サザエさん
何でこんなにみんなが忙しくなっちゃったんだろう??
と思います。
シアワセになるために働いたり、勉強したり、友達と遊んだり・・・
でもそうやって忙しすぎてしんどくなっている人、この頃多いな〜〜
と感じます。
「ズバリ、アナタはそんなに忙しい上にその合間を縫って、
こうしてカウンセリングに来るより、少しゆっくりすると良くなるでしょう。」
といいたくなることが多いです。
まあ、実際言えそうなときは言っちゃてますけど・・・
多分だけど・・
世の中全体が忙しいので、ゆっくりしてると置いてきぼりにされるような
不安に襲われるので、その不安より、忙しさを選択している人もいると思います。
世の中にはいろんな人がいて
本当に真から忙しく動いているのが好きで好きで、
止まると死んでしまうマグロみたいな人もいてそういう人は
定年になったりして、ゆっくりする時間が出来るとかえって病気になってしまうこともあるんだけど、
生まれつきゆっくり好きの人もいると思います。
マグロタイプの人でしんどくなっているのを良くするのは簡単です。
ボランティアでも何でもいいから仕事を見つけてカラダを動かしていると良くなっていきます。
でもゆっくりタイプの人はちょっと難しいと感じています。
それはなぜかというと世の中がそれでは許してくれないからです。
勉強だってゆっくりじっくり学ぶタイプの子もいるはずなのに、同じペースで授業って進んでしますし、
あ〜〜あ、一休みってしている間に取り残されて、今度は取り残されたことで学校に行きたくなくなっちゃうんだよね。
お仕事ももう少し余裕をもって勤められたらこの人それで回復して行きそう
と思っても、ゆっくりしてると首になったりしてしまいます。
事業をしている人はもっと厳しくて
倒産してしまうと借金まで抱え込むことになってしますし、従業員の生活に対する責任も背負っているし
たえず企業努力をしていないと競合店に負けてしまうし・・・・
という、スゴク大きなプレッシャーを感じながら頑張っておられるんだな〜〜
と感じるのです。
テレビ番組の「サザエさん」って、一昔前のお話で、今という時代に全然あっていないし、
ストーリーも単純すぎるほど単純なのですが、いまだにとても視聴率がいいそうです。
それがなんとなく分かる今日この頃です。
アレをみていると
あんなふうに子どもは子どもの仕事、お父さんはお父さんのお母さんはお母さんの決まりきった仕事さえこなしていれば
平和な日常が永遠に続くように思われてくるのです。
もしかしたらもう「頑張りたくない」というみんなの無意識が「サザエさん」を支えているのかもしれません。
2008・1・7