REPORT 2

summer of love Ra:IN Tour 2003&OVER THE TOP TOUR Ra:IN 2003 VOL・3


summer of love Ra:IN Tour 2003
7月30日(水) 横浜 7th Avenue
 6時開場、6時半開演なので、、30〜40歩の7th AVENUEまで時間は要しない。道路挟んだ横浜スタジアムが覆いかぶさってくる感じ。6時半地下のライブ開場に着く。入り口壁際がイスで座れる最適場所だったのでそこに落ち着く。すると楽器が並んでおいてあったが、Ra:INと書いてあり、みちあきの使うBASSのコネクター(なんて言うんかな、音を操作する機械)が肩と触れてる。ドラムの置く位置を示すカーペットも上に乗せてある。少し楽屋裏の延長でなごむって感じでほのかな面白さ。3バンドが前座。3番目のSPINがまあまあ。9時過ぎからRa:INはじまる。PATAの一声があって演奏開始。前のバンドとは音質・音量が違うなと感じる。いやに今日はビデオ撮りが多い。みちあきの服装もいつもと違う。東京方面のライブは始めて見るので、首都圏は服装も関西とは違うんだなと見ていたが、今日明日は、プロモをとってると言ってくれたので納得。11月4日のPATAの誕生日にCD発売と決定とのこと(HPは11月7日発売らしいが)。俺は後ろの定位置を離れなかったが、姫は2列目に行ったので、舞台からのカメラアングルにうつっるかも知れん。約1時間強やって、15分休憩後アンコールに出てきて、こても長くやってくれて、終わりは11時を過ぎていた。今日はサイン会もなく、終わればしまいだった。近くの居酒屋探したが、なさそうなのでパスタ店で、ビールと洋酒なんかを頼んで、なんやらスパゲも食べて、ホテルへ戻る。

7月31日(木) 横浜 7th Avenue
 7時に7th AVENUEに着く。前座2バンド。9時ごろからRa:IN始まる。今日もPV撮りのカメラが入っている。昨日の客より派手な服来た客が多いように感じた。PV用に動員があったかなと思ったり。笑顔も多く、みちあきなんかは、かぶりつきのスペースまで降りて、客と背中接して舞台向いて演奏、それをカメラが舞台から撮影してるのであった(そのカメラに姫が写ってるかも)。アンコールを呼ぶ間の休憩を挟んで、11時過ぎまで演奏。アンコールしょっぱな、PATA「恒例のやつ、久しぶりにやろうか」と言って、何かと思いきや、ライブ告知のパーフォーマンスで、演奏にあわせてスタッフがは茶めちゃ踊りをしながら叫ぶと言うやつで、関西ツアーでは、Kneveの店長平哲也がずっとやっていたやつだった。Ra:INのメニューとは知らなんだ。頭を1本角に仕上げたスタッフが、Ra:INのセッティングしてるなと思っていたが、その人が踊り狂ったのであった。関西のはじめ、こりゃなんじゃと思ったが、案外と笑えるパーフォーマンスで、狂った後のまじめ顔のライブ告知やらお願い顔の落差が、非常に笑えるのである。Ra:IN一番の客受けのショーかなと思うぐらいである。最後は、演奏し続けるテツのドラムを、PATAが壊し、みちあきが壊し、最後にテツが壊し切るというところで終了。長い熱演であった。ボーカルはないが、結構楽しませてくれる演奏であった。今日もサイン会もなく、それで終了となった。

