REPORT  9

2006・03・11&12   Ra:IN HMV池袋&HMV横浜 ミニライブ&トークサイン会    papa
 

3/8日アルバム発売記念のHMVミニライブ&トークサイン会に、ちと参戦してきた。大きな店頭での記念式に一人でも多い方が華々しいかと気持ちは枯れ木の賑わいのつもり。そんな杞憂も吹き飛ぶぐらいの参加者で、会場は大いに盛り上がった。
 3月11日は池袋HMVでのイベント。とりあえずCDを買って参加券をもらう為、HMVへ1時ごろ行った。長いエスカレーターを2階へ上がるとそこがHMVの入口。ドアを入ると左に長いカウンターがあり、そのずっと後方にミニライブ用のステージがあつらえられていた。まだ準備もされてなかったが、Ra:INのイベントがあるチラシがステージ前や店頭、壁などに貼られている。参加券は小さな駐車券ほどの大きさの紙切れで当日ここだけに有効とか書かれてある。CDの中には5cm四方ぐらいのステッカーらしきものが入っているが、これがどうも特典らしい。CDのカバーの図柄と同じ絵模様。2時半からステージ前でお待ちくださいとの話であったので、店内及び3階HMVも一回りして休憩。2時20分に会場に行った。すでに20〜30人が取り巻いて、2列目になってしまった。ステージではスタッフ(これはRa:INのスタッフ)が4〜5人、ステージの設営に当たっていて、アコースティックギターが2本と小さなパイプ椅子。まん中にパーカッションの打楽器と小さな2枚合わせシンバル。もうほとんど終盤の域で、チューニングやテープ止めなどの作業。後ろにはその場の大きさにマッチした(1.5m四方)ビデオディスプレイが掛けられていて、12/25の武道館でのRa:INのライブ映像が無声で流されてるが、その音楽は今回の発売のCDから流されてるようだった。黙って観客も作業の成り行きを見守っているが、視線(これは私の)は、ジーパンの後ろの財布落ちそうだとか、シャツの下のお腹の出っ張り隠しきれてないとか、どっか昔の貴乃花に似てるとか、どうでもいいことを探している。3時前に一度案内が有って、アルバム発売記念のミニライブ&トークサイン会があることが店内に響いた。3時少し過ぎた10分頃、貴乃花似が司会でRa:IN3人の呼びいれ拍手でとのことで、拍手の中ステージ右の衝立からMichiaki、TETSU、PATAの順で登場。TETSUさんの衣装は粋な紳士風で、つば無しハットにサングラス、首には水色スカーフ、黒のフィトブレザーに派手なズボン。いっぺんに華やかになった。すぐにギターの音やパーカッションの調子を感触して1曲目を演奏。終って司会は慣れてないらしく、棒読みでCDの発売の意気込みや今後の活動を聞きたいと思います、PATAさんと振ると「いきなりかよー」と苦笑い。「たくさんの人が集まってくれて安堵した、集まらなかったらどうしよう」という意味のことを言って「集まらなかったら自分でCD買おうかと」。何枚と突っ込まれて「1枚」とにこやかに場を和らげた。TETSUさんも例の如く例の調子でちゃちゃを入れたり、和気アイアイ。
12月の武道館ライブでは、PATAのギターが久し振りにアクシデントを起こしたこと&時間延長があったら、1分で5万円の罰金を科せられていたが、何とかテンポ早めたら、結局時間延長はなかったという話。司会がRa:IN結成のいきさつをという話を振って、TETSUさんのお店にPATAが呑みに行ったら、たまたまMichiakiが来て、TETSUとPATAは以前から仕事で知り合ってるし、TETSUとMichiakiも仕事で知り合ってるしということで、3人で何かやろうかとなったのがRa:IN結成の話で、そのTETSUさんのお店も近々閉めると言う話。Michiakiが、シンセサイダーD.I.Eと紹介してくれて、ステージ方向ばかり向いて気付かなかったが、ステージ横にくっつくようにシンセのセットにいるD.I.Eが紹介され、わからなかった人の歓声が上がった。立ち上がって小さな会釈をしてくれた。その人なら始まる前からシンセや機材のセットにもいたように思うが、スタッフの人とばかりに思い込んでいたのでわからなかった。