REPORT 12

 2007・05・19  Ra:IN横浜7th AVENUE     papa

約半年振り(1/6千葉LOOK)のRa:IN。去年は3月から6月にかけてツアーをやっていたのに、今年はなかったなぁ。やっとライブがあっても、ゆっくりできない状況で、終ればすぐに大阪へ。あくる朝7時には家に着いて、8時前には法事の当家に準備で行かなきゃ。夜11時横浜出発として、睡眠時間が充分取れない厳しい運転。行く時から帰りが気になっている。
 レモショには、11時過ぎ到着。ビルの2階を見上げるとメモリアルデーhideのチラシが、階段踊り場に貼ってある。階段を上がり、店内へ。まだ開店すぐでお客さんは誰もいない。店員は2名で、静かな店内。今日は4/1と違い、冷静そのもの。購買意欲も白けている感じ。衝動買いは、わっとお客が詰め掛けて、早くしないとなくなるという脅迫めいたものがないと生じないらしい。全然テンションがあがらない、ただ見て回るだけのような冷静さ。入口正面の目に付くところに、ハートテープとハートポーチがある。テープは2種で各\840。ポーチは\1575。当日朝は雨上がりで、レモショにも傘を置いたらいいなぁ と話していたらちゃんと傘も置かれていた。レモネードビニール傘2種各\840。ハートテープの下段にはセロテープもあって2種各\525。その後ろの棚(入口入って右手すぐ)には、たくさんのグッズ類。インスタントヌードルタイマー(\1260)、冷蔵庫型アラームロック(\1890)、ミキサー型アラームロック(\2100)、テレビ型アラームロック2種(\2100)、洗濯機型アラームロック(\1890)、その下、ツインリングノート(大\735、小\630)、スピーカーシャーボペン(2種\1575)、ボールペン(全4種各\210)、クリップアッシュトレイ(\840)、モバイルクリーナー(\525)、サイコベアーストラップ(5種各\1575)、上の棚にはロケットボールペン(\1000)、スプリングロボット(\900)、メモクリップキューブ(\315)、メモクリップボール(\315)、PILL CASE(\819)、その他ラバーキーヘッド(\315)、サイコベアーキーホルダー(\1050)、SEVENライター7本入り(\2205)、スカル携帯灰皿(5〜6種各\1050)、サタン灰皿(\1050)、サイコベアーゴム(2種各\840)、カレープレートレモン(\630)、コーヒーカップ&ソーサー(\1100)、スタッキングカップ&ソーサー(\3900)、サークルプレートレモン(\840)、アイスカップ&スプーン(\945)、レモンストレィナー(\420)、ラバーコインケース(\525)、CALCULATOR(\1890)、レモネードピッチャー(\1900)、レモネードカップ(\900)、LOVEペアコップ(\840)、ボトルホルダー(大3種各\1575、小3種各\1365)、スピーカーチュークバッグ(\1575)、ジャガードバスタオル(\5250)、キャンパスノート(\1050)・・・。Tシャツ類もたくさんあったし、hide関連書籍、CDなどもあった。別のお客さんの質問に店員さんがかかっている。ハートテープや傘その他のグッズを少々求めて今回は節約。欲しいものはたくさんあったが、冷静に節約。らしき責任者さんは未来店のようだったが、渋い顔が目に浮かぶ。その代わり、2人、また2人と入って行かれたので、売り上げは後のお客さんがたくさん貢献されたと思う。家に帰って「あれを欲しかったなぁ」とわかってくるので、次はあれを買おうと2度3度、通い詰める中で、そのうち全品揃って行くようなものかなぁ。いっぺんに買っちゃ、それこそお店にに行く気がなくなる。買わないことも楽しみながら、そのうち買ってしまうんだから、お客はかわいいものなんです。
 高速ドライブインで時間調節&休憩をして、横浜へ。6時半open7時半startなので、6時ごろ7thアベニューに行く。入口辺りに20人ぐらいの待ち人。地下1階への階段は、まだ使用できないらしい。6時10分、5人ぐらいの方が入られて、地下の階段に順番に並んだ。当方は10、11番。6時半に入場開始が始ったが、腹ごしらえに行くはずのRa:INメンバーは出て来なかった。すでにリハは終え、休憩に入っているらしく、DIEがお手洗いに出てきて、帰り際「手、洗った?」と冷やかされていた。
