REPORT  10

2005・8・26&27   MIX LEMONed JELLY 2005(5th STAGE&final STAGE) hide MUSEUM    papa


2005・8・26   MIX LEMONed JELLY 2005(5th STAGE)
前日台風11号が関東直撃コースに変わり、東名通行止めの区間も出て来たのを心配しながら、やっと夏休み宿題(7/20〜8/20レポ)の提出準備を終えて寝た。8/26日は、AM3時に起きて4時までに名神に入る予定の通り起き、心配して真っ先につけたニュースは「台風11号は神奈川県横須賀沖の東京湾にあって・・・」と放送。被害の無いことを祈り出発。富士川SA迄直行。浜名湖辺りから路肩に強風で落ちた葉っぱや小枝が見られたが、東に向かうほど空も晴れてきて、台風一過は難なく訪れているように思われた。天空に張り付いたような高い雲が薄墨色に掃き流されて、富士山も遠くから左前方から正面へと変わる変化が見透かせ、今日のかくれんぼは俺様勝ちという天気。1時ごろには横須賀に到着。ダイエーで休憩。さらにホテルで6時半まで休憩、7時過ぎhideミューへ。
 ライブはすでにだいぶ前に始まってる為か、門から向こうまで誰も姿が見えない。例のごとく写真を撮りながらカフェラへ。hideミューも台風の被害はなさそうで、落ち葉や樹木の被害、建物の損傷も皆無のすがすがしい姿を、照明に向けている。本館の円形ドームは、中から発光する夜光虫のようにひときわ大きく輝いて、さぞ海上からは黄色い巨大な夜の生き物が波間を動いてる眺めかと想像。カフェラの中は、ガラス越しに腰を下ろしたライブ待ちの人、クロークの荷物の置き場所、受付、グッズ販売のテーブルやスタッフでひしめき合ってる感じ。受付を済ませた後、奥の扉に向かうその道は、満員電車の中を移動している困難さ。扉の中も満員状態で、ちょうどライブの入れ替え中の休み時、まだら模様の空きの中へ進入した。ステージ幕が閉められた前に、スクリーンが下りていて、hideのライブ映像がライブのつなぎ時間を満たしている。
 今日の出演は、エクスタシィ軍団で、たぶんTOKYO YANKEESの次にLADIESROOMが最後で出てくるはずの予定で来た。LADIESの出演は8時過ぎとのファンクラブの予告があったので、一つ前の出演を逆算して来たが、7時半から始まったバンドはDUSTAR-3(と思う)と言う初めてのバンドで、メンバー3人、ヘッドマイクをした行動的なバンド。ステージでのパーフォーマンスも多彩で、客乗せもうまく、ファンも相当いるらしく、ヘドハンやハンド応援に相当数が応じて勢いを感じた。ボーカルを主に勤めた左のベースは、金属製の良く通るしゃがれ声に聞こえ、特徴あるボイス。この他の出演者は、YOUTHQUAKE、ラヴィアンローズの計5バンドで、DUSTAR-3が終わると急に渦巻きが起こったかのような客の入れ替えが生じ、幕が閉められてスクリーンが降り、hideのライブ映像が半時間ほど続いた。Damage、50%50%、オブラート、D.O.Dのライブ映像。
 8時半過ぎ、スクリーンにいろんなバンドのフラッシュ映像がまばたきのようなスピードで現れ、最後に止った文字はLADIESROOM。時間的に最後と言うことは、YOKYO YANKEESはすでに出演済みということ。あの首筋に血管を浮き立たせた歌い方を見たかったのに残念。ステージ幕が開いた空間には、白い照明にスモークが漂い、悩ましいトランペットの旋律がヌードショーの始まりにも通用できる雰囲気で鳴り出し、くすくす笑いもちょっと聞こえる中、ジュンが出て来、メンバーが続いて登場。Georgeはカウボーイハットに白の綿シャツ、NAOは白ワイシャツで肩から手首へ2本のストライプ。百は黒下地に縦じまのシャツ姿。いつもと同じ。4曲ほどやってMC。百「横須賀、3年振りか。さっき2日酔いで車で寝てたら、hideさんが上からのぞいてて、よく寝れなかった」「残念ながらなくなっちゃうので、そこらぶっ壊してもいいや」「どうせお前ら、黙ってなめてりゃいいんだ」と例の冷やかし自嘲のさむーいトークで客の突込みを呼び込みながら次曲へ。Georgeは帽子をとり、ロングヘアーを垂らし頭のヘッドハンはいつもと同じだが、会場の広さか百の声は反響がセーブされた生声のような響きで、後半5曲は台風で洗われた風景のような変わった新しさ、いつもと違う曲感を感じた。9時15分、いつもの定番も無く、メンバーは演奏を終えて袖に隠れた。