iOS7からの新しいジェスチャー


 iOS7から新しく追加されたジェスチャーや変更になったジェスチャーを紹介します。

2本指での操作


 テキストフィールドでの音声入力

 テキストフィールドで編集状態の時に2本指でダブルタップすると、効果音が鳴って音声入力モードになります。
 入力したい言葉をしゃべったらもう一度2本指でダブルタップします。
 認識された内容がテキストフィールドに入力されます。

3本指での操作


 (1) 画面ロックの解除

 従来の方法に加えて、スリープを解除した後、画面のどこかをタッチして3本指で右フリックするとロックの解除か、パスコードの入力画面になります。

 (2) スポットライト検索画面の表示

 ホーム画面のアイコンにフォーカスが当っている状態で、画面を上から3本の指で下へスワイプします。
 画面が表示されると「検索フィールド、編集中」という音声ガイドがあります。
 同じ操作でも画面上部のステータスバーにフォーカスが当っている場合は通知センターが表示されます。

 (3) コントロールセンターの表示

 まず画面上部のステータスバーにタッチします(信号強度などを読み上げるはずです)。
 次に画面の下から上に3本指でスワイプします。
 機内モード、Wi-Fi、Bluetoothなどのオン・オフができます。
 この中にはフラッシュライトもありますので懐中電灯アプリが不要になりました。
 (2)の検索画面や通知センター、コントロールセンターはホームボタンで閉じることができます。

 (4) アプリを終了する操作

 まずホームボタンをダブルクリックしてアップスイッチャーを表示させます。
 閉じたいアプリにタッチした後、3本指で上フリックします。
 複数のアプリをすべて終了したい場合、そのまま3本指の上フリックを繰り返すだけでいいので、操作が楽になりました。
 ※設定で「ズーム機能」をオンにしていると、一つのアプリを終了させた後は、次に終了させたいアプリにフォーカスを当てる必要があるため、上記のように3本指の上フリックだけで連続して終了させることはできません。

 (5) クアドラプルタップ(4回タップ)の追加

 3本指でのタップはボイスオーバーにズーム機能を併用しているかどうかで動作が変化します。
 これは3本指のダブルタップがズーム機能のオン・オフに割り当てられているからです。
 iOS6ではトリプルタップまででしたが、iOS7では4回素早くタップする「クアドラプルタップ」という操作が加わりました。
 タップ回数とズーム機能の関係を以下に記します。

 ダブルタップ

 ズーム機能オフの時:ボイスオーバーの読み上げの停止・再開
 ズーム機能オンの時:ズームのオン・オフ

 トリプルタップ

 ズーム機能オフの時:スクリーンカーテンのオン・オフ
 ズーム機能オンの時:ボイスオーバーの読み上げの停止・再開

 クアドラプルタップ

 ズーム機能オフの時:直前に読み上げた内容をクリップボードにコピー
 ズーム機能オンの時:スクリーンカーテンのオン・オフ

4本指での操作


 ジェスチャーの練習モード

 4本指でダブルタップします。
 このモードにはいると、何かジェスチヤーをした後に、そのジェスチャーの名前と説明を読み上げてくれます。
 スクラブするか、もう一度4本指のダブルタップをするとこのモードから抜けます。

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