REPORT 18
2011.08.27 a-nation 10th Anniversary for Life 味の素スタジアム papaさん
8/19ディナーショーでのYOSHIKI発言で、XJAPANのa-nation参戦が露見。とてもじゃないが、参加は厳しい状況。とにかく公演翌日の朝5時までに帰宅しないといけなかった。したがってXJAPANの出演はPM8時までに、9時には調布発進の条件が合えばの話になった。味スタは住宅街の中にあり、遅くまでの公演不可能。トリではないはずで、8時までにはXの出番は終わると見込めたので、急遽参戦。参戦となると、ディナーショーのレポも終わっときたいとなり、急いだ、
行くとなると、問題は駐車場。車で行く人は、事情よく知っているから、とにかく早く着かないと。前夜出発も、生憎中央道は小淵沢で事故通行止め。いつ解除になるか、そこがわからないから、東名→東富士五湖道路を抜けて中央道→調布ICへ、朝7時半着。わずかに駐車場に空きがあった。トイレは京王飛田給(とびたきゅう)駅で、前回hideメモリアルでは、道路角のコンビニ、お断りにあったので。駅前セブンイレブンは、店前に長机を出し、臨時売り場として、スタッフの事前ミーティング中。空は曇り空、車内待機も、暑くなし。前日は東京豪雨で、羽田湾岸トンネル水没とか被害も出たらしく、その名残で雨なし曇天、幸いであった。せっかく来たので、2時開演前に行く事にした。案外、おもしろかった。3月の東京ガールズコレクションと同じに、本命以外どうでもよかったのに、結構楽しかった。この時点で1〜2割の着席率。
スタジアム内ステージ設営は、hideメモリアルとよく似ていた。楕円形スタジアムの1/5のところで横線、そこがステージとして、その上が空白の無人観客席。無人の客席を頭にして人の顔に例えるなら、眉間がメインステージ、両目辺りがサブステージ。メインステージの前方に、鼻が伸びるように20mぐらいの花道が延びていて、最先端が幅広に膨らんでいる。両目の下が広く通路帯で、移動アームカメラが左右ともに動いている。人肩カメラもステージに張り付いているようだが、小さくてスタッフの黒いシャツと区別が定かでない。両目の下の頬や鼻下が、いわゆるアリーナ。ものすごいずん胴の面長顔に両スタンドが顔の側面を取り巻いて、2重アゴはもちろん2重顔面(2階スタンドまで客入れ)の全貌、当方は、2重アゴの中ほど、2階上層北サイドスタンドN49入口−8列-242番 であった。メインステージは巾約20mぐらいか、上空20mぐらいに鉄骨のアーム屋根があり、照明設備が取り付けられ、その上空には少しの空間が挟まれ、細長いスクリーン(3×20m)が最上部に横たわっている。メインステージの両サイドには仕切りの長方形帯(5×25m)があって、その続きに両目に当たるサブステージが10m巾の25m高に取られているが、その上空15から25mは、パノラマビジョンのスクリーンがはめ込まれて天頂まで達している。サブステージのさらに外端には仕切りの長方形帯がある。4つの仕切り長方形帯の最丁部には、光源帯が横一線5mで夕暮れやクライマックス発光、またその縦長部分には照明発光源が取り付けられていて、ランダムに発光した。したがってステージ全体は、横60m高さ25mの大きさか。両頬骨辺りに、テントの家屋があり(映像・音楽・照明コントロール室だろう)、その背後に、それぞれ照明塔が立ち上がっている。hideメモリアルでは4本あったが、今回は2本。ステージ最丁部の高さ25mの位置が、当方の座席位置と同高のように思えた。メイン・サブステージには、ステージを隠す幕布が両開きで、動いている。
2時前には着席。ステージでは、将来のヤングダンサーが、成果を披露していた。2時、(1)トップのGIRS NEXT
