このファイルは、PC-6001/6601 シリーズのエミュレータである、iP6 Plusのヘルプファイルです。
Windows版では、以下のようなメニューが使えます。
設定ダイアログを開きます。設定ダイアログについては、こちらを選択してください。
エミュレータのCPUをリセットします。 または、Configure ダイアログで、 マシンタイプを変更していれば、新しいマシンタイプでの再起動を試みます。 ただし、場合によっては正しくリセットがかからない場合もあります。 そのときはお手数ですが、プログラム自体を再起動してください。
メインメモリのRAMイメージを ファイルに書き出します。 主に、デバッグなどで有効でしょう。
これをチェック状態にすると、高速でエミュレートしようとします。
画面のスナップショットを保存します。 ただし現状の出力形式は、BMPファイルになり、32bitフルカラーになっています。 本来なら、256色カラーが欲しいところですが、未サポートです。すみません。
640x400 ではファイルサイズが大きくなるので、 スナップショトをとるときは、320x200 モードでとるのをお勧めします。 もし、Webで公開されたいというかたは、大変お手数ですが、減色などお奨めします。
Load用テープイメージ、Save用テープイメージをマウントしたりします。
ディスクイメージをマウントしたりします。
これをチェック状態にすると、フルスクリーンへの切り替えを試みます。 フルスクリーンになると、メニューが消えてしまいますが、右クリックで、ポップアップメニューが使えます。 再度選択すると、ウインドウ状態に戻ります。(Endキーでも切り替え可能です。) (Rel.4.7 以降)
これをチェック状態にすると、2ms Timer を停止させることが出来ます。 チェックを外すと、再開します。
ただし、BASICの Play命令を実行させるときに、2ms Timerを停止していると、音が鳴らなくなりますので、注意が必要です。
※ 上記のような問題があるため、再起動するとオフに戻ります。
これをチェック状態にすると、キークリック音を発声させることが可能になります。
ただし、あくまで急場しのぎ的に実装しているものなので、ゲームによっては、音楽がおかしくなるものもあります。そういうときは、すぐにオフにしてください。 このような問題があるため、再起動するか、リセットすると、オフに戻ります。
ただし、ソフト側で、キークリック音を無効化している場合、もともと鳴りません。console ,,,0 等
設定ダイアログでは、タイトルバーで、現在実行中のマシンタイプを表示しています。 それから、オプション名のあとに、(*)マークがついているものに関しては、変更後、 再起動が必要になります。
動作させたいマシンタイプを PC-6001 / PC-6001mk2 / PC-6601 / PC-6601SR の中から 選択してください。 このオプションは、エミュレータが動作中でも、切り替えできます。 切り替えた後は、Control→RESET で、リセットをすると、タイプを変更できます。
フロッピィディスクの接続数を 0と1の中から 選択してください。 このオプションを変更した場合は、プログラムを再起動するまで有効になりません。
チェック状態にすると、テープが高速モードになります。
ただし、高速モードではドアドアmk2など、テープ読み込み中に 音楽を鳴らしたりするソフトの場合、 音楽が正常に聞けなくなります。
このオプションは、エミュレータが動作中に切り替えできますが、テープが動作中は、変えられないので、注意してください。
N60 モードでのグラフィックモードを、カラー表示するかどうかを選択します。
画面の大きさを変更します。実行中に変更可能です。
画面の更新数を変更します。実行中に変更可能です。
スキャンラインの表示の有無を選択します。
ステータスバーの表示の有無を選択します。 下のカセットの情報などです。
ディスクランプの表示の有無を選択します。
CPU Clockは、動作周波数を変えられます。デフォルトで、4MHzです。大きくすると速くなります。
draw wait は、画面に一回描画するたびに CPUがとまっているライン数です。192がデフォルトです。 小さくすると、速くなりますが、あまりかけはなれた数字を指定すると、正しく動作しなくなる可能性があります。