すぐにGeorgeはアメリカ国旗風の格子パッチが入った長袖にジーンズベストを着て登場。マイクを持って「今日は黙ってやってるエクスタシーも、たぶんこれが最後かな」とかhideの思い出みたいなことをしゃべりだして「いつも説教ばかりでいろいろ大変だったなぁ」と述懐。「正規のエクスタシーじゃないから、変わったもの先輩の古い曲をやりたい」といって、俺の相棒「梅ー」と梅さんをステージに。普通の人と同じ梅さんが、挨拶して、今から始まる全員の打ち上げイベントのメンバーを一人ずつ紹介、ステージに呼び込む。ジュンはすでに帰ったとの事。今日のバンドのほぼ全員がそろったところで、イントロから始まった曲は「紅」。出だしぎこちなさを感じたが、直ぐにエンジンは快調に走り出し、各バンドのボーカルがマイクを引き継いで歌ってゆく。Georgeも必死な様相で客席に向かって歌っているが、その表情は感極まる表情も垣間見せていて、エクスタシー一応最後という瞬間とこれに続く長い軌跡の思いがこみ上げているかのようだった。そして驚くのはマイクを引き継いだ百の紅。Toshiの歌い方にしか許容の範囲を見出せない]ファンにとって、Toshiにこんなにも近く明らかに許容の範囲に入っている歌い方であった。良く通る声、高音の伸び、百の歌には脳裏に残る紅の曲のイメージそのままを辿ることが出来るような一部分を垣間見た。さらに]の曲を歌うなら、Toshiの歌うイメージを再現できるようにも思った。これは思いもよらぬ新たな発見。最近ライブで「I'LL KILL YOU」とか急に言い出していたが、いくつかの曲を今日のために練習していたのかもしてない。たぶん百は、「I'LL KILL YOU」の単純だが大胆な曲にほれ込んだのかも。いつか歌ってくれるかも。9時40分イベントは終わった。全員がステージ奥に下がって、片付けが始まったステージにGeorgeが出てきて、ひとり「hide、バンザーイ」と叫んだ。感極まるシーンだった。私は、10時に閉まる駐車場が気になって直ぐ出たが、なおも残ったファンのアンコールコールにGeorgeと梅さんが再度登場「今日は本当に楽しかった。俺たちもじじになるが、お前たちもばばになる・・」と和ませて手を振りながら下がったとの事。ステージ前にいた相棒さんには、下がるGeorgeと梅さんが、ステージ奥の隠れる所まで手を振っていたのが見えたとの事。車を外に出し、戻ったカフェラ前、一番手前の白いワゴン車に梅さん自身も出てきて機材を乗せていた。「梅さん」と相棒声をかけたら、こっちを向いてにこっとしてくれた。スタッフが閉門しますのでお帰りくださいと次第に押してきたので帰ることにした。10時は過ぎていた



2005・8・27   MIX LEMONed JELLY 2005(final STAGE)
(ALL NIGHTのイベントでしたがPM9時までのレポです)
12時20分hideミュー着。お客さんがそろそろ詰めかけている。門を入ると通路両側の敷地には準備前のテントが立ち並び、出入りの業者の車や準備に追われる人が忙しく動いている。一方の忙しい動きの間をゆったりと動くもう一つの流れが詰めかけたお客さん。本日はカフェラが立入禁止で白い鎖が階段下カフェラへ行こうとする辺りにパイロンで渡されている。大きな行き場を失ったお客さんは、2階階段へ向かうかレモショへ向かうかの突然の選択に、未練と決定をすぐに処理できないまま、目的を失ったように動き出すと言う感じ。テント下に置かれた商店の準備机、ガス器具、ボンベ、調理器具や配線などが、hideの歌声にのって祭り気分を掻きたてている。レモショに入る。手ごろな商品のリストバンドや耳掻きが目に止まる。館内も外と同じhideの曲がかかっていたが、レジ上部にある3つの小さなテレビモニターには、Toshiのラストライブの映像が無声で流れていた。ミュージアムで休むために入館。ゲーム機の前にはやる人見る人順番待ちのお客さんでごった返し。商品ゲットのお客さんが結構目に留まった(1時ごろ)。入館していつものハートに腰掛け休憩。なんかお風呂に入って極上の安息に浸ってる気分。すでに1階カフェラのステージではリハーサルが始まっているらしく、ベース、ドラムの単独音が聞かれ、時間が進むと全体を通す曲の振動が、腰下に響いて軽いマッサージ効果。お客さん全員が一旦外に出る5時まで涼しく楽しい安息の時間は十分あるように思われた。4時前、TELL MEさんが声かけてくれた。青空天使さんもご一緒で、ひとしきり相棒さんと共通の話題に没頭。4時半過ぎ、5時閉門少し前だが外に出る事に。レモショとhideミューの間には奥にテント二張り、手前にマイクロバスロングが商店後ろに止められている。噴水あたりで、ゆりさん、羽唯さん、Hirokoさんに出会って話。さらに門近くで気合入れのリーダー、総長AKIYA氏にお会い出来、刺繍入りの衣装に目を見張り、9月ファイナルには150人の気合入れの準備中と話してくれた。健闘を祈って総長と別れたそこに全身イエローハートのゆかた美人が。kyoさんだった。昨日もJライブに来京、カフェらで昼食だけとって町田プレイハウスに向かわれたらしいが、当方連絡もらった時点でダイエー休憩中、ミスマッチだった。
