、hideやXの名を汚さない隠れた努力、目にした人はさらに今日のイベントの気持ちよさが伝わった事だろう。


間違えた所もたくさん有ると思いますが、最後まで読んで頂いて有難うございますm(__)m