8月13日(水)岡山 DESPERADO
1時の段階で、渋滞宝塚東TNより33キロ。何にも朝より減ってない。4時前パソコンで交通情報確認すると、名神につながっていた渋滞がなくなった。4時、家を出発。、6時50分、前回止めたモータープールへ駐車。
すぐDesperadoへ。歩いて2〜3分。何人か入り口で待っている。電話予約なので、先にチケをもらいに行く。3番、4番の番号。7時開場なので、そろそろ入れてもいい時刻なのに、「呼びますのでドアの外でお待ちください」。待つこと15分。「番号順に並んでください」の案内で、しばらくして入場。今日は盆の13日で、来場者も少なめ。会場後ろの机と椅子のところにしようと決める。いままでこの机で打ち合わせしていたらしく、ラインやパタのマネージャーの方が、書類やいろんなものカバンや箱に直してる最中。立って待つ。手前にギターのピック2つあり。マネージャーがしまい終わって席を離れる時、姫がピックの忘れを教えてあげたら、実はそのピックは、MichiakiとPATAのピックとのことであった。
 ステージにはもうすでにRa:INの演奏準備が整えられていた。今日は、ワンマンらしい。ところが待つこと1時間以上。始まったのは9時。いつものRa:INの開始時間と変わりなし。手をあげて出てきて「遅くなってすいません」と言いながら、位置に着くや演奏を始めた。3曲続けざまに演奏して、MC。去年の7月結成してから、もう4回目の岡山だとか、季節はマスカットの季節だとか(岡山の駅で売ってたらしく、そういう季節と気付いたらしい)、イエー、Ra:INでーすとか、とにかくまとまりのないMCをいつものように漫談で繰り広げて、また次の演奏に入っていく。約1時間演奏して、休憩。アンコールも、熱い声援に「ゆっくりしておられず出てきたが、要するに早く出て来いよということで」出て来たとひとしきり笑わして、3曲やってくれる。終わりはいつものように、テツの演奏が続いているのに、PATAやMichiakiが、ドラムのセットを引き倒し、最後にテツがぐちゃぐちゃにして行くという、このごろお決まりのエンディング。
さあ、帰ろうかなと思っていると「グッズのサイン会をします」と言う。
先日の横浜では、いつものようにサイン会あると思ってTシャツ買ってたのになく、その分を持ってきてあったので、それもって並ぶ。並んでると、すぐ後ろの中年の赤ジャケの派手なおばちゃん55歳なんですけどと言いながら「横浜も行っておられました?」と聞いてくる。『ええ、行きました』というと「娘が、東京にいて横浜のライブに行ったら、『お二人来られてた』と言ってました」という。「]JAPANからですか。9月21日も行かれるんですか」と言うので『もちろん、行きますよ』と答える。全然知らない人とその娘さん、なんで我々わかるんかなと考えた。東京の娘さんは横浜では我々初めてだし、まず覚えるほどでもない。仮に見たとしても、岡山の実家の母親にまで「横浜にも来てたよ」なんてなんで話すんかなあ。まあ、大きな袋さげて、いつも2人でいるから、ちょっと記憶に残る目立ちがあるのかもしれない。
笑っちゃうね。サイン会、酔ったテツのこころもとない手つきのサインに、そんなに酔いながらなんであんなハードなドラムがたたけるのか、と思い、Michiaki,PATAとも一言二言しゃべって、今日のライブは終わった。
 

16日 神戸 Chicken George      
16・17・18と3日続きのRa:IN 16日は、神戸チキンジョージ。神戸復興の元気付けイベントとして開催されてる恒例の行事らしく、今回7バンドのトリとしてラインが出演。チキンは2回目なので、予定どうりの時間6時前に到着。チキンは生田神社の真西に位置していて、ライブハウスとしては大きい。しかし、鉄骨つくりにコンクリート板をはめ込んだだけなので、中のリハーサルの音源が容赦なく外に漏れてくる。ちょうど時間前の待ち所も、ステージの壁1枚隔てた細道路の南側で、待ってると言う位置にいた。バンドのリハ音源も楽しみながら、6時過ぎて開場時間も過ぎてるのに「まだかなぁ」と思ってる
早い番号で入れたので、中央最前列のテーブルに座る。今日は、ゆっくり座って見れますわと安心した。今日の出演のバンドは、地元同好会的なバンドも出ているらしく、バンドごとに客の声援があちこち変わったように思う。10時20分過ぎ、やっとRa:INの演奏開始。そのとたん、今まで座っておとなしく見ていたRa:INファンがどっとステージに押しかけてくる。なぜかせっかくの場所、踏みにじられるように感じて、負けじと我々もステージにかぶりつく。たった1mの移動でも相当の体力使った移動であった。が、それが良かった。約1時間のステージ中、PATAが何度も目の前に来て演奏してくれる。いやもう最短20から30cmと言うところ。目の前だから、ギターの弦と弾く指が、もう自分の鼻頭とついちゃうんじゃないかというぐらい大接近。うれしかったねえ。一番前というのは、音楽の迫力もまた違う。いつも会場後ろで聞いていたので、明らかに後ろとは違う音の迫力があった。最前列、異様な空間で、恥も外聞も捨てられる空間でもあると感じた。アンコール後のサイン会もなく、帰る。