 5時15分ごろ、閉門に西側通路にはお客さんの列が繋がっていて、「8/27日本日専用のチケットをお持ちの方1番から100番までの方はここにお並びください」と歯切れのいい拡声器の整理が始まった。該当のお客さんが移動を終えたぐらいに、同じ文言「8/27日のチケット1番から200番までの方はここにお並びください」と順次、1−300,1−400はこちらにお並びくださいと100番単位の集団を3列で積み上げて行く。時折、会場内撮影・録音禁止の注意事項、荷物はhideミュー2階で預かる旨も一緒に喚起している。駐車場にはhideアートのワゴン車がいつもの定位置に、気合の白を着込んだマンダムヘアーのよく見かけるお兄さんの白い車が駐車場hideミュー出口の仕切り石柱辺りに止まっていた。その一団のコスを眺める老人の不思議そうな視線・目のさまよいに世界が違う住人には仕方のない事と同情。hideアートの写真は許可をもらい撮影させて頂いた。5時半ごろ出口の車を急に手押しでバックし出したが、そこには到着した貴志真由子さんの専用車の通行に支障があるようだった。6時、ゆったりと並んでいた列に微妙な振動の波が通過して、自主的な整列が形づくられた。入場が開始された合図の電波が伝わって来たようだった。6時15分入場。門を入るとすぐに受付け用のテントにいるスタッフが、チケ確認、パンフ、クロークなどの手続き、イルミネーションも点灯されていて、お祭り屋台のテント前は、先に入ったお客さんの人盛り。相棒の要望で屋台を通り抜け、カフェラ前イエローギターのモニュメント横の記念スタンプの列にまず加わる。その向こうには7/20の大きなピンクベアが両手両足をおねだりダッコポーズでカフェラ方向にお客を迎えてる。すでに15mぐらいの列ができていたが、片やカフェラ前にも入場待ちの列が伸びていて、先頭辺りに貴志さんが待っておられた。スタンプ待ちの列から見えるカフェラ海側テラスには、向こう奥の半分にテント二張りが張られ、手前テントにテレビ映像やカラオケ機材のブース、奥は長机とイスが休憩用に置かれてる。手前半分の開放されてるテラス海側フェンス沿いに、横長17inchぐらいのテレビモニターが5台、テント前に32inchぐらいのモニター1台、どれも同じ画面が流れていたがhideや]の映像ではなかった。静かで穏やかな祭りの夜、テラスには足元ライトが直線に並び、海上遠くには大型船舶のライトが妙に高く明るく輝いて、辺りの岸辺や航行小型船舶の薄い光と際立っていた。カフェラの列は6時35分、入場を開始した。スタンプを待ってるとセッちゃんが声を掛けてくれた。6時54分、カフェラに入る。外入口から中入口までは背丈を越える観葉植物の鉢が並べられ、顔に当ってジャングルの林を通り抜ける感が作り出されてる。カフェラ内部は満員で入口を入るともう進路は暗くて混雑の為立ち止まってしまう。黒い影の向こうにはスクリーンが下げられいていたが、テスト用の映像が流れているようだし、最奥に設けられているDJブースは無人で館内の催しはまだ始まっていない。模擬店を見ることに。噴水を過ぎた所から左右に模擬店・屋台がテント張りの店を連ねてる。門側から見て右側奥へ @THE SEXY PISTONS/DEEP  APLASTIC/midnight Pumpkin  BTHC!!/ORCA  CSONIC STORAGE/二枚舌の各バンドの物販コーナーで中には何も準備なしのものもあった。 Dhide presents MLJ'05グッズ販売の添え書きの下にMIX LEMONed JELLY 2005と大書き E特殊メイク福岡洋一(500円 )/ HYPER ILLUSTRATOR HISASHI☆ICHIKAWA (似顔絵500円、感☆バッジ200円、ポスター500円、ステッカー500円) 特殊メイクと似顔絵は実演でやってくれる。 Fシャーリー・スー占いコーナー(まだ無人)。