(C)TOSSインターネットランド>中学校>1年生>数学>1次方程式>等式の性質
堀田明代(JHS滋賀)
大日本図書『中学校数学1』p77。てんびんの図から等式をつくり、等式の性質を使った式変形を理解させる。等式の性質を使って変形しても解が変わらないことを確認する。
1.p77 □2
(範読)教科書p77 □2 同じ重さのボール2個と、5gのおもり6個があります。これを図アのようにてんびんにのせたところ、つりあいました。
指示1 ノートに、□2 と書きます。
「ボール1個をχgとします」 (○:χgと板書)
「おもり1個は何gですか」「5gです」 (□:5gと板書)
指示2 図アを指で押さえます。この図を見て、等式をつくりなさい。
「2χ+5=25です」「そのとおり。赤で○」
指示3 図イを指で押さえます。一行あけて、等式をつくりなさい。
「2χ=20です」
「図ウ。等式をつくりなさい」「χ=5です」
発問1 アからイに下向き矢印。 両辺から何をひいたのですか。
「両辺から5をひきました」
発問2 イからウ。両辺をどうしたのですか。
「両辺を2でわりました」
≪板書1≫ 2χ+5 = 25 … ア
両辺から5をひいた ↓
2χ = 20 … イ
両辺を2でわった ↓
χ = 10 … ウ
2.解がかわらないことを確認する
発問3 ウの式で、解は何ですか。
「解は10です」
「イの式で、解は何ですか」「解は10です」
「アで?」 「解は10です」
「そのとおり」「等式の性質を使って変形してもその解はかわりません」
発問4 一目で解がわかるのは、どの式ですか。
「アだと思う人?」「イ?」「ウ?」「ウに決まってるやん!」「そうだね」
3.□3
指示4 □3 等式が3つあります。一行ずつあけて写しなさい。
一行ずつあけていること、イコールがそろっていることを確認する。
指示5 下向き矢印。両辺にどのようなことをしたのかを書きなさい。
≪板書2≫ 8χ−4 = 36 … @
両辺に4を加えた ↓
8χ = 40 … A
両辺を8でわった ↓
χ = 5 … B
発問3 Bの式で、解は何ですか。
「5です」
「Aの式で?」「5です」 「@も解は5です」「そのとおり」
発問4 一目で解がわかるのは、どの式ですか。
「Bです」「そうだね」
指示6 下から3行目。方程式を、さんはい。
「方程式を、等式の性質を使って変形しても、その解はかわりません」