REPORT 3

YOSHIKI Symphonic Concert 2002 featuring VIOLET UK2002・12・4

2002・12・4(水)コンサート2日目
本日も早く出かけたので先頭集団に並ぶことが出来た。5時10分整列が始り、5時半過ぎ、ロビーまでとの条件で入場が始まった。7時10分公演開始。

1曲目は(1)『Tears』で、昨日と違うオープニングであり、嬉しかった。

2曲目は(2)『Amethyst』(昨日と同じ)。2曲目終了の拍手の後、場内暗転し、YOSHIKIが一人出てくる。YOSHIKI!の声援の中、準備も終わり、一瞬の静けさを置いて、オーケストラの前奏に導かれYOSHIKIのピアノ

(3)『The Last Song』が始まる。昨日より感情を入れ込んだ少しゆったりの響きに聞こえる。]の写真映像や頭上の青の模様も同じではあるが、まばたきもせず見とれてしまう。曲が終わり、場内の照明が明るくなり、YOSHIKIのMCが始まる。

『こんばんわ。Last Songから始めたかったと言うのは、この曲順をミーティングで決めてる時もずっと何かいろいろやってたんですけど、絶対Last Songから始めると聞かなくて僕が、この曲で始めました。
次の曲はVioletUKの曲にしようかなと思ってるやつで、ニューヨークの事件があった時に書いたんですけど、タイトルは決まってないんですね。歌詞も曲も全部出来てるんですけど、曲を演奏します。ゲストのドーターさんに来てもらっているんで、どうぞ』ドーター『こんにちわ。ドーターです。今日、この場に、いることも、とても、うれしく思います。皆さん、ありがとう』と挨拶。

4)『Violet UKの新曲』が始まる(あとは昨日と同じ)。終わってYOSHIKI『どうもありがとうございます』と言って左袖に下がって行く。

(5)『Forever Love』の演奏始まる(昨日と同じ)。終了後、20分間の休憩を挟んで後半始まる

(6)『Longing』(昨日と同じ)

終わって、YOSHIKIが登場。(7)『Amethyst』を弾き始める(昨日と同じ)。

終わってYOSHIKIのMC『クラッシックコンサートということで、もう頭の中、音符でいっぱいですよ、ドラムなんか、一人ダ―ンとたたいてりゃわからないんだけど、ピアノの場合、ガ―ンとやったら強い音が出ちゃうから
今からやる曲は、指揮をやるんですね僕ね(笑)。きのうちょっとビデオ見て、復習してきたんですけど、藤原さんご指導頂いて、オーケストラの人に助けてもらって、頑張ります。今日は、リードします』と言って、指揮棒を取り出し、

(8)『seize the light』(昨日に同じ)を指揮する。大きく手を広げ、タクトの振りも力強く、努力の成果がありありと見て取れた。
YOSHIKI『少しは練習した甲斐があったかも知れない(笑)。よかった』と笑顔満面となる。

子供の時からクラッシックはやってたんで、今回、本格的にやるとなると、僕はロックアーティストなんですけど、中途半端に使うのよくないと思って、まあこの何週間かですか真剣にやったんですけど、深いなあと思ってます。
着替えてきます。(藤原さんに向かって)場をつないでもらいますか。藤原さんて、ロシアに詳しいんですよ。僕、何かもらってすぐよろこんで仕事するんですけど、キャビアを頂いて、キャビアの事で、いろんな話をさっき楽屋で聞かせてもらって、みんなにも教えてあげたらいいのじゃないかと、その間に着替えてきます。(次は藤原さんの話)

(ゆっくり着替えてきてください。今回音楽監督を務めております藤原と申します。よろしくお願いいたします。最初に棒を振っていた、彼は僕の師匠でコンスタンチン・クリメッツと言いまして、トスカニーニと言う作曲家がいるんですが、そのお弟子さんのマルケビッチという指揮者がいまして、そのまたお弟子さんです。その弟子が僕です。その弟子が指揮者のYOSHIKIさんなんです

キャビアの話が出たんですけど、モスクワの方にはレコーディングに行ってまして、キャビアを買ってきまた、楽屋でYOSHIKIさんに話したをしますが、キャビアのことは、ロシア語で”いくら”と言うんです。魚の卵はロシア語で全部”いくら”って言うんです。”いくら”が2種類あって、日本で言う”いくら”は赤い”いくら”って言うんです。クラスナヤ(?)”いくら”は赤いいくらで、日本で言うキャビアは???”いくら”、黒いいくら、黒い魚の卵という意味だという話を場つなぎにしてくれと言われました。

(YOSHIKI着替えて来る)『いくらの話しました?。(しました)なんでも”いくら”って言うんだって。僕、キャビアとか、フォアグラとか、トリフ!。菜食主義なんだけど魚と鳥は食べる見たいな。アメリカに行ってから。

次の曲は、ニコルさんです。
ニコル「日本大好きです。YOSHIKI,ありがとう」と挨拶。
きのうこの曲で大失敗しちゃって。今日は決めようと思ってるんで・・頑張ります』(次の曲の演奏へ)

