パソコンの製作
2002年3月、ウッキーは永らく使っていた某巨大メーカー製パソコンに別れを告げ、新パソコンを手作りする事にしました。
1.製作のコンセプト
ウッキーの自宅にあるパソコンは、ペンティアム166MHzのF社製マシンにAMD K−6の366MHzアクセラレータを載せています。 こんな旧型マシンでも、高速のゲームをするわけではなく、ネットサーフィンや電子メールが中心なので、あまり不自由は感じませんでした。 しかし、今や時代は2GHzなんて恐ろしく速い世界に入り、仕事で速いマシンに慣れ親しんでしまうと、現有機でのファイル操作や画像処理にいらいらするようになってきたのです。
自作のメリットは、自分のニーズにぴったりマッチした仕様を実現できることですから、まず、自作機のスペックを決めなければなりません。 ウッキーは早速次のようなマシンのコンセプトを決めました。
パソコンの主な使いみちは
@ワープロや表作成、プレゼンソフトを使った仕事の支援
Aホームページ作成・改訂
Bネットサーフィンと電子メール
Cデジカメ画像処理 など自作パソコンの目指すところは
@安定して動作することを優先し、枯れた定評のあるパーツを選ぶ。
ACPUはコストパフォーマンスを重視し、ハイエンドでなくてかまわない。
BHDDは経験上10GB以上、メモリは256MBを目安にする。
Cビデオカード、サウンドカードはオンボードのもので十分。
D予算は0S抜きで6万くらいまで。
EOSはWin XP
2.パーツ選び
いよいよパーツ選び。 パソコンの自作って、工作と言うより、どのパーツを組み合わせるかを考えるだけの様なものです。 ウッキーはこんなパーツを選びました。
パーツ 仕 様 価格 その他 CPU セレロン 1GHz FCPGA 8950円 FSB100MHz マザーボード Aopen AX3S Pro−U 11790円 815E Bstep メモリー ノンブランド PC133 256MB CL3 6230円 168ピンDIMM SDRAM ハードディスク IBM IC35L040AVVA07 40GB 11870円 ATA100 7200rpm IOデータ UHDI−2.1 2.1GB 旧品流用 ATA33 IBM DDRS34560 4.5GB 旧品流用 SCSI−3 7200rpm SCSIボード IOデータ U−PCI 旧品流用 SCSI−3 FDドライブ 旧品流用 CD−ROM
ドライブMITSUMI 16倍速 旧品流用 キーボード 旧品流用 マウス 旧品流用 ディスプレー 富士通 15インチ CRT 旧品流用 ケース OWLTECH OWL−602WS SE 13700円 OS Windows XP 13900円 home edition 合 計 66440円 消費税抜き セレロン1GHzは切りのいい周波数だし、8000円台まで下がって買い時かなと思いました。 マザーも定評のあるメーカー製で、価格もまずまず。 ケースはスペース的に余裕を持った人気のあるもの。 OSもOEMで思った以上に安く買えました。 6万台でこれならリーズナブルだと自画自賛。 購入は全て通信販売でまかないました。
3.組み立てるぞ〜
マザーボード(左端)はグラフィックもサウンドも搭載したタイプなので、ウッキーのニーズにはピッタリ。 マニュアルも充実していましたが、ガイドには1カ所間違いもありました。 CPUにシリコングリスを塗ってヒートシンクを装着し、ファンを取り付けました(左から2枚目)。 メモリを装着(左から3枚目)し、IDEとフロッピー用のフラットケーブルをつなぎます(右端)。 慎重に時間をかけたけれど簡単簡単!
ケースはシンプルなデザインだけど、5インチベイ4つ、3.5インチベイが9つもある大容量タイプ。 マザーボードを収めて(中央)、フロントパネル用のコネクタを接続しました(右端)。 でもハードディスクのLEDコネクタを+−反対につないでしまい、後で直すはめに。 ドンマイ ドンマイ!
3.5インチベイは取り外すことができて、作業は大変楽ちん(左端)。 内部の工作も丁寧に仕上げてあって、ひっかいたりしそうな部分はありません。 CD−ROMドライブを取り付け(左から3枚目)、フラットケーブルの装着を終わりました(右端)。
組み立ては順調に進んで、Windows XPをインストールしてみます。 全て仕上がってアプリケーションをインストールするだけになりました。 操作してみると、ウッキーが今まで使ったどのパソコンよりもサクサク動きます。 まずは満足のひととき。