6時半、入場が始った。番号を読み上げる呼び込みではなく、時間が来て動き出したという入場であった。ホール最前は先に入った人が右から並んだようで左端わずかに空きスペース、だが最左端はスピーカーの真横であった。ここ横浜7thアヴェニューのライブでは、決って終了後耳の変調に襲われる。今回はその轍を踏まない為に耳栓を携帯させてもらった。予防具もあり、スピーカー横でも、まあいいか、という判断をした。ホールにはPCからセッティングされた低音のシンセの加工音。何か、言葉のようなものを語っているがはっきり言葉になっていない。その音源の元が目の前にあるDIEのシンセの横に置かれたPCから発せられているようである。定かではないが、PCがオンになって稼動中、この中にライブ開始前のBGをメモリーさせて流しているようである。静かなステージは薄暗く、天井には4基の照明がほのかにステージ床を照らしてる。ドラムのセットがほのかな光を神秘に反射し、PATA側には愛用のギター3本がステージはずれに置かれ、後ろの機材の上にはGのオレンジタイルが飾りマスコット的に垂れている。Michiaki側には機材の前に1本のベースが立てかけ台に起立している。左端のステージはずれにはシンセのセット。ステージ天井はそう高くなく、通常ビルの1階分の高さ(2.5〜3.0m)ぐらいで、排気ダクトがステージ天井中央を右から左へ通過し、その脇を照明ライトがすき間を埋めている。間口10m、奥行き5mぐらいのステージ、中央やや後ろにTETSUのドラムセットが、置き位置を白テープで目印したカーペットの上にセッティングされている。TETSUの座る後ろには小さなアンプの機材、その右に大きなスピーカー(と思うが、詳しいことは不明、以下同じ)、そのスピーカーの音をマイクが拾うようにセットされている。23分、PATAとTETSUにLLコップの飲み物がスタッフによって持ち込まれる。1回下がったスタッフが再びコップの飲み物1個をもって、DIEの後ろ足元に置いて、Michiakiのベースを持ってチューニング。さわった程度のべースのチューニングからDIEのシンセの鍵盤を押さえ、シンセの上の四角い小さな薄い機材を覗き、シンセ横のPCを覗き、そして下がった。PATAのアンプの装置は2台、大きいスピーカーの箱型が2つ並んでその上にそれぞれアンプ調音機材が載せてある。斉藤さんがチューニングする時はその右側上の機材を覗いている。ステージ後ろ(PATAの演奏する後ろ)に置かれた機材からステージ最前の台形スピーカーへ配線があって、さらに客席に増幅の音を聞かせるようになってるらしい。Michiakiのアンプ機材も2台で、PATAと同じように上に調音機材が載っている。ステージ前にはスピーカーが2台置かれてあるが、これは2台ともベース用か1台はドラム用かは素人の自分には良くわからない。Michiakiの歪んだ音を出すMOOGもステージ前に置かれ、エフェクター類もPATA同様、置かれている。DIEのシンセのアンプは後ろに1台か、その横にスピーカーが下に並べて置かれてる。ステージ前はMichiakiの機材、DIE自身のシンセやPCの置き場所で、スペースがなく、やむなく後ろのスペースを作って置かれてあるという窮屈な状況。
 7時半、PATAの斉藤さん、ドラムのスタッフ、ベースのスタッフ3人が出てきて、ギター・ベースを手にとって調音。斉藤さんとドラムスタッフは、Ra:INのTシャツを着込んでいる。斉藤さんは、3本のギターを後ろの機材で音程をチューニング、前のエフェクター類で弾き合わせの様子を見て、納得の様子で頭を2〜3度掻いて、ステージ後ろ、はずれの奥まった片隅で、肩肘をついてポーズをとった体型で休憩。7時35分、カメラマンの男性一人と女性カメラマンだ出てくる。ポイントを探すような行動をしている。そのうち一旦、スタッフ全員が下がってしまう。横の大きなスピーカーからは、長い歌の呼び声に音楽が南米系でかかっている。耳栓は、効き目がありそうで、少しはずして見ると大きな音が耳を突き、慌てて詰めなおした。
