REPORT 19

  2008,09,15  YOSHIKI・ROCKST☆R飲料キャンペーン&重大発表  papa

12:40YOSHIKIが運転するランボルギーニカウンタック(コマーシャルロゴ入り)が、代々木公園プラザの搬入門(会場の後方)から入場してくる。運転しながら会場に向かっている車内の運転の模様が、会場前方のスクリーン(ステージ両側に2つ。3m×3mぐらいか)に何十秒か映し出されて消え、しばらく(1〜2分)して映像が映し出された時には、会場内に入る寸前頃かと思われた。ステージを映すテレビカメラが振り向いて、会場後方の、通りに面した入り口を映し出し、会場入りのランボルギーニを捉えると同時に車内のカメラが、運転中のYOSHIKIの表情やハンドルさばきを交互にスクリーンに映し出す。ステージに向かって、アルファベット順に3つの柵枠が平行に設置され、順次後ろへ設置されているらしいが、私の「I」の枠内から、左側向こうのYOSHIKIの入場してくるプラザ内通路までは、ちょっと距離があり、柵もあり、自分の前の柵間の通路には、一つ前の柵の後方が開放されてるので、そこから人が走り出して通路側へ走り寄って盾を作ってしまい、直接車を確認することはできなかったが、スクリーンと爆音の移動と人の揺れる様で、その車の位置がだいたいわかるという想像の中を見ていた。前方ステージの左側10〜20mぐらいに停車したんだろう、跳ね上げ式のドアが開いて、その車から黒いコスチュームの女性が降りて、ステージへ行く様子が映しだされ、そのあとYOSHIKIが降りて、ステージへ上った。ステージは2mぐらいの高さに床面が作られており、そこに上る階段には赤カーペットが敷かれてあるように見えた。44分、壇上ステージ、『何処に座ったらいいの。ここかな』という気さくな言葉が流れ、腰掛けて客席の方に振り向くYOSHIKIのサングラスの表情は、静かな微笑を含み、元気そうに見えた。司会者(ガダルカナルタカの奥さんの橋本志保さん)から、一言ご挨拶と向けられると、『ちょっと、水、飲んでいいですか』とはぐらかし(飲んだのかどうかは、メモで下向いていたので見えなかったが)、『えー、久しぶりです。えーっとそうですね、久しぶりに記者会見してみようとしたら、こんなになってしまって、あとでゆっくり話すとして、年末にカウントダウンライブを日本でやります』と、冒頭からファンへの期待に応えてくれた。会場からは、歓声とやったぜーの思い思いの動作が湧き上がる。そこで、今回YOSHIKIが新たにプロデュースするロックスターの日本販売について、輸入販売の(株)OGB市楽専務(記名は間違ってるかも、「いちらく」といっていた)氏より話しがあって、ここまで来るのが大変であったこと、ところがアメリカのロックスター社の社長の人脈が広く、その1人がYOSHIKIさんであったこと、YOSHIKIをエグゼクティブプロデューサーに迎えた理由の、ロックスターでカッコいいといえばYOSHIKIさんしかいない、などを縷々述べ、音楽の方でもコラボ、車の方でもコラボ・・・という話しが出てきて、『考えてるんですよね』『あたため中ですがね』という話。ロックスターのドリンクについての話になり『結構、アメリカに住んで長いじゃないですか。結構、普通で、日本にないの?っという話で、たまたまロックスターの社長と知り合いで、こうなりました』。アメリカのロックスターをYOSHIKIが愛飲していて、その社長と知り合いで、話しがこうなった、と司会(or市楽氏)が繰り返す。ロックスターエナジードリンクは、2年間の準備期間を経て、日本での発売になりました。今回の市場参入が最大級のものとなり、日本社は、YOSHIKIとアライアンスを組むことを・・・ロックスターの・・・日本のロックスターのオンリー・・・と、専務の挨拶や関係者への感謝の言葉があった。司会の導入があったかどうか記憶にないが、その話しが終わった頃だったか、YOSHIKIが『お前ら、目立つんだよ』と大きな声で、客席に暖かみを込めて、声を高めた。そして話しが『そうですね、3月の東京ドーム、5月のhideの追悼コンサート、4ヶ月ぐらい経ったんですが、心配かけてごめんなさい。まだ治療してるんで、もともと体、悪いんですが、自業自得なんです』。ロス生活について聞かれ『医者に行ったり、また医者に行ったり、最初の2ヵ月は医者通いで、結構医者も・・西洋医学、東洋医学・・・昨日もテレビに出まして・・・椅子が深いので代えてくれないか・・・良くならないので、ステージ以外では健康な生活して、一週に一度医者に通って、XJAPANを再結成してしまいましたので・・・ロスでも普通、買い物も1人で行く。行きますよね。料理も一人でして。