コンピュータウイルス感染記 表紙へ戻る

2002年5月21日追記

本日早朝ウイルスメールを受信しましたので、その状況をレポートします。 01時28分に「A humour game」というタイトルのメールを受信しました。 発信者は国内の会社のメールアドレスの様です。(・・@・・.co.jpのアドレスでした) ウイルスバスター2002の検索に引っかかったので、即座に削除しました。 ウイルス名は「WORM KLEZ.H」でした。 念のためにメール除去後、再度チェックしましたが、感染しなかった様です。 メールソフトの防護が不完全で、セキュリティーホールがあると、添付ファイルを実行しなくても、メールを開いただけで感染する恐れがあります。 ウッキーはセキュリティー面で不安があるといわれる、Outlook Express6を使っていますが、常に最新の状況にアップデートしてあったからか、感染を免れました。 下に書いたように、一度ウイルスに感染して、大変な目に合ったのに懲りて、ウイルスバスターで常にモニタして防御しています。 相変わらず、ウイルスが蔓延しているんだなあ。 (追記はここまで) 

2002年5月23日追記

本日早朝0時58分に同じウイルスを検出しました。 別のメールで送られてきたものです。 今回も除去に成功しました。 こうなるとウイルスバスターの有り難さを痛感します。 (追記はここまで) 

まさか、自分のパソコンがウイルスに感染するなんて・・・・。 そのまさかが、現実のものになりました。 これはその生々しい感染体験記です。

2001年11月26日23時過ぎ、パソコンを立ち上げました。 その日は、本当に珍しく飲んで帰ってきて、さらにまだ缶ビールを飲みながらパソコンに向かいました。 それがあかんかったんですなあ。
メールの着信確認すると、知らない差出人の「Re:」というタイトルのメールがある。 開いてみると、添付ファイルがあって、酔った頭で無意識にクリックしてしまった。 この添付メールも何も表示されません。 ほろ酔いのウッキーは、誰かが本文を忘れて返信を送ってきたんだと思って、「どなた〜? 何にもかいてないで〜」などと暢気な返信まで返してしまった。 このときにはもう感染した後だったのです。 と、いうのは、その後ダイヤルアップを切ったのに、HDDがゴトゴト動いている。 もう、酔ってるから、「な、なんや。 なんか動いとるで〜。 ははは、変なパソコンやなあ」と思っていたけれど、その頃から16分の1倍速で動いていたオツムでも、なんか変だと気がついた。
先ほどのメールを確認すると、差出人のアドレスが表示されないんです。 ウッキーの頭の中は「??」→「????」→「?????×△××

しかし、なんと大胆にも駆除ソフトはインストールしてない。 ウイルスソフトは常時監視しているからパソコンの速度が落ちるし、まさか自分が感染するなんて考えてもなかったから。 状況が少しわかってきて真っ青。 いや、酒で真っ赤でしたが・・・。

明日ソフトを買おうと思って寝てしまった。 翌日起きると、酒が残って吐き気がするけれど、4分の1倍速くらいまで回復したオツムは、「そうだ、オンラインのチェックがあったじゃん!」とひらめいて、早速ダウンロード。
それもあかんかった。 だって、メールを送りまくるウイルスだなんて知らなかったから。 後でわかったのですが、ダイヤルアップする毎に、アドレス帳にあるアドレスや全然知らないアドレスまでメールを送りまくっていたのです。 

そしてオンラインでチェックすると、ウイルスが3つのファイルで見つかりました。
「WORM BADTRANS B」というウイルスに感染したファイルが2つと「JS TROJ FAV C2」というのに感染したファイルが1つ。 後で調べたら、最初のはメールを送りまくるウイルスで次のは、アダルトサイトへ等へのショートカットを勝手に作ると言うやつらしい。 その朝はそこまででした。

その日、会社の帰りにマイクロトレンド社のウイルスバスター2002を買ってきて、早速撃退作業に入りました。 インストール後最初のスキャンは、ウイルスパターンが最新じゃないからウイルスすら検出しません。 それで、あわててオンライン登録して、最新のパターンをダウンロード。 もう一度スキャンすると朝と同じファイルを検出しました。ところが、「JS TROJ FAV C2」は一回目で除去できたのに、「WORM BADTRANS B」に感染したファイルは何度やっても除去失敗になります。 winsowsのシステムファイルにあるexeとdllでした。 仕方なく、ダメもとかと思ってWIN98を上書きしてみました。 WIN98プレインストールマシンなんですが、それに、WIN98を上書きしようとしたら、ちゃんと普通に
インストールできました。 「? そうだったったかな?」と思ったけれど、まあいいことにして
結局、他のアプリや設定もそのままでインストールが終わりました。 そして、もう一度ウイルスバスターをかけたら、今度はめでたく除去成功。

その後、ウイルスがよそへ送ったメールのうち、アドレス不明で返ってくるものがあって、これをまた検出したりしましたが、一応パソコン内部の駆除はできたようです。
ウイルスの奴、知人はもちろん、知らない会社や個人までメールを送りつけたものだから、「ウイルスが送られてきた」というメールもいっぱいきました。 私に来たメールは差出人アドレスがわからなかったのに、私が送ったメールには、しっかりウッキーのアドレスが書いてあったんだ。 「WORM BADTRANS B」ってウイルスは、2日前に発見されたばかりだそうだから、ウッキーは大変流行に敏感だった様です。 結局、リターンしてきたものや、連絡があったものは、全部で50件くらいありました。 ちょっと恐ろしい目にあった24時間でした。 ウイルスは侮れない。 怖いぞ〜。

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