DOOR。赤白横島のヒラヒラスカートに水色ワンピの上着。頭には、ミニ山高帽に赤羽根飾り。ギター・鍵盤ギター(シンセの取り外し形か)が両サブに別れ演奏、ボーカルがメイン・花道・両サブへと移動。パノラマビジョンが、大写しで追ってゆく(11分まで)。(2)2時11分から、女性ボーカルと6人ダンサー。声もよく通り、ダンスもいい。ビジョンの顔を見ていると、後藤真希。結構いけてるように思ったが、「来年1月から、長いお休みを頂くことになっています。皆さん、育ててくれてありがとう。12月まで頑張る」とのこと。a-nation最後の出演、惜しまれる印象が残った(22分まで)。(3)22分から、メインステージの幕布が開いて、等身大コアラぬいぐるみと共に鈴木亜美登場。盛り上がりスカート(欧米風)で1曲歌って、早替わりで身軽なワンピースへ変身。亜美と4人のダンサー、ビジョンには『Be
Together』の曲名、照明も点滅、綺麗な演出。歌は、音にかき消されたか、よく届いて来なかなかった(34分まで、場内5〜6割の入り)。幕間に『We are
the world』の女性の歌声。36分、(4)Uが登場。俳優城田優がアーティストUで『Love&Peace』と震災後、作曲したと言う『刹那〜a sandglass of
fate〜』を左サブで歌う(49分まで)。51分(5)Acid Black
Cherryがメインステージに登場。ジャンヌダルクのボーカルyasuのソロプロジェクト。ヤングガールには特に人気で、ビジョンに登場の映像が映ると、歓声と席立ち、両手頭上げ両手打ちの歓迎アクション。スタンドマイクを持ち上げ、マイクはずしてスタンド放り投げ、ビートの効いたアクション的な曲@『Black
Cherry』。続けてA『眠り姫』B『少女の祈りV』を歌う。「初めての参加ですが、一応avexの一員」として参加したと。C『罪と罰』も披露、客人気、今まで一番(3時16分終)。24分(6)E-Girls登場。31人の女性メンバーがステージ一列整列、ダンスパーフォーマンス。その中のメンバーが3つのグループ。最初に7人組みHappinessが『wish』を歌い、9人組みFLOWER、5人組Dreamがそれぞれの持ち歌を歌う。最後は31人で、ステージ全域で『ありがとうシンドバッド』(曲名不確か)を、ピンクレディーの踊りも加味、歌い終える(40分終了。スタンド8〜9割、アリーナ7〜8割の入り)。46分(7)AAA(トリプルエー)登場。男性5女性2の7人メンバー。観客の大多数は、タオルを持ち、歌いだすとタオルを回転。よく見るとメンバーもそれぞれタオルを回転。ジャイアンツ応援タオルの回転と同様。2曲目はタオルを捨て、メインから花道へ出て、踊りながらのパーフォーマンス。ボーカル呼びかけに、スタンド・アリーナ即時に大多数の反応。3、4曲目も歌って、8〜9割の観客が、手を振り横流しを繰り返した。最人気バンドという印象(4時7分終)。12分(8)mihimaru
GT(ミヒマルジーティー)登場。男女2人組みで、これまた人気グループ。スタンド・アリーナ大多数が、手を振りだしている。ステージ後ろでシンセとラップ調の音調を出すDJ操作が2人入る。女性ボーカルは、赤青オレンジ等のボンボンを腰周りにあしらった衣装。1・2・3曲、ラップ調の曲、リズムに応じて客席、うちわがひらめいている。4曲目、8/3リリースの『エボ★レボリューション』では、観衆に踊りの振りつけ指導をしてから歌に入った。最後の曲は、タオルを右手に持って振りながらの曲(4時32分終)。37分(9)AFTERSCHOOL、赤い色主体衣装の鼓笛隊スタイルで登場。韓国系。マーチングパーフォーマンス『Let's
Do
it』を終えて、一人ずつマイク挨拶。日本語のアクセントが課題。8/17リリースの『Bang』、そして『Diva』を披露。韓国系踊りの特徴である、体の線を直立的に立てて踊る(私個人の見方です)乱れのない踊り、すっきりしてると感じた(49分終)。(10)Do
