2006・12・13 hide 42nd Birthday Party 川崎CLUB CITTA' papa
夜も明けかけの6時半ごろ、富士川SA辺り、快晴の空に富士山の雪の頂がそびえている。42回目の誕生日、晴れて良かった・・はずが、夕方には気まぐれな冬の空(秋は去ったのに)になってしまった。9時半ごろ、三浦霊園のお墓にお参り。霊園の植木の下を草刈機で刈っている職員の方が、お墓へ上がる階段付近で作業されている。階段を上がると、誰もいなかった。連なる立派な墓の向こうに、一際花に包まれたいつものお墓。42回目の誕生日、やり残した音楽の数々を残して眠るhideの無念を思わずにはいられない。そしてそれに浴しえなかったファンの無念も。お参りを終え、海岸線にあるバス停まで来ると、hideコスの若い男性、そのバス停に着く寸前のカラーヘアーの女性2名、暖かいまなざしで追った。
1時頃、CITTA南の駐車場に着く。下見にCITTAへ。がらんとした仕切りが並んでる。まだ誰もいない。付近の道路には3〜4人、パーティ参加者が話している。グッズ販売は3時半。3時前よりにわか雨が降り出す。傘を相棒に届ける為出向くと、100人ぐらいの列が出来ている。傘のない人もたくさん。スタッフが列を整え、また付近にはカードをぶら下げた別のスタッフが辺りを見ている。買い終えた相棒が「すっごい人」と言って戻ってくる(3時45分頃)。4時過ぎ出向くと、グッズの列は最後尾折れ曲がり重なっている。4時半には打ち切りとの情報、列は買い残しが出そうな状況。向かいのビルの広い通路辺りが、雨宿り時間待ちポイント。もうここもたくさんの人で溢れ、付近の状況も溢れている。4時半過ぎ、グッズの列は解消になり(解散かな)、38分には今しがた並んでいた場所に、A1-100,A101-300の立て看板が置かれて、チケットの番号位置へ並ぶよう、指示がされる。並んでいる最中に、雨がだんだん強くなり、傘もしずくを人の肩に落とすぐらいになってしまった。5時から入場。5番単位で入場の呼び込み。当方A60、61番の入場。ドリンク500円、チケ切り、カメラチェック、パンフ&(記念の)ピックをもらい、ホールへ。カーテンのかかったステージ前には、大きなスクリーン(約6m×5m)が吊り下げられ、hideのマークを中央に丸い刻印と何か文字が映し出されている。DJFUMIもDJブースで動いてる。普通のスタート前の音楽かと聞いていたら、スクリーンに「ただいまhideが自らコレクションしていたCDを再生中」のテロップが流れる。慌ててメモをし出すが、1曲目はArtist:Smashino
までメモしたが2曲目に入ってしまった。2曲目artist:NIRVANA、album:NEVER
MIND、song:Breed(尚、以下に記載するartist・album・song名は、記載間違いがあるかもしれません)。3曲目artist:PANTERA、album:VULGAR
DISPLAY OF POWER、song:MOUTH FOR WAR。4曲目artist:MariLyn Manson、album:Portrait
of an American Family、song:Lunch hox。5曲目artist:DIEKRUPPS、album:RINGS
OF STEEL、song:Grossfire。終るとDJより「あぃ!、やってきました、hide 42nd
Birthday Party。今、流れている曲は、hideが集めていた曲を流しています。・・・それ以上に気合入ってるんで、よろしく。流れている曲はアーティスト、アルバム・・・と流しているので、いい曲はまたチェック・・」とコメント。6曲目artist:nine
inch nails、album:Turther down the spiral、song:piggy(Nothing can ston)。7曲目artist:the
Droaigy、album:The Fat of the Land、song:Breathe(スクリーンに多くの触手を持ったクモのようなもの、動めいている)。8曲目artist:doh
war、album:Pain、song:Gorrit。9曲目artist:Misery lovers Co.、album:Misery
lovers Co.、song:Kiss Your Boois Boots。10曲目artist:ORANGE 9mm、album:ORIVER、song:CUTTING