反対側左側の門から奥方向に @このテントは野外音楽や照明機材のテント。祭りを盛り上げるロックの野外音楽(hideとは違う)を大音量でかけていて、前では音楽にあわせて踊っている人も) ABAR PLUS (本日オリジナルカクテルHURRY goround Hi-Ho all500円、フランクフルト500円、焼そば500円、フライドポテト500円) B魚のほね&COTO(あったか京風うどん500円、冷うどん〔サラダ付き〕500円、hideさんが愛した『競馬物語』500円、海軍カレー500円、別の方に特別チラシで日本酒『競馬物語』限界破裂 all500円) C9miles(バラミサイコロステーキ500円、ジャークチキン500円、50%50%D.O.D 〔本日オリジナルカクテル〕all500円 Dいらっしゃいませ かふぇら茶屋(コップへカクテルorジン割りをつくって出す〕EHAIR MAKE SQUASH(hideのヘアメイク担当のスカッシュ。丸テーブル3つと周りにそれぞれイス4〜5脚。去年の当方のイベントでは始めスカッシュがメイク担当だったが、都合が悪くなって横須賀芸術劇場裏のメイク室が担当。スカッシュにしてもらいたかったなぁ、残念。なおメイクの実演はやってなく、スカッシュメイクさんかorお客さんかは分からないが数人イスに腰掛けていた)。 以上のお店がテント仕立ての臨時で営業。相棒さんは右側Eのイラストの列に並び出した。なかなか前進しないので私一人、カフェラの様子を見に行った。その辺りにはまだたくさんの人が出入りしたり待っていたりで、何か始まったと言う気配はなかったが、中を覗いてみると、DJブースが一点照明されていて、会場にはロケットダイブが大音量で流れていて、DJが曲に合わせてジェスチャーしてるだけで、場内暗転のまま。思い思いにお客さんは体を曲に乗せて楽しんでるようだった。スクリーンにはLet's Rock againの文字が試験映像のゆがんだ図形と共に流れていた。ステージのライブがまだなので、似顔絵の所に戻る。テント屋台9mils辺りからは焼き物の煙が風にあおられ、激しく上昇、こうばしい香りが似顔絵のところにも漂ってくる。順番を変って、相棒さんは特殊メイクの所に。先のお客さんの実演を見ていて興味が湧いたのだろう。右腕力こぶ近くに、切り刻んだ生傷跡を特殊メイク。20分前後の所要時間で完成。ぱっと見、血がにじんで垂れ出している。正体を見てる私は、たぶんチョコレートのようなものが「たれてるやんか」と服を汚さない様言ってしまったが、血がたれてる風にメイクの仕上げ。似顔絵の列はなかなか進まない。一人6〜8分の所要時間。8時22分相棒の似顔絵の順番。先に輪郭を描き、顔中の主だった特徴線を付け加え、カラーマジックで簡単な色付け。28分完了。すぐしまわれてどんな絵かはまだレポ書いてる今も見てない。辺りはまだ何も始まってない雰囲気だったが再度カフェラへ向かう。カフェラ前には、青空天使さん、TELL MEさんが時間待ちで腰掛けておられたが、視点を遠くに合わせていて横を素通り。こんな時はバツが悪い。気付いて生傷を見せると「どうしたん」と心配顔。500円は生きていた。帰って子供に見せると「どうしたん、どこで怪我した」と心配顔。じっと見てるので「引っ掛かったー」と正体言うと「そんなことしてたら、ほんまに怪我するわ」と叱られたらしい。おれおれ詐欺がはやってるご時世、小使い稼ぎの子供詐欺に反対にかかるかも。「お母さんえらいこっちゃ、怪我した、手術や。とりあえず2〜3万出して」で引っ掛かるだろう。500円の怪我に満足してると、海側テラスのテントではこれからカラオケ大会が始まるとのマイク。カフェラに入って最後の確認をしたが、スクリーンにはアートの模様が映し出され、DJが次の曲は何々とやっているだけなので、あと少しの時間では大幅な進行もないだろうし、明日5時までに大阪に帰って5時半出発の時間制限もあるので、帰ることにした。会場内撮影禁止だが、会場外はいいという解釈で、残り少ない時間を外からの写真撮影とした。マウンテンバイクの練習場の小山は案外すべり安く、登りにくい。岸壁まで伝い、岸壁からも撮って見た。カラオケは]の「]」を歌っていたが途中で止んだ。続きをとの思いは、早々hideミューを後にしなければならない無念の思いに共鳴して、少し長く後に残った。本殿も支社もお参りせずと言うMLJファイナル、祭り気分だけを頂いたが、残念この上ない。


間違えた所もたくさん有ると思いますが、最後まで読んで頂いて有難うございますm(__)m