トークもほんの4〜5分という短い時間で、2曲目が披露された。ボーカルの誰々と紹介を受けた女性シンガーが登場。出て来た人を見て、さっき2階へ上がった時のエスカの前に居た女性だと思った。ジーパンを短パンに切り上げた姿は、目立ったので覚えている。ステージ一段下のフロアーに立ち、曲とともに軽くリズムを取り、歌いはじめるやパンチ力をみなぎらせ勢いを感じるボーカルで、客を見、自分の世界にも入り、大きなアピールの役目をこなせたように思う。終るとサイン会の準備をするので、しばらく待つように指示が有り、初めから仕切りのようにステージ前に置かれた長テーブルが、サイン会の机に早や変わりして、サイン会は始った。右からPATA、Michiaki、TETSUの順に並んで、PATAへ入場してゆく列が、その前をとぐろを巻くようにくねくねと蛇行しながら店の内部へつながった。当方店の内部からの順番が近づくにつれ、CDのカバーを出したらそこに3人がしてくれたが、カバーを広げたら、三ッ折れのページ毎にしてくれたとか、情報が飛び交う中、自分はどこにしてもらおうかとあれこれ考えてる間に、順番が来てしまい、結局作品が詰まってるCDの盤にしてもらった。それぞれに握手もしてくれて、舞い上がってる自分はうわの空。TETSUのところで、今日こっちにいるので近々閉まるならお店行きたいと言うと「おいで」となって、その夜は、代田のRa:IN発祥のお店に伺って、たぶんカウンターのここらにPATAとMichiakiが腰掛け、カウンター中のマスターのTETSUさんとのRa:INの元になる話が交わされてる場面がうっすら想像できた。サイン会には100人近くの人が並んだのではないかという盛況で、サイン会を終えた3人を拍手で送った後も、その興奮がその辺りに漂ってなかなか引かない雰囲気があった。掃けた後HMVの6階だったか、インターネッカフェが有ったので、時間つぶしに生まれて始めて入ることにした。小さなカウンターに2人の受付、なんかいくつものメニューがあってどれをしますかと言われるが、何もわからない者に選びようがない。適当にOKを言うと、本棚に漫画本、週刊誌、写真集など多数が並べられた通路を通って案内され、女性は女性専用室、男性は別の真っ暗な仕切りのある個室へ案内されたが、リクライニングというその部屋の向かいは、靴を脱いで入る部屋らしく、どんなメニューかと興味。真っ暗な中にディスプレイが輝いていて、すでにインターネットの画面が表示され、マウスでクリックすればどこにでも飛んでゆけるようになってて、飲み物を持ち込み、自分だけの世界に入って冒険可能、危険サイトのアクセスもお望みのままという気持ちになった。暴走してしまう自分が出て来るようで、はまれば入りびたりになる世界かある思った。
 翌日は横浜ビブレ内のHMVでのサイン会。11時半開店で駐車場もそれまで開かない。その辺で時間つぶしをして開店後すぐに入場。とりあえず場所確認及びCDを買って参加券をもらうため、階段を上がると2階の上がったところがHMV。2階の真ん中の大きなフロアをHMVが占めていた。店の中央には池袋よりは立派なステージが常設されてる作りで置かれていて、その背には5基のモニターが掲げられている。CDを買ったものの時間がものすごく余ってる。HMVの前に12時前というのに行列ができてるお店があり、何かと見るとケーキバイキングのお店。70分1480円で食べ放題。若い女性を中心に店内は満員、さらに店の前には15〜20人の列の最後に並んだが、時間制なので待ち時間が50分ぐらいなりますとの説明。次々と並び、店前をあぶれた人の列はすぐ横の階段を下へ並べさせられている。ライブで並んでる感覚。順番が来て自販機で定額チケット買って、後は好きにビュフェへ取りに行く。いろんなケーキをお皿一杯に盛ったが、若い人は先にパスタやご飯類を先に、ケーキは後に。食べ過ぎの満腹。後は時間まで休憩。2時半ごろ会場へ。15〜20人ぐらいがステージ周りに。昨日と同じ人も見受けら、モニターには武道館ライブの映像、音声は発売CD。ステージ内ではRa:INのスタッフが昨日と同じ顔ぶれてセッティグに精出してる。