AND DRAINING。11曲目artist:JANE'S ADDICTION、album:NOTHING'S SHOCKINK、song:Had
A Dad。終ってDJが話かける「今日のバンドはすごいぞ。皆さん、hideのコレクション、いかがですか。よかったと思いますか。これらは、ずっと考えて、皆なにどう思われるか、ねれなくて・・みんなありがとう。みんな、盛り上がってゆこう、あと2曲」。12曲目artist:LENNY
KRAVITZ、album:Are You Gonna Go My Way、song:Are You Gonna Go My Way。DJ「今日は、すごい人だ。今日はすごいぞ」と叫んで、13曲目。『盛り上がっちゃって下さい』と裕士氏一言。artist:KISS、album:Dressend
To KNI(or KOI)、song:ROCK AND RON AN NIGHT。曲が終ってDJ FUMI の担当、終る。
DJブースに「松本裕士さんの友人、TANI-ロックです」と自分で紹介しながら登場。「hideや裕士さんと酒飲んでる間に・・hideさんの演奏、行ってみましょう」。時刻はちょうど6時。「川崎で撮ったプロモ1曲目『DOUBT』。・・入り切らない人がいるので、ちょっと詰めて。『DOUBT』はこの川崎の町で撮影。駅前の通りを海のほうへ行くと京浜工業地帯の薬品会社があります。時は1993年8月。近未来的でSFっぽい所が条件で2ヶ所。羽田飛行場のボロボロの格納庫にも行ったが、(工場の方がいいことになり)工場の人達と交渉してもダメと思ったので、真夜中に行って、行ってやって、クヮーと片付けまして、12時から3時までやって、ギターアンプも何十台持っていって片付けもhideが運んで、やりにげだ!。(撮影中に工場の守衛が来て)あんた達、何やってんだ!。本社の許可とってあるから問い合わしてくださいと弁明。夜中の2時で本社も出ないこと見越して。初期の人達のバンドでチロリンなどの人がまだいない。Lセブンというアメリカのお姉さんを呼んでやった。Lセブンの人達も何をするのか分からず、緊迫の撮影。次の話。年末と言えばХ。Хと言えば東京ドーム。裏話。東京ドームにhideが入るのは朝7時で、5時6時起き。hideはХのお母さん役ですから、やんちゃな人達ばかりで、hideとYOSHIKIのヘアーメイクは亀山さんがやっていて、YOSHIKIに4時間かかる。食事も入れて4時間。hideが早く入って終って、YOSHIKIがやれるように気を使ってた。東京ドーム終ってNHK紅白に向かった。東京ドームからNHKまで信号に引っ掛かった覚えがない。大きな力が働いていた。警察が信号を操作していたんだろう。次、Хの曲、行ってみよう。東京ドームに行く前の1989年6月10日の日比谷野外のライブ、『Х!』(大きな風船が転がっている映像)」。Toshiの生き生きした表情、hideの精悍な野生の表情、ライブの怒涛の勢いが伝わってくる中、Хジャンプが映像に合わせて繰り広げられる。会場が一体化し、誰もが歓喜の感じで盛り上がった。「ありがとう、それではFUMIちゃんにバトンタッチします」でTANI-ロックのDJが終了。FUMI「毎回、毎回裏話が聞けてよかった。毎回、画用紙にいっぱい書いてくるんですが・・・。後ろの人、入れるよう前に詰めて。ライブ始っちゃってますが、そろそろ始めちゃいますか。hide 42nd バースディパーティ!、バンド数少ないですが、かなり濃いです。1発目のバンド、今年10周年のTRANSTIC
NERVE!」。6時26分、ステージ幕が開き、Vo.が出てきて、「hide!、hide!、ハッピーバースディ!」と打ち上げ、曲に入る。中央後ろドラム、左右ギター、(向かって)ドラム右側にベースの男性5人。ドラムの後ろには、赤ショールを肩のhideの大きな肖像(今日のピックの写真)。ドラムの左右両側には、鉄パイプの2段組が設置され、上段の左右内側にhideのガラスケース入りギターが2本づつ展示(イエローハート左内側)。その両端にはライブ衣装のhide人形(hideミューの2階ホールにあった人形だろう)。パイプの下側は照明や機材、アンプなど。ステージ両端、ステージ前へ向かって、天井からアルミ骨組みの四角い角柱が3本、空中2m高まで下がっている。一番下に照明が取り付けられている。左真ん中のその柱に黄色い防疫服(代々木ライブの)の人形がしがみついている。ステージ最前の鼻、右には「CLUB