そして(9)『I'll be your love』が一発で成功、始まる(以下昨日と同じ)。終わると大きな拍手。

次にやる曲は、『Screaming blue』という曲なんですけど、僕が]JAPAN解散して、いろんな事があった時に、何かちょっとこもり気味になった時に書いた曲です。歌詞の内容と言うのは、「もし僕があなたの所に飛んで行けるんであれば、あなたは微笑んでくれますか。もし、僕が、私が、どん底まで落ちてしまったら、あなたはそれを支えてくれますか」

暗い詞なんで、感情的になっちゃったんですけど、今生きてるんで、今、一日一日を、一秒の連続って言うか、この瞬間の連続と言うのが、人生になってるわけで一生懸命生きようと思って 必ず努力すればなんかいいことがあると思って、今日もやってきたし、これからもやって行くと思うんです

VioletUK始めると思ったとき、基本的には新人バンドだと思って、一からやろうと思ってたんだけど、いきなりこんなすてきな所で、みんなの前で、オーケストラの皆さんといっしょにやれて、VioletUKもかけらなんだけど、披露できるのは幸せだなあと思って、メチャクチャやって行くんですけど、そんな思いを込めて次の曲をやろうと思ってるんです』 

(10)『Screaming blue』が始まる(昨日と同じ)。
終わるとYOSHIKIのMC『手も痛いんですけど、・・次は、『bline dance』をやるんですけど、]JAPAN時代っていうのはリーダーだったんだけど、TOSHIとHIDEが、勝手に進行してくれて、俺はドラムをガチャガチャ好きにやってて、次なんだっけ、YOSHIKI次あれって教えてくれるからよかったんだけど、自分で全部やらなきゃいけないから大変だなぁーと思って(笑)、今になってMCっていうの大変ですよね。
TOSHIってすごいんだなぁーと思ったり
お前ら暴れん坊将軍で行けーとか言うじゃないですか。暴れん坊将軍で行きますよ、たくさん集まってくれてもうれしいです。

来年からVioletUKもツアーやろうと思ってますし、出てくるたびに形を変えて行こうかと思ってて、今日のアレンジっていうのは、たぶんクラッシックの偉大なる昔から続いているのと、デジタル音楽というのを
融合させようと、クラッシックの要素を取り入れて、VioletUKもありとあらゆるジャンルを融合させて、行こうかと思ってる
ものぶっ壊すこと僕大好きなんで、ジャンルの壁こわすみたいな、雰囲気でやって行こうかと思っています。着替えて来ますと突然袖へ引いてしまう

帰って来て(11)『bline dance』が始まる(昨日と同じ)。終わって『どうもありがとうございます。これで本編終わります。』
と言って下がって行く

着替えたYOSHIKIが出てくる。『ドラムソロとかで・・頭がボーとしてて、ドラムソロやってる時は。]の時はグルグル回ってたりしたんで、今日は、ピアノ弾いてて切れちゃって、何やってんだかわからなくなっちゃって。。。。
今からアニバーサリーを今日もやってみます。100メートル走全力で走ってきて、急に止まってお茶を飲むみたいなもんだから、できるかどうかわかんないんですけど、頑張ってみます』といって

(12)『Anniversery』始まる(以下昨日と同じ)。終わると今日もスタンディングオべーション。

そして拍手が続く中、すぐ出てきて『最後ですね。今日これで終わったら、またしばらくみんなに会えなくなるね。質問を聞こうかな。
ハイ、どうぞ。同時に話さないように、一人ずつ(笑)。
ピアノとドラム両方引けないってんだ。Violet UKのデビューですかー?
(よかったら、あのーhideちゃんに捧げたっていうWithout Youを弾いてもらえませんか) ちょっとだけ弾いてみようかな。

ちょっとでも長く弾いてくれないかと全部聞きたい衝動にかられる。

この曲はTOSHIが戻ってきたらやりますよ、きっと。いつまでも気長に待ってましょう。
来年はデビューもするし、いかげん。、ツアーも待ってますし、みんなのおかげで、僕もステージに帰って来られると思ってるんで、音楽で、お返しって言うか・・・・最後に、「Endless Rain」いっしょに歌ってください』

(13)『Endless Rain』がキャーキャー声や「YOSHIKI!!」のかけ声の中、オケ前奏に続いてゆったりと流れはじめる。昨日と少し違った和音(低い感じ)のように感じられた。「YOSHIKI!」の歓声が途中も湧き上がり、ミラーボールの星空の回転でも湧き上がり、この幕切れ寸前の光景は、散り行く桜の寸暇を惜しむ心境に似かよっていた。あとしばらくで終わってしまうステージのピアノ、終わりへと近づくオーケストラの演奏、精一杯あらがってみせるかのような大合唱も、美しいピアノだけの旋律に戻ると、急に力失せ、聞き入ってしまう。突然YOSHIKIが、ピアノにうつ伏せ、演奏が止まるや、引きつる悲鳴が鳴り響き、その声に呼び覚まされてかろうじて旋律は終わりへと続いた。最後に鍵盤から踊っていた指が離れて、YOSHIKIは袖に下がっていった。悲鳴が、拍手に変わった。

しばらくして今日出演のYOSHIKI,指揮者、ボーカル等がステージに現れ、一礼を以って、観客の声援に応えてくれた。(終了9時50分)
   

素敵なコンサートを開催して頂いたYOSHIKIさんに感謝して書いたレポートですが
未熟で間違っている所もたくさん有ると思いますが、最後まで読んで頂いて有難うm(__)m