淡路島の旅

〔2000年11月〕

 武庫川渓谷の紅葉がきれいと聞き、ハイキングに行くことになった。場所は、兵庫県内の宝塚市。『宝塚歌劇』で有名な宝塚である。
 宝塚の市街は、大歌劇場を中心にちょっと高貴な雰囲気も漂っているのだが、市街から少し外れると、すぐに渓谷がある自然も豊かな町である。
 今回は、JR宝塚線の生瀬駅(宝塚駅のとなり)から武田尾駅までの2駅間。ここは、一般的なハイキングコースではなく、JR宝塚線の昔の線路の廃線跡を歩くというものである。しかし、情報誌などでも取り上げられており、ハイカーも多いコースである。

 所要時間は約2時間〜2時間半。道は平たんでレールはないのだが、線路の砂利と枕木があり、映画「スタンド・バイ・ミー」の世界をちょっぴり体験した気分になれる場所(私だけ?)である。
トンネルと紅葉 私が行ったときは、ちょうど紅葉がきれいなときだったので、山々が赤く色付き、とてもよい景色を楽しむことができた。ただ、ちょっと遅い時間に到着したので、日が陰ってくる時間になってしまい、せっかくの景色をきれいな状態で写真に収めることができなく、残念・・・
 また、来年、天気がいい日に歩きに行きたいものだ。


渓谷 生瀬駅から渓谷に入るまでかなり歩くのだが、廃線跡に入ってまず目の前に飛び込んでくるのが、大きな岩の多い武庫川。宝塚にもこんないい景色があるということを再発見できる。
都市の近くにも自然が残っているということに感動!


なかなか絵になる風景。
どこかの田舎町に来たような気持ちになることができる。
川の水もとても澄んでいた。


トンネル ちょっと歩くとトンネルが出てくる。
トンネルの中はひんやりしていて、もちろん電灯などはない廃線なので、真っ暗である。懐中電灯は必携しよう。
トンネルの中を歩いていると、探検隊になった気分になる。
私は、ちょっと「インディ・ジョーンズ」を思い出した。
 日常生活で、このような景色に出会うことはないので、とても新鮮な景色だった。
 一眼レフを持っていってよかった。カメラマンの腕は伴っていないが・・・
鉄橋 しばらく歩くと、鉄橋が出てくる。足場がしっかりしている橋が少ないので、橋を渡るのは少しコワイ。
鉄橋から見る渓谷もまた格別で、時間が止まった感覚になる。
昔は、トンネルを抜けると、こんな景色が飛び込んできたんだろう。今では、この景色はまったく見えないので、惜しいものである。


トンネルと紅葉 最後のトンネルに入ると、こんな景色を楽しむことができる。変わったアングルになっておもしろい。


夕日 終点に近づいた頃には、すっかり夕方になっていた。
 結局、歩いた時間は約2時間。都会の近くにもこんないい場所があると再発見したハイキングだった。
 私は、終点の武田尾駅からそのまま電車に乗って帰ったが、この駅の少し先に、「武田尾温泉」がありので、ハイキングで疲れた体を温泉で癒すのもいいかもしれない。

・武庫川渓谷への行き方
 JR宝塚線、宝塚の次の「生瀬駅」で降りる。国道176号に出て、北へ歩くと中国自動車道が出てくるので、それをくぐり、木之元地蔵尊の看板の所を右に入るとJR西日本の看板があるので、そこを入っていく。
 注意が書いてあるので、ちゃんと見てから歩こう。