CITTA」の蛍光看板、その外側(DJブースの左端かな)に防疫服の人形立ちポーズでいる。ステージ左端には縦2行文字の蛍光看板「MEMBERS CLUB hide
明朗会計」。ホール天井には風船束ねた大きな天の川のような1列が横たわっている。
バンドの演奏は、エキサイティリングに繰り広げられ、2曲目にはマイクが2回倒れて、スタッフがステージに走りこんできて直した。3曲目ややゆったりとした曲、スモークがステージへ。Vo.&ギターも汗が流れてる。終って「オーイ、こないだの12/5で結成10周年。記念のライブを先日やってきました。今日、hideさんを愛する皆の前で、演奏することうれしく思います。hideさんに感謝します。皆なと祝って行きたいと思います。愛すべき歌をみんなに」で始った曲は『ever
free』。ステージの最前部に黒い四角い箱(約20cm四方)が等間隔に置かれていたが、始ると同時に、炭酸ガス(液体窒素?)の氷柱が白い炎のように吹き上がった。落下してくる白い破片が冷気を帯びて気持ちよかった。曲が終るとまた、4本の氷柱が打ちあがり「happy
birthday
!」。残り2曲も、動き回り「サンキュー」で終る。よく見るとワイヤレスギターでコードがなく、動き回れるはずだ(6時53分)。
DJ「10年、おめでとうございます。ここで42回目の誕生日のコメント、紹介します。ライズから『敬愛のhideさん、尊敬されるhide、ありがとう。hideさんと○○(2文字、メモ判読できず)きてありがとう』。ライズといえば、11/22リリースのピンクスパイダー。それにプロモーションビデオ出来たの、見ましょうか。もしかしたら見ちゃいますか。見ちゃいますか。ライズでピンクスパイダー」で、映像がスクリーンに映る。「と言うことで、ライズ、ピンクスパイダーでした。迫力あって○○としてました。プロモーションビデオ見たときに、かっこいいと思って、TANI−ロックが一言。この監督がhideのスプレビの監督と同じ。GLAYや氷室さんの監督も同じで、同じ建物の別の所(スタジオ)で撮った。TANIさんから聞くと、ピンクスパイダー、そこで撮ったのとのことで一つの区切り。だからそこで撮ったとのことでした。そのライズの11/22同時発売、買ってない人、急いで買って下さい(買ったよーの声)。次のバンド、紹介したいと思います。この方、一人でやるのは初めてです。hurdy
gurdyです」。後ろから圧力。このときだけ事前に席を譲ってという人も来て、おしくらまんじゅうで手が胸の上に上がってしまってメモ不如意。ステージに一人で登場。ジーパン、hideのTシャツの上に黒シャツ姿。「39才、hide42才」の前振りをしたのか、メモあり。1曲目ギター伴奏で歯切れよく歌い始める。2曲目終るとMCの雰囲気に、会場から「ケンちゃーん」の小声。MC「うれしーい。何がうれしいかって、去年のhideの誕生日は○○で歌ってた。今日もhideの曲、歌わせてください」で始ったのが『Flame』。ちょっとくずし気味に歌うも感情込めて歌った。MC「ありがとう。(会場、かわいい、の小声)おっさん、つかまえて何ですか(テレ笑顔)。ちょっとライブを吸収(休止の聞き間違い?)してまして、ほんと復活です。プチ復活です。何云うか、忘れちゃったな。曲行こうか、スーパーマン、聞いてください」。3曲目のスーパーマン終って「さっきまでこんなに緊張してましたが、楽になりました。みんなのまなざしのお陰です。〜のカバーです」で4曲目。終って「フーリスと言うバンド、作りました。来年は1月にワンマンやります。チケ、売り切れました。4月に・・・最後に・・・」。最後の曲に行ったのか覚えが確かじゃないが、終って「幸せです、ありがとう」で終る。ステージ幕が閉まってゆく。7時25分。
DJブースにINAが登場。自分のいるステージ左前からだとDJブースまで少し遠いので、状況が分かりづらい。スクリーンには「happy
birthday」の文字が縦て横に映し出され、目深にかぶったハットがブースの中で動いてる。ケーキのシーンも映し出され、ブースで祝っている場面のようだ。hideの誕生日を祝いながら、INAの誕生日も祝ういつもの形。DJが始って、hideの曲のパレードを家で作ってきたと言うCDをセットして「スタートボタン押すと、怒涛の如く行く・・」と言いながら、ちょっとボタンを探している間があった。何曲かかかっていったが、どうもスクリーンの映像と曲の映像とが違っている(と思ったが・・)。中ほどまで進むとDJブースに登壇してファンが歌う場面があった。白いハオリにХ文字を赤く刺繍したお兄さん(気合入れでは音頭を担ってる)を先頭に、次々登壇して歌った(これは、何という曲で、どういう場面に出てくる歌か、未だによくわからない)。状況が分からず、メモもなし。7時52分終る。