17日大阪・堺三国ヶ丘 FUZZ
 17日は、堺FUZZ。今日は、2部制で開場9時開演9時40分。8時に家を出て9時前FUZZ前に到着。チケだけ先に購入しようと、1部ライブ中の会場に入ろうとするともう人ばかり。チケもこれ終わってからとのこと。仕方なく入り口のテーブルで休憩。その真横の歩道にどこかで見た中年おばさんの顔が来る。そして車椅子の人が横付けされる。もしかして和歌山の「貴志真由子」さんかなと思ったら、その通りで、去年のHideミュー以来であった。お互い思いがけない再会であったので、20日の行けなかったことや最近のこと話しながら待つ。9時過ぎ1部が終わってぱらぱらと人が出てくる。どうも全部ではないみたい。じゃ入りましょとなって、車椅子もつったりして手伝いながら、入った。まだたくさんの人が残っている。テーブルが置かれてて、椅子が邪魔で貴志さん前に行けそうにない。が、姫、せっかく来たんだから前へ行かせて頂こうなんてお母さんを案内して車椅子を前に進めてゆく。通路もなかったが状況を察した人が通路空けてくれて、最前列のテーブルの位置まで来る。そこでもう一押し、貴志さんをステージに接着。
 昨日、チキンでドラムの小太鼓が外れた。そのためか今日のRa:INのセッティングは時間かけてる。FUZZはカーテンが引いてあるのでステージの様子が見えない。だいぶ時間かけて、10時半過ぎ「お待たせしました」とPATAの一言で演奏開始。えらい気合が入っている。PATAのパーフォーマンスが大きい。そして貴志さんの目の前でギターも弾いて、思いっきりサービスをしている感じであった。いつもの笑顔が消えて真剣顔の気迫があり、いつもと違う気迫が見れた。途中、恒例のネイブ店長テツヤのはちゃめちゃ踊りが入る。ガムテープで修理された模造の小ギター抱えて、踊った。
終わってライブ告知に入ろうとする時、その前にこの場をお借りしてPATAさんに「謝りたく思います」といって、土下座。事情の知ってるファン(Ra:INのHPのBBSに、テツヤが9月のネイブオープンに関して、PATAさんとの他人には関係ないこと書いてしまった。余計な事書くと、出入り禁止にするぞ。今度会ったら覚えておけと書かれてた)は大笑い。土下座のテツヤに「今後はなきように」とさとして一件落着
グッズを買って頂いた方には後でメンバーのサインがあります、今は事務所移転でデスクワークが多く、肥えてしまったと笑わせる。後半もハイスピードで演奏しまくる。Michiakiがあまりのノリに足元狂ったか、ひっくりかえる。それでも倒れたままギターは放さず床の上で仰向けになって弾いている。PATAは、そのこと知らず一生懸命弾いている。1〜2分して曲の流れの合間がきてMichiakiの方を振り返るいつもの合図の視線の先に、いつもの人がいない。あれっとの表情、気付いて倒れてるところに近づいて、しゃがみこみ見下ろしな覗き込みながら笑って弾いている。後ろでテツが笑ってる。約1時間のライブがいつものように終わる。しかし今日は、テツのイエーもメンバー紹介もなく、終わった。
 アンコールの声がいつものようにかかっている。15分ぐらいしてテツヤが出てきて、「今日のアンコールは、諸事情によりありません。大変申し分けないですがご了承ください」と困り果てた表情ではなす。「えーー」のブーイング。しばらくして「今日のサイン会も、諸事情によりございません」という。「えー、そんなん・・なしや」のブーイング以上の雰囲気。また出てきて「サイン会だけします」となり机の準備が始まる。そのとき「どうもテツさんが倒れたらしい」と噂が流れる。机が貴志さんの横にセットされたので、その続きに並ぶ。すぐPATAとMichiakiが出てきたが、やはりテツは出てこなかった。明日のテツナイトもあるし、昨日今日のハードなドラムは疲れもたまるだろうし、大事をとった処置かなと考える。貴志さんは、PATAとにこやかにしばらく話してる。PATAも最近の具合やいろいろ聞いてる感じであった。サインが終わって外に車椅子もスタッフの人が手伝って出してくれた。30日、貴志さんHideミューに参加とのこと。我々は、横浜でレデイースルームの新レーベル旗揚げライブなので行けないなあと話していたが、Hideミューはオールナイトとか、もし時間が許せばレディース終わってから、Hideミューに行くこととしますと再会を言って、別れる。12時を過ぎていた.


