文字入力の種類について


VoiceOver使用時の文字入力の方法には「標準入力モード」と「タッチ入力モード」があります。
 初期設定では「標準入力モード」になっています。文字が入力できる状態でローターを回し、「入力モード」で変更することができます。
 ここでは、それぞれの特徴と、フリック入力、音声入力についても紹介します。

1.標準入力モード


 通常の操作と同様にダブルタップした時に、フォーカスが当っている文字が入力されます。
 かなキーボードでは、素早くダブルタップを繰り返すか、スプリットタップすると文字が変わります。
 ダブルタップ&ホールドすればフリック入力も可能です。

ダブルタップによる入力

 例えば、「う」を入力したい時は、「あ」に一度触れて「あ」と読み上げるのを確認したら、画面のどこでもいいので、タタ、タタ、タタ、とダブルタップを3回行ないます。
 ダブルタップするごとに、あ、い、う、と読み上げるはずです。
 慣れないうちは、日本語入力はこの方法がおすすめです。

スプリットタップによる入力

 1つの指で「あ」に触れたままで、他の指で画面のどこかを、タ、タ、タ、と3回タップすると「う」が入力されます。
 このとき「あ」に触れている指がずれないよう注意する必要があります。

2.タッチ入力モード


 指を離した時に、直前にタッチしていた文字が入力されます
 キーボードの配列を覚えたら速く入力することが可能になります。
 特に日本語をローマ字で入力するのに適しています。
 かな入力では、タ、タ、タと同じ文字をタップしていくと、い、う、え、のように変わっていきます。タップの間隔は速すぎても反応しないし、遅いと入力されてしまいます。うまくいかない場合はタップ間隔を変えてみてください。
 かな入力では、文字の上にしばらく指を置いておくとフリック入力ができます。

3.フリック入力について


 かなキーボードでは文字をホールド(約1秒)すると、効果音が鳴って、上下左右に割り当てられた文字が表示されます。
 左、上、右、下の順に時計回りで「い段」から「お段」が表示されます。
 その方向にフリックするか、指を滑らせて読み上げられたところで指を離すと入力されます。
 標準入力モードでも指を離したタイミングで文字が入力されるので注意してください。

4.音声入力


 iPhoneは音声認識の精度が高いので、日常のちょっとしたメールくらいなら音声で充分入力が可能です。
 文字が入力できる状態で左下の方にある「音声入力」をダブルタップすると音声入力が開始され、2本指でダブルタップすると終了して認識した文字が入力されます。
 句読点も入力できます。例えば「こんにちは てん いいてんきですね まる」と言うと「こんにちは、いい天気ですね。」と入力されます。
 音声入力は2本指のダブルタップで開始することもできます。こっちの方が楽だと思います。
 ※文字入力ができる状態でない時に、2本指のダブルタップをすると直前に聴いていた音楽が流れたりしますので注意してください。

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