INAのDJの間に、幕の引かれたステージ内では、次のMAD BEAVERSのセッティングが進んでいるらしく、機材の音、チューンアップの音が聞こえていた。DJ
FUMI「皆、ワクワクしてますか。次のバンドは?紹介します、マッドビーバー、マッドビーバー、マッドビーバー」。メンバーが登場。すぐに曲に行く。始った1曲目は『ROCKET
DIVE』。目前のチロリンは迷彩服のパンツに薄ピンクのジャケット。大きい額に髪はレゲエのシマシマ粗髪。ジョーは黄色に黒が縁取るドラムセットの中で、体を泳がせあえぐように、独特のリズムをとって叩いている。キヨシは、黒の上下に髪は普通の髪型。終るとチロリン「ハピーバースディ」。2曲目はキヨシがメインのボーカルを取り、チロリンが相唱を入れる。ジョーのドラムスティックの回転があり、曲が終ると吠えた。3曲目はチロリンがメインでキヨシが相。チロリンの愛嬌ぶるイメージがなく、硬く真剣な表情がずっとづづいている。チロリンとキヨシがステージ真ん中、向かい合わせのセッション。4曲目メインキヨシ、5曲目メインチロリン、スティック1回転。連続の演奏がここで一息、上着を脱いでベースを持ち替え。ジョーはペットボトルで喉を潤し、キヨシも上着を脱ぐ。1、2分の短い息継ぎを終え、すぐに演奏。6曲目キヨシメイン、7曲目はチロの相唱なく、キヨシが一人で歌い終える。キヨシ「どうもありがとうございました」。最後チロリンがいくつもピックを客席に投げ、初めて笑顔を見せて下がった。ジョーもステージ前に出てきて、スティックをそっと投げ入れた。はじめてみたMAD
BEAVERS(11/26ツアーファイナル大阪BIG CATチケ買ったんだが行けなかった)。よかった。それよりもチロリンの真剣な演奏ぶりに、厳しい音楽界を突き進もうとする気迫を感じた。今日はDIE、PATAが不参加で、いつかスプレビが一同に会してhideバースディを祝える日が来る事を期待したい。8時30分終る。
DJFUMIが後を取り、祝いのコメントが届いているので紹介するとはじめた最初は「ハッピーバースディ!hideさん、今年は参加できず残念。42回目の誕生日、祝ってください。ニューヨークからクラブチッタまで。shame」(メッセージがスクリーンに映し出される)で12月20日、「光の世界」をリリースです。次の方は「Rockしろ! J wakeup
Mother Fucker
」でJからのメーツセージが読み上げられる。DJ「ここでお詫びとお待たせ。(レモショ)2006年にオープンの話でしたが、2007年春にオープン。場所は原宿。(関係者に「春?」と確認の小声)春だそうです。詳しいことはHPチェックしてください。待っててね」
「ここでもう1曲聴いてもらいましょう。zilchから」と言うと、『日本の横須賀市から来ました松本秀人さん』のアナウンスが流れ、スクリーンにはhideとzilchが砂漠原野で撮影してるプロモーションビデオの撮影現場が映し出される。宇宙服姿で遊泳してる撮影ショットなどよく見るいくつかの場面。終るとサイレンの音が何度かかん高く鳴って、続いてカウントダウンが始まる。3・2・1でスクリーンに「HAPPY
BIRTHDAY
hide」と踊る文字。ステージには今日出演の全員が登場、曲は『セレブレーション』がかかる。それぞれに記念の品を携え、客席に投げ入れ。テニス大のボール、クラッカー、ピック・・など投げ入れたり、ステージから手渡したり。キヨシがクラッカーを相棒に手渡してくれた。ステージ中央には、大きなケーキの模造(70〜80cm高)が登場。何か仕掛けが隠されてるのかと期待したが、出てきて鎮座したままで終った。チロリンがステージ下の通路(約1m)に降りて走りだすと、さわる手が伸びて体を触り、前進が止まるとレゲエの髪の毛をつかみ、何本か餌食に抜けた。「hide
ハッピーバースディー」の合唱を最後にカーテンが閉まりかけると、チロリンが腹ばいになって、カーテンの下から覗き見るお茶目な姿があった。8時45分カーテンが閉じる。
スクリーンには、96年代々木ライブの客席やステージの設営シーンが早送りで映し出され、設営の終了辺りに続いてスクリーンにはライブの模様が流れる。1曲目『DOUBT』、2曲目『DICE』、3曲目『限界破裂』、4曲目『LEMONed