As
Infinity登場。ビジョンに大写しになるのは、ボーカルの女性とギターの一人。その他にドラム・シンセ、ギターがいて、それ以外に2人のギターとコーラスの女性一人がいる。3曲目に歌った『アリアドネの糸』はフジテレビ系ドラマ「」チーム・バチスタ3 アリアドネの弾丸」の主題歌。4曲目『Don't
mind』(曲名、ちがうかも)を歌った。うちわの動きは、半分ぐらいの人気。5時10分終。ボーカルがつんとすまし顔で、愛嬌がなかった。12分(11)The
ROOTLESS、4人のロックバンド。アニメ番組ワンピースの主題歌『One
day』専門学校HALのテレビCM『変わりたいと、強く望め。それ以外は、いらない』を右サブステージで歌う。デビューして1年の若いバンド。会場は、そう動き応援する人もなく、一つの息抜きになってしまった。インパクト、感じなかった。5時21分終。25分(12)倖田来未登場。しょっぱな破裂音。金・黒半々のブレスト衣装。黒パンツルック。ストッキングは、裂かれた綻び。ワイルドな感じで、9人のダンサー従え、踊りまくる。花道最前でのダンスと歌。倖田来未に象徴されるavex
ワールドのエンターテイメント。歌とダンスの融合で観衆を楽しませ、同時に観衆を巻き込んで一つのワールドを作る。よくわからないものの感想としては、ジャニーズもその様に思うが、avexのダンスに対し、ジャニーズは振り付けという感じ。1〜3曲、過激なダンスと歌、4曲目バラードで『You
are not
alone』。5曲目『パン、パパン』(曲名は間違いかも)で7人のダンサーと乗り乗りダンス。最後の1曲は別のバンドとコラボ、タオルをまわして歌った(5時50分終わる)。メインステージの幕布が、演奏機材を片付ける為か、閉まってしまった。観客はほぼ九分九厘着席。5時54分(13)TRFがビジョンに表示された。やや夕暮れになり、少し、ほんの少し暗くなり始めている。白光の照明が、輝き出し、スモークが流れ出してる白濁のステージに、照明の光線の筋が通り抜けている。TRFの公演が始まり、ボーカルユキがビジョンに大写し、サムの踊りも繰り広げられてる。さて、メインステージのカーテンは閉められたまま、その前方でTRFの演奏、踊りが続く。私の席からは、白濁したスモークのステージに、メインステージの奥は照明が当たらず暗くて、幕が閉められてる暗い白がステージ全面を覆っている。2曲目、ステージには2本のポールが登場、そこに絡まり、まとわり踊る。シンセの衣装は、Taijiとよく似た衣装。3曲目で、次がXとの情報。TRFの名曲が演じられている。カーテンは閉まったまま。2人の女性ダンサーが軽快に踊っている。夕暮れくれかけの、照明の黄・白・青のライトが燦然と輝くようになってきた。4曲目、5人がメインで踊り、ユキが左から右へ移動。曲中から50人ぐらいの小中学生の踊り手が出て来て、ステージ左端から右端へ一列に踊ってゆく。サムが、花道最前から何か(ぺットかタオルか)2つ投げ入れる。客全員が、かけ声と共に踊っている。曲が終わると多数の踊り手は、両サブステージの幕がわずかに開いて、吸い込まれて行った。5曲目、TRFの踊りときらめく照明で、ステージが華やかなイメージ。照明の光が実に美しい。6曲目歌い出しで、4筋の花火がステージ前から空中に打ちあがり、スタンド屋根を超えたくらいで光崩れ散らばった。歌に客もかけ声を交え、興奮状態が上昇、スタンド・アリーナ、空席を探すのが難しく、満席となった。メインステージから花道最前へ4人、ユキ、サム、女性2人のダンサーが繰り出し、パーフォーマンス。終わって左右のステージへ散ってゆく。6時21分終了。ビジョンには「一人、一人を元気に。エンターテイメントの出きる事は果てしない」と言うメーセージ。そしてa-nation出演の各アーティストが、最初に、smile
