step 11
プレーニング (高速セイリング)

プレーニングベーシック



プレーニングの手順プレーニングの入り方



プレーニングの手順

1、ハーネスを掛けて直進、強めのブローが入ったらベアの準備
ジョイント位置は一番後ろ、センターボードを収納した状態で、ハーネスを掛けて走ってみましょう。この時はセイルと体は進行方向へと開き気味です。強めの風が入ったところでセイルをほんの少し開きながら、後ろ足を前足用のストラップの後ろに下げ、セイル手を広げます。




2、体重をのせてグッと引き込みながら前足をストラップへ
手足を広げたら、ヒザを深く曲げながらセイル手の脇を締めていきます。ハーネスでブームを下に抑え付けながらマストを風下へと送り込むことで小さなベアの動作をするのです。同時に前に飛ばされないよう後ろ足一本に体重を乗せて、前足をフリーにします。




3、前足が入ったらぶら下がりを弱めてセイルに寄りかかる
セイルの引き込みを強め、前足がフリーになったところで素早くストラップに入れてしまいます。マスト手のヒジを胸に寄せるようにしてセイルを動かさないようにキープ。後ろ足加重のまま徐々にマスト手を伸ばして、セイルに引っ張られるままにブームに寄りかかっていきます。




4、引き込みが安定したらほんの少しセイルを開いて後ろ足をストラップへ
プレーニングするのにやっとの風の時は前足だけ入れて後ろ足は横に添えておきます。フルプレーニングする風の時は後ろ足もストラップに入れないと、足元が不安定になります。後ろ足を入れないと前に飛ばされそうな時は、前足を入れて走り出した後に、マストを一瞬引き付けて、前足に体重を載せている間に、素早くいれてしまいます。
足を入れたらすぐに後ろ足に重心を移し、セイルの引き込みを強める。この後ろ足を入れるという動作は、プレーニング状態で前足に重心を載せるため、危ういバランスの中での動作となります。




アニメーション



プレーニングの入りかた

ボードから体重を抜いてベアの効率アップ
プレーニングとは、ボードが水からわずかに浮かび上がりながら海面を疾走している状態をます。ボードが浮き上がる寸前は、ボードの引きずり抵抗が最大となり、セイルが重たくなる。その状態を効率のよいセイルの引き込みで乗り切ると、ボードは一気にプレーニング状態へと入る。ブームに体重をのせて、ボードから体重を抜き、ベアと加速のしやすい状態を作っておいて、一気にベアしてプレーニングさせる。


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