(C)TOSSインターネットランド>中学校>1年生>数学>正の数・負の数>数の大小
堀田明代(JHS滋賀)
大日本図書『中学校数学1』p15。Q4を使って数の大小について理解させる。Q4では、数を小さい順に並べるために数直線上に点をとらせる。
1.P15 Q4
指示1 ノートに、Q4と書きなさい。
「(範読)教科書15ページ、Q4 次の数を小さい順に並べ、符号と絶対値をいいなさい」
指示2 数直線を書きます。 1行あけて、罫線をなぞりなさい。
指示3 まん中に点を打ちます。原点O。
指示4 1cmを1として、目盛りをうちなさい。
発問1 次に何をするのですか。
「目盛りの下に、整数を書きます」「そのとおり」「書きなさい」
指示5 +2を表す点をとりなさい。
「上から↓を書いて、矢印の上に+2と書きなさい」「お隣と確認」
指示6 −2、−5、続きを同じようにやってごらんなさい。
「数を書くのが窮屈だったら、下から↑を書いてもかまいません」
「できました」「できました」
「全部できたら、ひとつずつ黒板に書きに来なさい。先着7名です」
「同じように書けていたら、小さく、○をつけます」
指示7 1行あけて、8つの数を小さい順に並べて書きます。
「1番小さい数は何ですか」「−5です」
「2番目は?」 「−3です」
8つの数を小さい順に書かせる。直線の原点の下に0を書く。
−5、 −3、 −5/2、 −2、 −1.5、 0、 +1/2、 +2
発問2 −5の符号は何ですか。
「マイナスです」 「そのとおり」「−5の下に書きます」
発問3 −5の絶対値は何ですか。
「5です」 「そのとおり」「符号−の下に書きます」
「同じようにやってごらんなさい」
(板書) −5、 −3、 −5/2、 −2、 −1.5、 0、 +1/2、 +2
符号 − − − − − なし +
+
絶対値 5 3 5/2 2 1.5 0 1/2 2
早くできた生徒に板書させる。ひとつずつ、小さく○をつけさせる。
2.数の大小
指示8 (0 符号無し 絶対値0) 0のところを、黒板のように緑で囲みます。
以下、黒板の正の数、負の数、0、絶対値などをそれぞれ手で指し示しながら発問する。
発問4 0より大きい数を、何と言いますか。
「正の数と言います」
「正の数は、0より大きいのですか。小さいのですか」
「大きいです」
「0より小さい数を何と言いますか」「負の数です」
「負の数は0より?」 「小さいです」
「正の数は、負の数より?」「大きいです」
発問5 正の数では、その絶対値が大きいものほど?
「大きくなります」
発問6 負の数では、その絶対値が大きいものほど?
「小さくなります」
指示9 15ページの枠囲み。数の大小。指で押さえなさい。
指示10 1、正の数は、さんはい。
「1.正の数は、0より大きく、負の数は0より小さい。
正の数は負の数より大きい。
2.正の数では、その絶対値が大きいものほど大きい。
3.負の数では、その絶対値が大きいものほど小さい」