また誰もいなくなったステージ、しかしホールに流れる音楽は、軽快に女性ボーカルの呼び声をリズムにのせている。47分、3人のスタッフが出てきて、PATAの斉藤さんは黒ギターを再びチェック、そしてすぐにポーズをとって休憩に入った。ドラムスタッフは、ドラム後ろのスピーカーに隠れるように座り腰で控え、ベーススタッフはまた戻っていった。女性カメラマンが袖口にスタンバイ。52分、ベーススタッフがMichiaki用ワインボトル1本と紙コップを持って出て来てMOOGの足元に置く。55分、Ra:INのテーマ音楽が流れ出し(CD『Before The Siren』のかかりの曲のような)、ステージにはスモークが湧き出し始めた。56分、目の前にあるステージと手すりの間1mぐらいの、楽屋からステージへの通路にPATA、TETSU、Michiaki、DIEが順に登場してステージへ。それぞれ定位置についたのち、タバコを吹かす準備やチューニングの動作。PATAがこっちを向いて片手を挙げ、お客に愛想、そして演奏が始った。1曲目『Under The Technopolis』??、あっ!、曲目が浮かび上がらない。何だった?。MichiakiのMOOGの足元にはセットリストが横向きに張ってあるが、暗くてわからない。黒の背景に黄文字で曲順を書いてあるいつものペーパーだが、今日は暗くて見えず、カンニングは不可能。PATAの衣装はオレンジ柄の上着に黒ズボン。前回に新調したワニ皮靴を履いている。TETSUは銀色タンクトップにタイツ、MichiakiはサバイバルGパンに黒シャツ、DIEは縦じま黒シャツに金(銀)ネクタイ、柄入りGパン。最初からMichiakiがのりのりで、一人中央に走りこんだり、PATAと弾き合わせをしたり、TETSUと向かい合ったり、ハイな動作。楽屋で出来上がってきたのりかもしれない。PATAは笑顔でメンバーを見ながらゆったりの動作で演奏、TETSUも楽しそうな微笑を視線が合うと放っている。DIEはややアクション激しく、銀染め頭を振りながらシンセに挑んでいるという感じ。2曲目も続きの流れで始まり3曲目、DIEのがPATA方を見て、親指をガッツする合図を送って、シンセの音から入る曲。ベースのmichiakiがここでワインラッパのみ。3曲目が終って、Michiaki、袖口からスタッフが持ち出してきたベースに交換、PATAもギターを持ち替える。一呼吸置いてMichiaki MC『前から正式メンバーになるのかならないのか、はっきりしてませんでしたが、今日から正式に4人メンバーで』。すぐPATAがDIEの方を見て『いいの?、いいの?、いいんですか?』と念押すとMichiaki『ダメという人、います?』と辺り全体に問う。そしてDIEは『本当にそれでいいのなら、こうご期待』ということを述べて、正式メンバーに加入となった。去年の確か名古屋アポロシアターでのMichiakiの『入る?』以来、約1年、晴れて正式メンバーに固まった。6曲目が終るとMichiaki、マイクに『DVD、遅れてます。ミックスは終りました。5月に出す予定でしたが、夏にツアーをしてそこで出します、楽しみに!』とあっさり告知。ツアーの話もDVD出す話も、もっともっと期待を膨らませて、引っぱって、じらしながら告知してゆくもんかなとも思うが、Ra:INにかかれば、メンバーのあっさり人格と同じで全然欲がない話し方で事を済ましてあっけらかん。PATAのにこやかな笑顔はこういうメンバーの居心地の良さにあるのかなあ と違う方向の原因を探ってしまった。
8曲目は、シンセから始った。PATA、TETSU、Michiakiはそれぞれ休憩。シンセは長いイントロ伴奏を辿っていたが、やがて『Your Sky』に入った。DIE以外の3人も休憩を止めて演奏に加わっている。9曲目が終るとMichiaki のVサイン。「演奏は完璧だー!、みんな楽しんでるかい!」という表現か、「今日も乗ってるよ」という意思表示らしい。10曲目はドラムのワンマン演奏のようにTETSUが少し長いソロをやり出し、その間、PATAは2ネックギターに持ち替え、Michiakiも黒ベース(インパルスか?)に持ち替え、DIEに近づいて2人、ひそひそ話。