I Scream』でチロリンがブランコで降りて来る。5曲目『Beauty
&Stupid』、6曲目『ミザリー』が終るとプロモの舞台裏の風景、ピンクスパイダーのプロモ撮影の風景、「hide with Spraed Beaver Pink
Spider」の文字がスクリーンに現れて、撮影の結果としてのプロモの完成品の映像が映し出される。そしてhideのこの曲に対する思いをインタビューした映像が出て『クモが空を目指した所で終ってるが、その次の物語はまた後で。それがネガティブかポジティブか、社会の歯車になってしまったという・・・』と語っているシーンが流れる。
映像が終って、DJ「でした。皆さん、満足したでしょうか。皆さん、hide
42ndに集まって頂き、ありがとうございました。こんなに多くの人、乗りもよく、お互いに盛り上がってるなぁと裏で言ったり。皆さん、盛り上がって頂けましたでしょうね。11/22ピンクスパイダー、ライズでリリースされました。これからもよろしくお願いします。ステージに上ってくれたバンドの皆さん、TANI-ロック、INA、みんなにも拍手。スタッフの人にも拍手。ありがとうございました。そしてみんながいてくれたのでこんな素晴らしいハピー・バースディが出来ました。私の役目もこれで終ります。最後はこの曲で終りたいと思います」でかかった曲は『TELL
ME』。曲の出だしの音調が変るところで天井で炸裂音、無数の銀テープが打ち出され、きらめきながらゆっくり舞い降りてくる。スクリーンには電気の切れたテレビの「シャー」と雑音、やがて天井から細かい綿ぼこりが降り出してきて、手で払ったものの頭に着いたものは冷たく感じて溶けて行く。本物の雪だ!。スクリーンにも雪だけの降るシーンが画面いっぱいに映って、画面と実物で会場は雪景色一色。感動的な場面であった(風船はもっと前から降りてきて、天井横からもどんどん吹き出てきていた)。曲は『ever
free』に変り、スクリーンには今日のラインアップが下から上へ上がってくる。最後から2番目に『スペシャルサンクス Х 』が出て、最後hideのロゴマーク、HEAD
WAXで終わる。
スクリーンにはスタジオらしき所でhideが歌うジングルベルのギター演奏の模様。サンタクロース姿で、演奏がだんだん早くなってこれ以上早くやれないところで、「メリークリスマス」の女性のアナウンス。「お礼とここでもう一丁失礼して、42回目のhideの誕生日、オメデトウ。12月・・・オメデトウ。・・・オメデトウ。共有できた皆さん、オメデトウ。hideが残したロックスピリッツの曲を後世に残すイベントとして・・・hideが旅立って8年、再びこの曲をお送り出来るのは皆さんのお陰。hideのロックスピリッツは永遠に立ち止まることなく伝えて行きたい。またどこかで皆さんの笑顔に会えることをたのしみに、家に帰るまでがhideのバースディ。飲酒運転で台無しにしないように、興奮して自転車を投げたり、ラーメンをかぶったりしないように・・・」と軽妙に心を解きほぐすしゃべり。にゃっとなごんでよかった。また聞きたい。アナウンスが終って一呼吸置いて、ヒロシコール。それに応えて『本日はご来場いただき、ありがとうございました。気をつけてお帰りください』のマイク。ヒロシ本人であるようなないような。ヒロシコールがさらに続いて再びマイク(これは本人)『本日は、皆さんのお陰でバースディパーティ、大成功に終りました。ありがとうございました。またこの機会を作りたいと思いますので、よろしくお願いします。ありがとうございました』と挨拶。9時45分終る。
フロアーには無数の風船がたまっている。風船が落ちかけの頃「ほしいなァ」と思ったがなかなか近くには来なかったが、いつの間にやらいくらでも飛んできて、最後には誰も見向きもしないぐらい床に落ちている。足で破裂させる音もしている。ちょっとした小さなことだが満足感が充足した。一方スタンプの件。一番最初のスクリーン「hideがコレクションしたCDの再生中」の曲目と一緒に映し出されたhideマークは、丸い刻印の中央に「三角hideマークと三角下にwith
spraed beaver」とあって、丸い弧の縁に沿って上部に「hide 42nd Birthday Party」、下部に「@CLUB
CITTA」と書いてあった。せっかくここまで刻印が出来ていたのなら、パスポートに記念スタンプが押せるよう配慮があってもよかったのにと思う。ここはちょっと物足りない。
間違えた所もたくさん有ると思いますが、最後まで読んで頂いて有難うございますm(__)m