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堀田明代(JHS滋賀)
啓林館『数学1年』p44。井上好文氏の模擬授業(先行実践)の追試である。井上氏より「累乗はハードルが高い。1時間目の授業として、P43の後に5分程度で扱っておく」(文責:堀田)と教えていただいた。
1.例示問題
「指数」「累乗」などの言葉は、例示問題を扱う中で読み取らせる。
指示1 このように書きます。
≪板書≫ 42
「どのような意味ですか。その下に書きます」 「4×4です」 「そのとおり」
「計算して、=」 「16です」
指示2 32と書きます。
「どのような意味ですか」 「3×3です」 「そのとおり」
「計算して、=」 「9です」
「32 は、何と読むのですか」「3の2乗、または3の平方です」
指示3 25と書きます。
「どのような意味ですか」「難しいから、この列起立」
「2×2×2×2×2 です」「2×2×2×2×2 です」・・・ 「そのとおり」
「(右肩の5に赤○)これを何と言うのですか」 「指数といいます」
「何を示したものですか」 「かけあわす数2の個数を示したものです」
「計算してごらんなさい」 「32です」 「そのとおり」
「練習問題5 終わりました。○をつけておきます」
2.練習問題
練習問題を扱う中で、例3の内容を読み取らせる。
指示4 (−3)3 と書きます。
「どのような意味ですか」 「(−3)×(−3)×(−3)です」 「そのとおり」
「計算して、=」 「−27です」
発問1 次にどのような問題を書くと思いますか。
「−52です」 「そのとおり。どのような意味ですか」
「−5×5 です」 「これは、とっても簡単です。どのような意味ですか」
「−(5×5)です」「そのとおり。正解」
「計算して、=」 「−25です」
「このように、同じ数の積を指数を使って表したものを累乗といいます。 累乗があれば、累乗をさきに計算します」
(先行実践)2004年5月JHS関西例会での井上好文氏の模擬授業