飛行機の時に、入国許可証の職業欄があるじゃないですか。X解散してから数年間はプロデューサー、ことしになってミュージシャンと書いた。その自分に新たな決意をしたくて・・・なんて書くか迷ったが、ロックスターとでも・・・中学生の時に、将来の夢、ロックスターと書いたんですよ。職員室に呼び出されて、まじめに書けってしかられた』。年末ライブについて『本当は場所を言うはずで出したいんですが、候補が出てきちゃって、場所言うと、皆、電話するでしょ。電話して、中止になってしまうんですよね。2週間以内に決めます。年末、サンタクロースの時期あるじゃないですか。その時に、そういうイベントをやる、ほぼ決まり。クリスマスのイベントですが、会場がビビッてしまうんですよ、XJAPANというと』。海外の件、公式サイトが各国できてパンク状態の話『おもしろいですよね。パンク、緊急とか。3日前に帰ってきても緊急!、まぁいいか』。『そういえば、ちなみに、さっきまでメンバーともしゃべってて、Toshiは、どこかの地方、昨日沖縄、今日北海道、フットワークがいい・・・メンバーのコメント書いて来たんで・・・(そのメモを忘れてきたらしい)・・、heathは、今回もがっつんやらせて貰います。皆と楽しく時間を過ごしましょう。PATAは、俺にもTシャツくれーバイPATA。Toshiは、また年末、メンバーみんなそろって、たのしみにしてます。YOSHIKIをよろしくお願いします。なんでYOSHIKIよろしくなんだか。(書いたメモを)俺、どこかに置いてきちゃった。どこかに入ってる。まあいいや』と探すしぐさに体が動く。
メンバーと連絡したことに『バンドは普通でもミーティングします』。パリのファンに延期した件で『11/22多目的ヘルシーセンター(キャパ2万人)で・・・』。『今回行かないとまずいんでね。ピアノは弾き始めてるんですけど、ドラムはまだ触ってるぐらいの感じなんで、あと2ヶ月ちょっとありますよね。体調整えてやろうと思ってるんですけど』。(司会者の質問不明)『そうですね、すごいですね』『このあと、今回、台湾に行くんですけど、今、台風が来てるんで、行けるのどう?(スタッフに)。5分5分』。司会者がアジアツアーの日程を簡単に案内する。9/15台湾取材プロモ、9/16台湾取材プロモ、9/17台湾から香港に渡って取材プロモ、9/18バンコク取材プロモ、9/19韓国取材プロモ。『病み上がりの人間を、こんなにこき使って、おいしいもん食べようかと。帰ってきたら、やせたといわれたんですよ。やせた?中華料理、がっつん食べよう』。司会者がフライトの時間を気にかけたが、今回それは関係無しという話になって、実は自家用ジェットでの移動となってて『フライトの時間、関係ないし、自家用ジェット・・・これだけの大勢の移動があるんで、効率とか・・・ベッドあったらいいね と言ったらベッドがある・・』。質問不明『そうですね、行った事ないのでわかんない。たぶん、こういうこと・・・』。中国のスケジュール・・『そうですね、いろいろ交渉してるんです』。鳥の巣コンサートとか・・『そうですね。実はオファー、来てるんです。行った事ないし、・・なんかすごい(←メモの字が判読できない)ことができても、ちゃんとできないのがXJAPANなんで』。鳥の巣コンサートも実現ありそうと言う司会者の問いかけに『まだ交渉中です』。海外、アジアプロモ以外のロス320万ロックバンドのXのライセンス(と、メモにはあるが何のことだったか思い出せない)『本当です。ゲームのフォーマットを出すのって、大変で、こっちはぶっ倒れてるのに、ぜひこれだけはやってくれと。はって行ってやりました』。世界でのゲーム発売に・・・『でしょうね。ロックバンドって言うなら、ギターもあり、ドラムもあるが、ドラムやったら全然俺ダメで・・・.ゲームは、日本で発売される・・・これ言っちゃダメだ。言っちゃダメなこと事かかえて、ステージに上ってる俺の立場もわかってください』。アレックス社のハーモニックス・・・アメリカからも東京ドームへ見に来ていたんですか『来てました』。最近アメリカの・・・2/10黒澤プロジェック・・・『やっぱり、日本の入国に、プロデューサーって書こうかなぁ。これって、発売って、もうすぐなるんですよね。これ言っちゃっていいんですか、めっちゃ・・・』『緊張しますが、もう何があっても大丈夫です』。司会者が日本での新たなリリースの予定とかを尋ねると『だって、言ってもみんな信用しないもん』。司会者、「信用する人 」っと同意を求めると『マジで。俺はまだ信用あるんですね。でも、言わない(客「ええーっ」)。近々、ぐらいだな。でもさ、ワールドツアー回るぐらいだし、日本でもコンサートやるんだから、、普通リリースするでしょう。じゃ、これは言っていいわ。