power Guts Love Dream Hope
のどれかを発言、その後に短いコメントを言うシーンが続く。終わると「人を熱くする a-nation」とビジョン表示。その後、今までの幕間にない長さで、ビジョンにコマーシャツが映し出されて行く。暗くなってきた。Xの薄暮公演、ナイト公演が、間違いなく次にでてくると予感。スタジアム上空の空は、どんより雲の夜の帳前。ステージからの照明に反映するアリーナ・スタンドは、黒い頭の整列が筋立ち、その間を埋めるモノトーンの色彩。光り物のペンライトが、あちこちに光を漏らしている。ビジョンだけが映像を映し出し、メインステージ上部に9つの強い光源が光っている。メインステージの幕が開いたのか、うっすらと2本の階段状のもの、さらに奥まってドラの円形模様が鈍く浮き出ている(29分)。アンプが6基、ステージ前方に置かれている。ステージ仕切りの長方形帯の最上部には、横長の光源線も黄色くさんざめいている。いつの間にか、花道最前の幅広に膨らんでいる真ん中に、ピアノらしき物体が右向きに置かれている(32分)。たぶん、ステージ下から競り上がって、鎮座したのだろう。双眼鏡で確認してみる。うーん、上からの視線からか、遠すぎるからか、いつも見ていたクリスタルピアノにしては、ピアノの腹が薄い。ピアノの椅子も、弱弱しくちゃちな印象。たぶん、遠すぎて、見え方が違ってしまってるのだろう。35分ステージのスタッフの動きがなくなった。スモークが両サブサイドステージ前から勢いよく立ち上っている。風向きが右から左へ流れてゆく。ここで、僕の右の中年男性は帰ってゆく。今までの出演者にそう反応する事もなく、てっきりXファンとばかり思い込んでいたが、不思議だ、誰を目当てに・・・わからない。アリーナ・スタンドの頭の粒が、見事に原子の結晶のように整然と並び、動かない。ビジョンには、さっきからコマーシャルは終わり、各アーティスト出る前に映し出されるa-nationの「for
Life」のロゴが、ゆっくり3次元の回転、その長さもずっと繰り返されている。さあ、画面が変わった。40分、場内消灯。暗くなった。
宵闇のパノラマビジョンには、今までの世界ツアーのワンシーンが映し出されて行く。オークランド、シアトル、バンクーバー、シカゴ、トロント、ニューヨーク、ロンドン、パリ、ウトレヒト、ベルリン。それぞれの会場での、Xと腕を交叉する観衆の様子、YOSHIKIがダイビングする様子など、ワンシーンが各会場の象徴として映し出された後、「AND
NOW」と画面いっぱいに出現。41分、白いガウンドレスに身を包んだYOSHIKIがピアノに座り、傍らには黒のスーツに白ショーツを下げたToshIがピアノの曲線のくぼみに位置した。@『Foreve
Love』のイントロが、音量豊かにスタジアムに響き始めると、場内の歓声が怒涛となった後、拍手が湧き起こり、瞬時に、聞き入る静けさが訪れた。アリーナ、スタンド、夜光虫の光がにぎわうようにペンライトが揺れ動く。メインステージの照明が青を主体に構成され、スポットライトがYOSHIKI、ToshI、の2人に当たっている。静まり返った会場、大音量のピアノが響き、ToshIの発声も調子よく、艶やかな透き通る声が通ってゆく。ビジョンにはToshIのサングラス姿の表情と黒いスーツの胸元から傾き顔がメリハリの付いた映像としてくっきり映し出された。最後の「Forever
