iTunesでの着信音の作成方法


 iPhoneはAndroidのように端末に入れた音楽をそのまま着信音にすることはできません。
 しかしiTunesで着信音を作ることが可能です。その方法を紹介します。
 ※PC-Talker7(ver3)とiTunes12の組み合わせでの操作です。ソフトのバージョンによっては多少操作方法が異なる場合があります。

1 iTunesの準備

 (1) Altメニューの「編集」から「設定」を開きます。
 (2) 「詳細」タブを開き、「フルキーボード操作を使用可能にする」にチェックを入れます。
 (3) 「OK」で閉じます。

2 iTunesへ楽曲を登録する

 以下のいずれかの方法で着信音にしたい曲をiTunesに登録します。
 a. Altメニュー「ファイル」→「ファイルをライブラリに追加」(任意の曲)
 b. Altメニュー「ファイル」→「フォルダーをライブラリに追加」(フォルダーごと)
 c. CDを挿入して登録

3 着信音の作成

 (1) タブキーを押し、「ミュージック」、「マイミュージック」が選択されている状態にします。
 (2) タブキーを数回押し、曲一覧に移動します。
 (3) 着信音にしたい曲を選んで、Altメニュー「ファイル」→「プロパティ」でエンターキーを押します(「プロパティ」は右クリックのメニューにもあります)。
 (4) 「オプション」でエンターを押し、タブを押していって、開始時間と停止時間にチェックを入れ、それぞれ設定します。
 ※開始から停止までが40秒以内になるよう設定してください。長すぎると着信音として同期されません。
 ※ここで音量の調節も可能です。
 ※あらかじめ別のツールを使って着信音用に音量や長さを調節したファイルを作っておく方法もあります。使い慣れたソフトがあればそちらで編集してから取り込む方が楽かもしれません。
 (5) Altメニュー「コントロール」→「再生」またはエンターキーで再生してみて確認します。サビなど曲途中を使う場合、ずれていたら(3)から操作をやり直し微調整します。
 (6) Altメニュー「ファイル」→「新規バージョンを作成」→「AAC バージョンを作成」でエンターキーを押します(右クリックのメニューにもあります)。
 (7) iTunesの音楽が保存されているフォルダー(デフォルトは「C:\users\(ユーザー名)\music\iTunes\iTunes Media\music\」をエクスプローラー等で開き、作成されたm4aファイルを別の場所へコピーします。
 (8) コピーしたファイルの拡張子をm4rに変更します。
 (9) Altメニューの「ファイルをライブラリに追加」からm4rファイルを指定して取り込みます。
 ※登録が終わったら「ミュージック」の一覧に追加した曲を削除しても構いません。
 ※Altメニューの「表示」で「着信音」を選ぶと、iTunesに登録されている曲の確認ができます。

4 iPhoneへの転送

 (1) iPhoneをUSBケーブルでPCに接続します。
 (2) タブキーを数回押し「iPhone」に移動しエンターキーを押します。
 ○○のiPhoneと表示されます。
 (3) タブキーを数回押し、何もしゃべらないところで下矢印キーを1回押して少し待ちます。ツリーになっていますので「着信音」を選び、「着信音を同期」に移動しスペースキーでチェックを入れます。
 ※この操作は次回からは必要ありません。
 (4) Altメニュー「ファイル」→「デバイス」→「"○○の iPhone”を同期」でエンターキーを押します。着信音が転送されます。

5 iPhoneで着信音として設定

 (1) 設定アプリの「サウンド」でデフォルトの着信音として設定できます。
 (2) 連絡先アプリから個人の画面を開き、編集に入って個別の着信音としても設定可能です。
 (3) 時計アプリのアラーム音としても設定できます。

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