松岡美術館

ここは、ウッキーが以前から行きたいと思い続けていた美術館でした。 古代オリエント等の大理石像をたくさん収蔵していて、それを観たかったから。 今回行ったときには、中国の明、清時代の陶磁器や絵画の特別展が開催されていましたが、常設の展示だけでも十分見応えがありました。

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左の写真は特別展で観た清時代の花瓶です。 上にコオロギが数匹乗っていて、触角の細部に至るまですばらしい細工。 どこかの鑑定士の「いい仕事してますねえ〜」という言葉が、ぴったりに思える秀作でした。 他にも、目を見張るようなできばえの作品がたくさんあります。 どこかガレのガラス細工にも似た雰囲気があって、新鮮な感じでした。

右の写真はヒンドゥー教の神、シァ神とその妃パールァティーです。 解説で知りましたが、ヒンドゥー教の神々はそれぞれ配偶神がいて、それにより神性が高まるんだそうな。 ヒンドゥー美術の、ダイナミックで肉感的なこのような彫刻を、国内で観られる所ってそんなに多くは無いだろうと思うし、この美術館の収蔵品は一見の価値があります。 

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