2003・09・21 X JAPAN FILM GIG '03 featuring "ART OF LIFE" 
日本武道館
  papa

雨男YOSHIKIの面目躍如、台風とのばっちりタイミングの当日、3時前に会場武道館に行った。雨の中いつもの風景。せっかくのコスも雨にぬれ、いつもならかっこいいと喜んでしまうのに今日はかわいそうの同情が湧き上がった。でもいつもたくさんのHIDEやYOSHIKIやTOSHIに会えるのが嬉しい。3時開場との事で、周辺はもう大勢の傘。車道いっぱいの列が少しずつ前進。「車が通ります。車道を空けてください。・・」とか係員が叫んでいるが、どうしてやることも出来ない人波。1階席と2階席の入り口が分けられている音声。チケ半券とプレゼントの交換だそうで、慌てて切り離そうとするが、何がもらえるのかそっちに気が行ってしまい、なかなかちぎれない。カメラチェックのあと入場、プレゼントはXJAPANのロゴや「X JAPAN FILM GIG '03 featuring ART OF LIFE 2003.9.21 BUDOKAN」が入ったペンダント・トップ。ものすごいパンフレット付きなんかかと思ってしまっていたので、いささかショボンヌ。1階席だった自席へ向かう。会場中央に八角形のスクリーンが用意されている。それはGIG用。それ以外にYOSHIKIが登場する仕掛けをいろいろ探すが、八角形に写す映像音声設備以外にどうもなさそう。スクリーンの足場他すべてがスケスケのお見通し出来るつくりなので、あっと驚くYOSHIKIの登場は無理かなと悟る。会場もほとんど満席になった4時7分ごろスクリーン上に、ドアを開けてTOSHIが顔出す映像でスタート。メンバー紹介をかつてロスで撮ったYOSHIKIの前の家の映像でしてゆく。4人が徐々にYOSHIKIの部屋に近づいてゆく。どうもシャワー室にたどり着く。シャワー室をのぞこうとした瞬間「ここから先はお見せできません。]メンバー一同」の映像。続いて2003年9月18日ロスタイムAM5時の画面。ロスのYOSHIKIの自宅の映像。スタッフがYOSHIKIを探して行く先がシャワー室。そこにシャワーを浴びてるYOSHIKIの、曇りガラス越しにフルヌードのシルエット。少し開けたドアから顔のぞかせ、「日本時間のあさってです、あさって!」とかのスタッフの呼びかけに「ちょっと待って。・・・ほんと・・」とか返事してる。そして下半身だけバスタオルを巻いたYOSHIKIが恥ずかしそうに出てきて、話しながら階段を下りて外のプールまで歩いてゆく。つま先をプールに突っ込んだだけでまた戻って来る。カメラ前を通過した後ろ姿には、今にもずれ落ちそうなバスタオルの下に動くYOSHIKIのお尻の動き。2階に駆け上がって着替えて降りてくる。そして「インタビューを。インタビューを!」と呼んでるスタッフを置いて、車で走り去って行くのであった。そして「紅」の音楽が流れ出し、エレベーターから降りてくる5人に続いて、「紅」のいろんな公演バージョンが映し出され、終了と同時に「featuring ART OF LIFE」の文字飛び出す。ラストライブのオープニングが映し出され、「Rasty Nail」の場面、京都スポーツバレーの映像、その他の過激なTAIJIのいる時の映像がいくつか流れ、・・DAHLIA TUARのタイトルの次にツアーに飽き始めた]とライブ練習で遊んでる映像・・ラストライブの様子が流れて行く。神戸の震災ピアノプレゼントの場面(YOSHIKIのクリスマスソングやサンタ姿)、DAHLIA TUARの模様、名古屋レインボーホールのYOSHIKI アクシデント、・・・ラストライブのYOSHIKIのピアノ演奏から一転「ART OF LIFE」のYOSHIKIのピアノの演奏に代わり、ロングヘアーのTOSHIの歌声、「ART OF LIFE」の映像が流れ始める。22日朝新星堂飯田橋店にDVD受け取りに行ってもらった別冊pauseのYOSHIKIのインタビュー「みんな、髪の毛が長い(笑)・・他のライブ映像と違って、メンバーがみんな固まってて、全然動いてないんですよ。こんなに演奏に専念している] JAPAN は、初めて見たって自分でも思いましたよ」という感想の通り、目はギターを見つめるのみ。緊張感がみなぎってる。YOSHIKIの長い単調なリズムのピアノ演奏。かつて「ART OF LIFE」は「未だ語れないヨシキの半生を表現した曲でもある」という意味が、ここに隠されている。深い情念の発露をさまよってもだえてる感じが強くした。みとれた半時間であった。そのあとはまたラストライブの映像が続いた。その最終シーンと共に第一部終わり。
 第二部は、1992年の3DAYSのライブ模様が流れる「Silent Jealousy」。終わると1995年の東京ドーム「scars」。「]」の日比谷公会堂などの各バージョン。その曲の終わりごろ、急に会場のライトが全開。すわっYOSHIKIが登場かと思ったが、しばらくしてもとのライトに落とされた。曲が終わって2部終了。
 第三部は、ラストライブ「Endless Rain」。途中からミラーボールが回り、会場を華やかな演出に変えた。
 第4部は、YOSHIKIのピアノ「Without You」。それに乗せて詞がスクリーンに映し出される。「出会いの数だけ別れはあるけれど、限りない時が続いてゆくと信じてた」「生きる意味を 今を生きる意味を 問いかけて」などYOSHIKIの切なる思い、暖かい心情が見えて、見とれてしまっていた。HIDEへの思いは、もしかしてTOSHIへの思いだったのかもしれない。HIDEへの感謝の仕事がまだ終わってないんだよというメッセージだったのかも知れない。
 7時45分頃の終了。



間違えた所もたくさん有ると思いますが、最後まで読んで頂いて有難うございますm(__)m