ちなみにまた新曲書いてしまいました。XJAPANの新曲は、I.V.よりももっとはげしい。Toshiも結構叫べるんじゃない。そこまで叫べるんじゃ、もっとはげしいの書こう。俺もドラム叩いてるんですが・・・(はげしいと言えば)サイレントジェラシー、つらいんですよ。ファン投票で、1、2位に入ってるんですよ。この曲、体ぶっ壊れてしまうんですよ。でも1、2位だからやらないわけには・・・ぶっ壊れました』。『皆がいて、俺達がいるんで、なんでもします』『そうです、健康的な生活するのも、そのためなんで、ステージの上では別ですが・・・』。司会「カウントダウンでこの曲、聴けるんですか・・・」『期待されても、できなかったらやっぱりとなるんで・・・頑張ります』『クリスマスのものは企画物で、XJAPANも入れての・・・もともとクラッシックやっていたんで・・・やさしいと見せかけといて、いきなりドカーンと行っちゃったりして・・・』。司会「最後にファンにメッセージを」『ええ、そうですね。いつもいつもお騒がせしてごめんなさい。今回の記者会見も軽い気持ちで、やったんです。元気な姿見せようと、100人招待でやってたら、こんな具合になって・・・でもうれしいです。そうですね、まだ体の方は完全じゃないですけど、えっと、まあ、頑張ってやってゆきます。本当に今回のXJAPANを再結成した時に、なんですか、あまり先まで目標決めずに、とりあえず、一歩一歩、前に見える階段を上ってゆこう。ねぇ、3、4歩上って落っこちちゃったけど、また一歩一歩、みんながこういう、なんと言うんですかね、こういう場を提供してくれたんで、そうですね、その階段を思いっきり上ってゆこうと思ってます。その階段がどこまで続くのかは、たぶん自分自身もわかんないんですけど、そうですね、またこういう時間をみんなと共有できるような、たぶん次ぎは記者会見じゃなく、コンサートのほうがいいね。そうですね、頑張って行くんで、よろしくお願いします。今日は暑いね。湿気が多い。俺、晴れ男かな』『実は、昨日、テレビに出てて、やせましたね、って言われたんで、朝からステーキ食べちゃって、気持ち悪くなってしまって、いつもさわがせちゃって・・・』(1時29分会見終わる)。このあと司会者から記念撮影の段取りの説明があり、最初はスチールの撮影、YOSHIKIは車横でVサインのポーズをとり、次にムービー関係者という指図にも、YOSHIKIは車の前でポーズを取ったようだ。司会「ムービーの皆様、よろしいですか。マスコミの皆様、ご協力ありがとうございました」。YOSHIKIは再度、登壇して最後に一言と向けられて『いや、ほんと、ありがとうございます。また、近々、会いましょうね。俺も、思ってなかったけど年内に会えるなんて・・・美味しいもんいっぱい食べて、太って帰ってきます』。1時33分終わる。ステージからおりたYOSHIKIは、すぐに、来た車じゃなく、ワゴン車(これは付き添いの車かな。出口を出る車の後ろ側はそう見えたが・・・YOSHIKIの乗った車は見えなかったので、なんとも・・・)風な車に乗って、入った入り口から出て行った。見送るために通路側へなだれを打って人が傾き、歓声を上げ、YOSHIKI!と叫び、手を振って、見送った。緊張と集中の雰囲気がだらけて、放心に近い虚脱の中に、『Without You』が大音量で流れ始めた。終了後は規制退場と言う事前のアナウンスがあったので、その指示を待っていたが、 『Without you』の流れる中にアナウンスが挟まれる状態ではなく、自由解散のように各自、入場順路を逆戻りして歩いて行った。  
 会見の中で、YOSHIKIが謝るところや体のことを話す時には、会場が水を打ったように、静まった。みんな、YOSHIKIの体を心底心配し、その言葉の端々から今の状態を推し量り、自分なりの安心を求めている感じが痛いほど伝わった。コンサートも海外ツアーも、いろんなプロデュースも、ファンにとってはニュースとしてはこの上なくうれしいが、それ以上に、無理をしないでくれ、とにかく体を大事にしてくれ、腱鞘炎も早く治してくれ、そっちの願いの方が強いと言うことが、この会場の総意であったように感じた。ファンを思うYOSHIKIとYOSHIKIを思うファンの、コンサートやツアーの期待に応えようとするYOSHIKIの思いと、第一に体を大事にしてくれと言うファンの切実な思いとは、すれ違いの思いになってるんじゃないかと、ふと、感じた。19日までプロモでアジアを回る過密スケジュール、いくらベッド付だとはいえ、大型ジャンボのファーストクラスにくべれば振動も多いはず。負担にならなければいいが・・・。(完)



間違えた所もたくさん有ると思いますが、最後まで読んで頂いて有難うございますm(__)m