２００３年の参戦結果
今年の夏の戦いは、台風のために珍しく翌日に延期されて、８月１０日の日曜日に開催されました。 台風一過、見事な晴天に恵まれて。
今年は、直線スピード部門だけでなく、アイデア部門にも出場したので、それらの結果をレポートします。 （デジカメの設定を間違えて、画像が悪くなってしまった。 ごめん。）
まず、直線スピード部門の方から。 今年の新しい艇の特徴は、ソーラーパネルを３枚にして、電圧を上げたことと、船底に翼を取り付けて、浮上をねらったことにあります。 昨年は軽量化をめざすあまり、ソーラーパネルを削りすぎてしまいました。 その結果どうなったか？ 総重量を一昨年の半分以下にすることに成功したのですが、一方でソーラーパネルに細かなひび割れができてしまい、電流が半減するという大失敗をしでかしてしまったのです。 それで、今年はあえて重量よりもパワーを重視する作戦に出ました。 完成した「ウッキー５」は全長９０ｃｍの過去最長艇。 そのかわり少し重くなってしまったので、水中翼で船体を浮き上げ、スピードアップを狙おうという算段です。
大会では、例年通り午前中に直線スピード部門の予選と、敗者復活戦が行われました。 ウッキー５は予選３組に登場です。 スタートとともに順調に走りはじめましたが・・・・、５ｍくらい走ったところで、ガクッと減速してやや左寄りに進路を変えました。 ああ・・・、な、な、なんと、工夫を凝らした水中翼に、水面に浮かぶ木の葉が引っかかってしまったのです。 前日の台風のせいで、水面にはたくさんの木の葉がプカプカしていたから。 万事休す。 予選は４位で終了。
続く敗者復活戦に望みを託すウッキーは、最後の選択を迫られました。 何も手をかけずに、そのまま出場するか、それとも、もう一度同じ目にあわないように、水中翼を取り外すか。 迷った末に、その場で水中翼を７〜８割方切り取ることにしました。 こうやって臨んだ敗者復活戦でしたが、残念ながら３位に終わりました。 ２位まででなければ、次へ進めません。 悲しい〜！！ 時代に反して、重厚長大すぎたかなあ・・・、と反省することしきり。昼食をはさんで、午後のアイデア部門にも参加しました。 気まぐれで参加を決め、「コロコロ」と題した作品を、本当に突貫で仕上げてきました。
ペットボトルの中に、ソーラーパネルと駆動部を納めて、仕掛けがよく見えるようにしてあります。 モーターが回転して重りを回そうとしますが、本体の方が軽いので、逆に本体が回転するという仕掛けです。 上に人形を乗せ、ペットボトルの回転に合わせて、足がブラブラするようにしました。
人形が丸太乗りをするという趣向です。 直線スピード部門では敗者復活戦で敗退しましたが、この部門ではウッキーの作品が優勝しました。 大会出場５年目にして、初めての受賞。 賞状、盾、副賞をたくさんもらって、喜びもひとしおでした。
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