SR が他の機種と比べて、何ライン分 速いかを設定します。 マシンタイプが、SRのときのみ、上記のdraw wait から、SR Line の値だけ、内部的に減算します。今のところ、 80がデフォルトです。
SRのモード6で、テープの読み込みに失敗される方は、読み込み時だけ、この値を0にしてみてください。読み込みが終わったら、お手数ですが、80に戻してください。(_)
このボタンを押すと、CPU Clockと、Draw wait と、SR line が、デフォルト値に戻ります。
拡張ROMカートリッジのファイル名を指定してください。 (4000h〜7FFFH )の 16KBをイメージ化してください。
チェック状態にすると、拡張漢字ROM (いわゆるPC-6007SR) を挿入します。 ROMファイルとして、EXTKANJI.ROM というファイルを検索します。 無くても、Windows版であれば、自動的に使用可能になります。
このオプションを変更した場合は、プログラムをいますぐ再起動するか聞いてきます。
チェック状態にすると、拡張RAM を増設します。 64kbの拡張RAMが使用可能になります。
ただし、あくまで、バンク切り替えなので、対応ソフトがないと、あまり意味が無いでしょう・・。 このオプションを変更した場合は、プログラムをいますぐ再起動するか聞いてきます。
Windows 版では、下記のような割り当てになっています。 f8 MODE Scrolllock かな Page up/down PAGE テンキーも使えます。f12を押すと、終了しようとします。 Windows 版では、Endキーで、フルスクリーンモードの切り替えが出来ます。 (Rel 4.7以降)
Windows版 (Rel.4.6以降)では、USB接続のジョイスティックに対応しています。 ジョイスティックは、つながっていると、自動的に認識します。 スティックと、トリガーが反応します。
トリガーは、1〜3のボタンに反応しますが、どれを押しても、同じです。
iP6 Plus が表示するエラーメッセージについて説明します。
より、詳細な情報を知りたい方は、下記のように起動すれば、ファイルに詳細な情報が格納されます。
Unix版などでは、必須事項なので、説明します。
(Windows版 では、設定ダイアログで設定できるので、起動オプションを使用する 必要性はあまりありませんが、一応使えます。)
機種ごとの動作をさせるために、次のオプションを使用してください。
60…PC-6001, 62…PC-6001mk2, 64…PC-6001mk2SR 66…PC-6601, 68…PC-6601SR
ディスクを使いたい場合は、下記のオプションを指定してください。 省略すると、ディスクなしで起動します。 指定できるイメージは、1Dと、機種によって1DDも指定できます。
-disk [filename]
テープ (LOAD用)を使いたい場合は、下記のオプションを指定してください。 Tapeファイルは、ベタイメージです。
-tape [filename]
テープ (SAVE用)を使いたい場合は、下記のオプションを指定してください。 Tapeファイルは、ベタイメージです。
-savetape [filename]
1倍表示モードで、WIDTH 80 と SCREEN 3を実行した場合、 自動的に、 2倍表示モードになります。 (何故かと言うと、横幅640ドット必要になるためです。)
2ms Timer割り込みを禁止したい場合は、、下記のオプションを指定してください。
-notimer
拡張漢字ROMを挿入する場合は、下記のオプションを指定してください。
-extkanjirom
拡張RAMを挿入する場合は、下記のオプションを指定してください。
-extram
拡張漢字ROMには、拡張RAMも付いています。その場合、-extkanjirom と -extram の両方のオプションを指定してください。
拡張ROM1 を挿入する場合は、下記のオプションに続いて、ファイル名を指定してください。 最大16kbまでのROMが セット可能です。
-rom1 (filename)
なお、上記で指定されたファイルが存在しない場合、拡張ROMは無効になり、普通に起動します。
拡張ROM2 を挿入する場合は、下記のオプションに続いて、ファイル名を指定してください。 8KB の場合は、-rom1 と -rom2 を併用してください。
-rom2 (filename)
なお、上記で指定されたファイルが存在しない場合、拡張ROMは無効になり、普通に起動します。