18日 神戸 Chicken George
 18日は、チキンジョージでのテツナイト。テツを取り巻く仲間が寄り集ってのライブ。月曜日の盆明け、客もあまり来ないかなと話して行くが、5時過ぎのチキンにはもう人がいつもより多く待っている。6時の開場前には、道にあふれんばかりの人ひと。チケの種類順に列を作り、長蛇の列。いつもと全く様子が違う。6時半ごろやっと入場。アルファベット順のテーブル毎に8〜9人が座る。キュウキュウすし詰め。それが広いチキンのホールいっぱいに座らされている。前座のギターと歌があって、7時過ぎ始まる。斉藤誠、村田和人、湯川トーベン、角田俊介、上杉昇、堀越信康が順次出てきて、歌い演奏する。斉藤誠、上杉昇のファンが多く来ていそうに感じられた。仕切りのテツが幕下に下がる都度「しばし、ご歓談を」と言って礼をすると、みな大きな拍手で見送ったところを見ると、テツのファンでもあるようにも思えた。9時過ぎぐらいから、Ra:INのライブが始まり、PATAの唐草模様の色を配色した刺繍の衣装がきれいであった。今日も、気合い入りまくりの演奏。大きくステージで足上げたり、ステップダンスの弾きまくりで、舞台に映えていた。きのうサイン会欠席のテツもこの時間まで、元気にドラムたたいていたが、曲の合間に、スタッフの方がそばに来られて、左手手のひらをマッサージされていた。もう終わりの方で、今日は特に長時間のドラム、疲れるもの無理ない。途中、テツヤの告知が入ったが、今日はカメラを持って出てきて至る所捕りまくると言うパフォーマンス。ところが喋りが、あまりの客の多さにびびったのか、間延びの調子。「新ネイブの告知しなさい」とテツに促されて、しゃべっていた。11時ぐらいから、全員のフィナーレ、Ra:INのいつもの曲を全員で演奏して終わった。サイン会もあったので、テツに「昨日は、どうされたんですか」と聞くと「ちょっと、疲れがあったので・・」とのことであった。これだけの人数の客が入るとわかっていたので(多分、予想以上の入りだったんじゃないかな)、しくじられんとの思いもあり、大事をとったのだろうと解釈した。テツナイト好評だったので、次回もVol.2をみんなと相談してやれたらと思ってるとのフィナーレの挨拶であった。しっかりした口調で仕切っていたが、いつものRa:INの気の抜けたしゃべり方は、なんだろうとふと思った。11時40分会場を出る


間違えた所もたくさん有ると思いますが、最後まで読んで頂いて有難うございますm(__)m