Love」を歌うと大きな歓声に包まれた。avexファンの祭典a-nation、avexワールドともいえる曲風世界に、どうXが受け止められるか、どんな反応になるのか、心配且つ興味のあった所だが、自分達(avex)の仲間のアーティストと同じぐらい、又はそれ以上に既知の興味深いアーティストとの認識が行き渡っていて、全くの白けムードは皆無。みんな、心待ちに、Xのライブがここで聴ける事に歓迎ムードと言う雰囲気。1曲目が終わるとYOSHIKIはメインステージのドラムへ進んでいく。会場には、Xライブで最初にコーリングする「XJAPAN
JAPAN JAPAN JAPAN・・・・」のコールがカウントダウンして行き、ステージ下からの直線の白い光線が交わって4体のX文字を作り出して、カウントダウン行き着いたところで破裂音(花火と言うかはたび。メインステージ屋根ぐらいで、煙と光が破裂)が鳴ってA『Rusty
Nail』が始まった。ものすごいペンライトが会場に揺れている。Xライブそのものだ。メインステージの中央でToshIが歌い、その背後に2つのはしご段。その一段高いステージでYOSHIKIが上半裸でドラムを叩く。地を揺らし壁を動かす。YOSHIKIのドラムの後ろから強烈な風が送られいて、髪が前へ吹き流されてる。間奏は点滅の照明、一瞬毎に黄色い照明の点滅、そして青一色、曲が始まって白光色。PATA、SUGIZOの演奏姿もビジョンに映る。「アロー!会いたかったぜ、a-nation。今日は、お前達の、大和魂、見せてくれー!。思いっきり行くぜー!”」。54分、スギのバイオリンが、静かな会場へ響き始める。花道の最前、ピアノの横にYOSHIKIが来て、ペットボトルを投げ入れ、ピアノへ座る。YOSHIKIのピアノが連音速弾して駆け上がると、B『紅』のイントロ。バイオリンが紅の旋律をゆったり辿ると、YOSHIKIのピアノが和音を重ねる。最後YOSHIKI、乱弾き。YOSHIKI、スギがステージへ戻る。その間、低音の音量が鳴り続き、15秒、YOSHIKIのドラムが開始の3連打、『紅』が始まった(58分)。ステージ前では、噴水花火が5本(たぶん1本は発火しなかったのだろう)立ち上がり、噴水上に金粉の火の子をさんざめかして垂れ消える。メインステージ最上の横長ビジョンには、真っ赤な炎が燃えさかる映像。ステージ前、縁(ふち)に等間隔に並んだライトの光線が、斜め前方へ立ち上がって、光の照明木立がズテージ全面に並び、光の縦線の格子が作り出された。ビジョンは、鮮明な映像を映し出していて、透き通って澄明感にあふれてる。YOSHIKIのクリスタルドラムが光を反射して、光ってる。その後ろに寄り添って、「紅に染まった この俺を 慰める奴はもういない もう二度と届かないこの思い 閉ざされた愛に向かい 叫びつづける」と歌って、YOSHIKIのドラムが走って、ToshI「・・・すぐそばにいるのに」。ステージ前に進んで、ToshI「紅に 染まった」で客席へマイク突き出すと、客「この俺を 慰める奴はもういない」ToshI「もう二度と届かないこの思い」客「閉ざされた愛に向かい 叫びつづける」ToshI「紅に 染まった この俺を 慰める奴は もういない」と一人で歌い、「もう二度と届かないこの思い 閉ざされた愛に向かい叫びつづける」。低音の伴奏、そして大合唱大音量のフィナーレへ。ToshIはピアノ(花道)前で歌う。美しいビジョン映像。
YOSHIKIのドラムが打ち止まって、大喝采大拍手。7時3分終わる。Xのライブそのもの。みんなの合唱も、すごい。ここはa-nation、Xのライブ会場ではないのだが・・・。ToshI「スタンド!スタンド!ここまで届かせろよ!。アリーナ! アリーナ!やるときゃやれよ!」と叫んでメインステージへ戻る。戻って「今日は、被災された東北の皆さんもこれを生中継で見ています。みんなでパワーを送るぞ!元気を送るぞー!、気合を送るぞー!」と叫ぶと赤ガウンを着たYOSHIKIが「今日、びっくりした?。出させてもらって感謝してます。被災地に向けて、励ましの趣旨で行なうと言うので、今日、トップアーティストと共に出させてもらいました。