≪10回目≫

10回目もよ〜〜〜く寝ていたので私は覚えていません。
一生懸命やってくれているmさん、ごめんね。
でも寝ちゃうの〜〜。

寝てる割にはちゃんと上手くいっているとmさんも言ってくれます。ウフ!

けれども思うのですが
催眠という点から言うと
実はけっこうボ〜〜としている時の方が潜在意識は活発に動いています。
一生懸命やってしまうとユルユル潜在意識に入っていかないんですよね。
 もともと私私はマジメな性格だったので100%を望んで頑張ってしまう方だったんですが
夫の性格が移ったみたいで(夫はオレのせいにするな!といっていますが・・・)
なんとなく “7分目でいい” という感じが身についてしまいました。
 でも長い目で見るとこっちの方が成功するんですよね。
緩めながら一生懸命やるっていう感じとでもいうのしょうか。

10回目は終ってみるとさらにアップという感じです。
9回目が終ったいい感じが底上げされたという感じ、
mさんによると他の人は
「きゅっとしまった」ということが多いそうです。
でも私は底上げ感があります。
とても自然です。
これは私の感想ですが
8回目と9回目は詰めて受けた方がいいと思いますが
10回目はもう少し期間をかけて9回目の後を味わってからでも良いと思います。
私はとにかく忙しくてトットと日がすぎてしまい
9回目の後をもっとしっかり味わいたかったなという感じが
今しています。

10回通してみて私的にはずいぶん変わったような気がするし、
1回1回いろんな感覚がありましたが
mさんによると私は比較的感度のいいほうだそうです。
なかには何にも感じないという人もいるそうです。
個人差があるというのは何でも同じですよね。
私の仕事でも同じです。
NAETでもTFTでもそうですが、
小さな変化にも気付ける人とそうでない人がいます。
何も感じないとガッカリしてしまいがちですが、
それないのはダメなのではなく、ちょっと今は感じれないというだけで
傍から見たらちゃんと変わっていたりします。

ガッカリしないで少しづつ感覚を掴む練習をしたり、
時期を見たりするとちゃんと変化を自分で感じれるようにもなります。
ホントですよ!

何を隠そう今回mさんに誉めていただいた私は
もともとはホントに感覚の鈍い人でした。
クソ真面目で硬くて頭で何でも考えてしまうので感覚が鈍かったです。
感覚が鈍いからカラダがしんどいのに気がつかず大病をしてしまったのです。
そういう経験者の私が言うのですから本当です(*^_^*)

mさんによるとこれから先半年くらいかけてゆっくりカラダは変化していくそうです。
なんだか楽しみです。

≪いい意味でカラダがヘたれになる≫

「これからいい意味でカラダがヘたれになって行きます。」
10回目のセッションの終了後mさんは言ってはりました。
この言葉は心理療法に置き換えてもほんとにピッタリです。
mさんと話しているとロルフィングの考え方は私の目指している心理療法の考え方と
とても似ているな〜〜と思うことが多くてビビッとくることが多かったのです。
この言葉もそのひとつです。

mさんが言いたかった事は
頑張りすぎてしまう前にハッと気がつくカラダになるということでした。

これをこのままカラダのところをココロに置き換えると
心理として同じことにまります。
頑張りすぎてしまう前にハッと気がつくココロになるということでした。

 ココロがしんどいという人の中には
いい意味でココロが適度にヘたれになることで改善することがあります。
 例えば症状としての鬱的気分というのはTFTなどを使って改善することが出来ますが、
いい意味でココロが適度にヘたれになっていないと
よくなった分またガンバッテ仕事を引き受けてしまい、
再発という過程をたどってしまいがちです。

「このココロのしんどさがなおったらまた以前のようにバリバリと仕事ができる」とか
「このココロのしんどさがなおったら何があっても傷つかない人になれる」とか
そういうふうに思ってしまっているとしたら、
いったん良くなっても後が心配な感じです。

 本当の強さとは
傷つかなくなることではなくて、立派になることでなくて
しなる草のように柔軟になれるということだと思います。
草のように見えない地中に根を張って
踏まれてもよみがれるというこことだと思います。

 やわらかく自分自身を受け止め、
 やわらかく自分自身のイヤなところ、不満なところも柔軟に受け止め
 やわらかく他の人を受け止め
 やわらかく他の人のイヤなところ、困ったところも柔軟に受け止め
 やわらかく世界を
 やわらかく人生を受け止め、
 静かにじっくりと変えられるところを変えていく、
 無理なく揺れながら、
 揺れている自分を感じて
 揺れていることを楽しんで
 しかし止まってしまうことなく生きていく

 カラダのことでもココロのことでも
そういうことを目指してお手伝いしていきたいもんだと思いました。