心の中では昨日の貴乃花似は今日は元広島カープ山本監督の方がいいかなぁと記憶の修正をしだしてるが、実にどうでもいいことにこだわるのはなぜだろう。司会をするこの人が、上手とはいえないにしても大任を果たす司会と同じまじめな顔で作業に精出してるのがユーモラスに見えるからか(不謹慎だね)。そんな場面の中にスタッフの一人が「Ra:IN」のロゴが入ったキャップをかぶって作業をしているのを発見。その人は昨日はかぶってなかった。新グッズ!。千葉LOOK、明日の横浜7th アベニューでは発売だろうが、当方は直近23日岡山までお預け、あれは目立つしほしい一品だな。山本監督似の案内で、定刻3時Ra:INの入場を拍手で迎えた。PATAはオレンジ系の目立つ衣装、TETSUもニット帽サングラス、フィットブレザーに縦じまズボン。粋。Michiakiも黒系の洋服。出て来てMichiaki 「あぁーどうも。シグナルという曲、聴いてください」と言って、3人簡単な調子を調べた後、演奏始る。思い出したが、昨日TETSUのパーカッション叩く勢いが強く、それが飛び上がりかけるのを、スタッフがガムテで止めていたが、常設のステージ、床がしっかりしているのか今日は安定している。5台のモニターに演奏が映し出される。昨日は最前で見ていたが今日は列の後ろ、壁にもたれて拝見。モニターに映る映像で十分だったが、PATAが画面スレスレに映って切れかかるか心配、もう少しまん中に入れんかいと思った。終って司会が、昨日と同じフレーズの「3/8発売、BEFORE THE SIREN(ビフォー・ザ・サイレン)」の紹介を終えてミニトークをPATAにいきなり振る。PATA「はぁ、投げっぱなしか」Michiakigがつないで「ファーストアルバムから2年半かかったが、かなり凝った曲できました。聴いてください」PATA「ってな、感じです」。TETSU「本日はどうもありがとうございます。忙しい中、わざわざ横浜まで来ていただいてありがとうございます・・・」といつになく神妙。Michiaki「昨日は池袋で、HMV袋店の1日の売り上げの新記録を達成して前の記録保持者は倖田來未さんとだそうで・・・・」PATA「やればできるんだ」Michiaki「明日、横浜でライブですが、6/17渋谷BOXXでファイナル決まりました」。PATAさん「何か」と振られて「目先のことで、いっぱいです。明日は横浜7th アベニュー(一呼吸置いて)・・反応、薄いなぁ。タダだとくるが、金は払わんぞと・・・。俺に振るな、司会が仕切れ!(と笑わしながら)、今日、キーボード弾いてくれてるD.I.Eちゃん、CDにも貢献してくれてます。D.I.Eちゃんは、“2枚舌”というバンドで活躍してます・・・」と友達の宣伝も忘れないやさしさ。TETSUさんに向けられると「オーイェー、オーイェー・・メンバーを紹介したいと思います。ベース!Michiaki!。ギターヤーイ!PATAヤーイ。自ら紹介するのもなんですが、ドラムテツ!、ドラムテツ、ヤーイ!」。次の曲に入るとのことでMichiakiより「AH(アオ)、紹介します」とボーカル出て来て、ボーカル曲「BEFORE THE SIREN」(と思うが・・)を演奏。「サンキュー」で終る。(3時21分)。
 引き続きサイン会。一旦引き上げていたメンバー、ビール抱えて再度登場。TETSU、Michiaki、PATAと並んだ順を、TETSUさん側よりサインをしてゆく。店内を2列で並んでいる最中、D.I.Eさんが子どもさんを抱いてあそこにいると教えてくれ、早速相棒は握手してもらいに行く。大阪から来たというと「マジ!」と言ってくれたとのこと。ツアーには参加しないがファイナルにゲストとして出演とのこと。いつかD.I.Eさんの「hideの部屋、カフェラサイエンス」のあのピアノ演奏、も一度ホントに聴きたいなぁ。頭に焼き付いている。そう・・骨折のあれも。・・・結局悩んで、昨日と同じCD盤にサインをしてもらう。芸のないことこの上ない。スタッフがサインをしてるところなど、ビデオ撮影・写真撮影していた。4時ぐらいに終った。

間違えた所もたくさん有ると思いますが、最後まで読んで頂いて有難うございますm(__)m