超アウエーでどうなりますかと。因みに僕らはXJAPANと言うバンドです。Xは無限の可能性という意味ですが、今日からXと言う文字に新しい意味を付け加えようと思います。何があっても絶対に負けない。どんな事があっても前を向いて、復興に向けて歩く事を俺たちの辞書に加えます。被災地の方も、僕たちのわからないくらい、大変な思いをされているかもしれません。ここにいるみんなと応援するので、気合を入れていくぜー!」と叫んで、ドラムへ。T「暴れん坊将軍で行くぞー!暴れん坊将軍で行くぞー!」と2回繰り返し、スギのきしみ音、YOSHIKIのピアノ(ドラムの横に置いてあるピアノ)が始まる(7時09分)。そしてドラムへ移り、重低音の伴奏が始まり、YOSHIKIがペットボトルを頭にぶっかけ、残りを客席へ投げ入れ。「ハイ、ハ、ハイ・・・」のかけ声、7時10分C『Born
to be free』が始まった。「アー、アー、アー、アー・・」とかけ声をして歌詞へ。会場全体が人波で揺れている。ステージ前で、間奏中6本の火炎が10回ほど上がる。YOSHIKIのピアノでゆっくり歌う。ピアノひじ乱弾きしてドラムへ。リズム的なボーント・トゥ・ビー・フリーで終わる。7時16分。T「やるときゃやれよ。お前ら、気合入れて行けー!」。17分、YOSHIKIのドラムから水しぶきが踊り上がり、D『X』が始まる。紅と同様、ライト光線を交叉させたXの光の造形が4つ、ステージ前に並ぶ。6本の蒸気の噴射がメイン前で立ち上がり、歌詞が始まると、4つの光のX体はオレンジ色に、そして、しばらくして白色へ変色。最初の段落の歌詞を歌い終えると、客席へToshI、指差し。ゆっくりステージを右へ、左へ歩いて、歌いだす。遂にXジャンプのところに来た。地底が盛り上がり、斜面が躍動する。PATAとスギのセッションがビジョンに映し出される。ToshIが間奏をぬっって、heath、PATA、SUGI、YOSHIKIをコール。そしてXジャンプへ。全客席が、波動のうねりを繰り返す。まさに見ている自分は、圧巻と言うほかない(メモのため、ジャンプせず。一人アウエー)。7時21分、『We
are X We are X・・・(4回)、You are X You are X
(4回ほど)、We are Xを早回しで数回」ToshI叫んでる間、YOSHIKIが花道のピアノへ、ペットボトルを投げ入れ、We
are Xを連呼、転がり込んで連呼。ToshIがドラムへ座って、景気付けのハヤシ打音を打つ。20回ぐらいYOSHIKI、叫んで、再びToshIにマイク渡して、「We
are X!」。YOSHIKI、水をかぶってドラム乱打。T「気合、入れて行けー!」と叫んで、再びXジャンプが始まる。そしてゆっくり調へダウンして、最後「We
are X」の終止符を打って、T「また会おうぜ!バイバイ」。7時26分終わる。ToshIが手を上げて、客席へアピール。会場には『Tears』が流れ出す中、スギがデジカメで撮影を始める。5人並んで、客席背にXポーズ。正面を向いて、5人手を組み、振り子の反動。8回目で飛び上がる。最後YOSHIKI「We
are X」と3〜4度叫んで、ステージ左サイドへ去る。7時30分終了。場内暗くなる。
すぐに私は退席。一応、Xは私の中では、トリを勤めたのであった。綺麗なビジョン、光のX文字の演出、火炎、噴水花火、蒸気噴射など、演出もa-nationにはないX独特の手法をもって、アウエー観衆を楽しませたはず。一方が一方をと言う隔たりなんか、全くない一体感があった。Xのライブ、そのものであった。いいライブであった。
残る条件、翌日朝5時までの帰着は4時50に到着した。相棒と荷物を下ろしてすぐに出発出来た。 (完)
間違えた所も有ると思いますが、最後まで読んで頂きまして有難うございますm(__)m