ドドン・ドドン・・のリズムの曲に入り、Michiaki がステージ前に置かれたスピーカーに駆け上がる?と言っても、60〜70cm四方のスピーカーの真ん中、布製の部分(斜め45度ぐらいの傾斜の部分)に駆け上がる足を置いたので、すべって転びそうになる。普通、そんなところに足の支点を置かないぞというところに置いたので、案の定すべったという、すべるのは子供でもわかる。曲が終るとMichiakiのMC『サマー・オブ・ラブ・ツアー2007をやります。その前にDVDリリース。結成5周年になりました。じゃ、うちのおしゃべりの・・・』PATAがはさんで『うちの向山師匠、一言ご挨拶』。TETSU『オーイエー(客、オーイエー)、久し振りだな、お前ら、乗ってるな。いつも一緒だと、オーと言っても何も言わないのに、ということは間を置いた方がいいか。皆と久し振りに会えて嬉しい。皆、元気な、そうか、おしまい(笑)。さっきからリーダーが、DVD発売記念&5周年、サマー・オブ・ライブを8月やります。くそ暑い中でやります。「オーイエー」と言ってるヤツ、皆、くるんだろうな!。全通、貢ぎ物もよろしく。最近、その言葉覚えたんだす。若いもんに聞いたんだ、全通って何?、貢ぎ物って何?。全通とは全部来る事で、貢ぎ物はプレゼント・・体にリボンつけて、審査行きます、水着審査・・・すいません、しょうもないことを・・DVD発売記念、やります。地方もツアーして、サインして・・全部来て、皆、来いよ。(トーンが変わって)何か、業務連絡、何か?(誰かがメンバー紹介と言う)。5年間3人でやってきましたが、DIEが正式メンバーに入ることになりました。4人になると最強メンバーになります。皆、ついてきてください。終電が近づいてまして、オーイエー・オーイエー・ギターイエー・ギターイエー・ギターPATAイエー!サンキューPATA!。オーイエー・オーイエー・ベースイエー・ベースイエー・ベースMichiakiオーイエー!・サンキューうちのリーダーイエー!。オーイエー・オーイエー・オーイエー自分で紹介するのもなんだけど・ドラムイエー・ドラムTETSUイエー・TETSUサンキューイエー!(ここで「ともあき」と声が上がったみたいで、PATA『うるせい!』)。オーイエー・オーイエー・オーイエーキーボードイエー・キーボードDIEイエー!で、DIE、中央ステージ下まで飛び出して来て、礼をする。で戻ってDIEのシンセから11曲目始る。12曲目は『Crying』だったか、Michiakiのボーカルが入る。9時18分、演奏が急に止まった感じの一瞬の静寂。TETSUが立ち上がり、Michiakiが『ありがとう』でステージから皆降りて、目の前の通路を左の楽屋へ通ってゆく。拍手も上がっていたが、最前のお客は手を出して、メンバーにタッチや握手をする。
 25分、TETSU、PATA、DIE、Michiakiの順に登場。TETSU『オールサンキュー、ありがとう。嬉しく・・。この辺、汗、出てない?・・。リーダー、次はいつ頃?』、Michiaki『6月にやります。7月2?日からツアー、9月にでかい所で。今年年末か来年頭にツアーやります』。TETSU『サンキュー』で曲、始る。2曲目は『382』。9時35分終る。37分、TETSU、 PATA、 Michiaki、 DIEの順に出てくる。客席から「TETSUさーん」『ハーイ』。客席から「ともあき!」PATA『母親みたいに、名前、よびな!』誰かがPATAに「アニキ・・」『弟に持った覚えなし』。TETSU『ありがとう、サンキュー。皆、すぐ会えるから来てね。じゃそろそろ終電の時間がやってきました。晩御飯、お酒つきなら、皆の所に行ってもいいかな、30分ぐらいな。4人になってRa:INはやるね。ツアーもDVDも・・』で最後の曲、始る。中央でPATAとMichiakiがギター・ベースを合わせっこクロス。DIEが中央へ出てきてPATAのギターに接吻。PATAはニコニコ顔で演奏を終えて行き、MichiakiはVサインで徘徊。TETSUは投げキッスでステージを降りていった。最後DIE『ありがとな。また会いましょう。気をつけて帰って』。9時46分終る。


間違えた所もたくさん有ると思いますが、最後まで読んで頂いて有難うございますm(__)m