■[釣行データ] 2004/11/04 谷川沖


私の地元 泉南は谷川漁港の火遠理（ほおり）丸さんに乗船させて頂きました。

火遠理丸さんに乗せて頂くのは今回で２回目です。前回はタチウオをちょこちょこ、という感じでしたので、今回は気合が入ります。仕事でも大きなプロジェクトが終わり、１週間の休み中でしたので、平日の釣行となって、乗船者は私一人。船長とサシの勝負となりました（笑）。ちょっと遅めのAM7:00出船。メインターゲットはタチウオで、青物も狙う予定です。

【谷川沖】

ポイントに到着するとすでにエサ釣りのタチウオ船がいっぱいならんでいます。少しエサ釣りの状況を眺めていましたが、あっちこっちでタチウオが上がっているようです。早速、ジグをフォール。ジギング開始です。

タックルはロッド：SG 58B-2/3、リール：saltigaZ30、PE3号、リーダー40LB。ファーストジグはimaの百郎（グローピンク）です。通常のワンピッチで底近辺を探るが、特に反応はありません。「あれっ、タチウオはいるはずだけどなぁ…」と思いつつ、30分程、色々なゾーンを色々なジャークスピードで探ります。

依然、バイトはないので、ジャーク前に少し休憩（ジグは底近辺で中ぶらりん状態）していると、「コツコツ」と微かなアタリがあります。すかさず合わせて上げてみると、ベルトサイズのちっちゃなタチウオでした。

「っえ〜、止まっているジグに食ってくるのかな？」ということで、今度は、ほとんどジグは動かさずに止めて待っていると、また「コツコツ」とアタリがあります。やはりベルトサイズのタチウオです。 小さいのはリリースしたいのですが、フックにからんでズタズタになっちゃっているので、持ち帰るものとしました。

imaの郎（ロウ）シリーズはタチウオ専用ジグで、フックを２箇所に装着できる仕様となっております。で、フッキング率は抜群に良いのですが、一箇所のフックが口に、もう一箇所のフックが胴体に突き刺さってしまうことが多いです。このような場合、リリースサイズのタチウオまでズタズタになってしまって、リリースするにできなくなるので、やはりトレブルのワンフックオンリーというのが、良識あるタックルだなぁと思ったりしました。

それはさておき、底付近でのストップメソッド（？）を行うと100%の確立でヒットしてきます。また、だんだん型も良くなってきました。ただ、ストップメソッドはあまりにもジギングっぽくなく、限りなくエサ釣りチックなので、時折小ざかしくワンピッチでジャークしてみますが、明らかにバイト率は落ちます。デッドスローはＯＫですが、ちょとでも速くなるとのってきません。ここら辺はなかなかタチウオの気難しいところなのでしょうか。また、スレてしまうのか、アタリが遠のいた場合、ジグローテーションを行うと、また食ってきます。当日はグロー系（ピンク・オレンジ・パープル）に高確率でバイトしてきました。

ほとんど１フォール１ヒットですので、夢中になってしまいます。結局全部で２５匹キープ。その他リリースはかなりありました。

その後、タチウオの型が小さくなってきたので、ポイント移動を行いましたが、もうひとつアタリが遠いようです。

ここで思い切って、青物狙いにチェンジすることとなり、瀬周りのポイントに移動します。

タックルはロッド：SG 58S-2/3、リール：saltigaZ4500、PE3号、リーダー40LB。水深は平均30m前後です。ジグはマサムネ95g（ブルーイワシ）をセットしました。アシストフック２本オンリーです。

瀬周りのポイントを転々とし、ジャカジャカ巻きと速めのワンピッチでしゃくり続けます。タチウオジギングでは、ほとんどまともにしゃくっていなかったので、体力的には余裕でした。

とある瀬のポイントでしゃくっていると何か違和感があり、「っん…？」と思って、フォールし直し、ゆっくりめのワンピッチでしゃくっていると、「ガツンッ！」ときました。ぐんぐん走るので青物は青物ですが、なかなか上がってきてくれません。SG 58S-2/3がミシミシいってます。実はこのタックルでタチウオも少し釣っていたので、リーダに傷がないか凄く気がかりでした(^^ゞ。でも、それはもう仕方のないこと、「えーいままよ」とガンガン巻き上げました。

なんとか無事ランディング、なかなかデカイです。８６cmのメジロでした。

この日は結局、タチウオ２５匹、メジロ８６cm１本の、まぁまぁ納得の大漁となりました(~o~)。

火遠理丸の船長はまだお若いですが、一本筋の通った良い船長です。

どうもありがとうございました<(_ _)>。

お問い合わせ　火遠理丸

釣果データ　2004/11/04 谷川沖　完