淡路島の旅
〔2001年夏〕

 社会人になって初めての帰省。四国に就職してしまったということは、旅費もびっくりの金額になるのである。涙をのみ、『グアムや韓国の方が安くいけるんじゃないか?』というぐらいの旅費を払い、大阪から羽田で乗り継ぎ、一路釧路へ。1年ぶりのわが家に帰省したのである。

 現在、私の実家は釧路と網走のちょうど中間あたりの中標津町にある。わが町には、人口以上の牛がいて、見渡す限り牧場、牧場、牧場・・・である。どうも四国の人には、『北海道=牛飼ってる』という構図があるらしく、よく「牛飼ってるの?」と聞かれるのだが、残念ながら私は牛の乳搾り体験もした事のない、へなちょこ北海道人である。

 わが中標津町には、『開陽台』という地球の丸く見える丘がある。見渡す限り地平線で、330度の大パノラマが楽しめる。ここでは、よくカメラについている『パノラマモード』もびっくりであろう。では、開陽台界隈を紹介しよう。


・開陽台
開陽台 『開陽台』は、中標津町市街から車で15分ほど北にある丘である。330度見渡す限り地平線が続く、地球が丸く見える場所なのである。日本中探してみても、これだけ地平線が続く風景はめったに見ることはできないだろう。


北方領土(国後島) 東の方向に目をやると、水平線の向こうに北方領土(国後島)の山影が見える。昨年訪れた時は一面の霧で何も見えなかったのだが、今回はうっすらとその姿を拝むことができた。みなさんわかりますか?


ミルクロード 中標津市街から開陽台への道は、地平線まで続くまっすぐな道である。この道は『ミルクロード』という愛称で呼ばれている。車通りもあまり多くないので、道のど真ん中でまっすぐな道を写真に収めることも可能なのだが、この日はけっこう車が走っていて、危なかったので歩道から撮ってみた。


ロール 開陽台周辺は牧草地帯なので、夏になるとこんな牧草ロールが姿を見せる。こういうなに気ない風景も絵になってしまうのも、北海道の魅力だろう。



・多和平
 中標津から車で40分ほど西へ行くと、標茶町に『多和平』という丘がある。ここも開陽台に負けない雄大な景色である。国道243号線に看板が立っているが、ボーっと走っていると見落とすので、行く時は木の看板に注意して走ろう。(実際はけっこうでかい看板がある)
多和平 多和平は、開陽台と少し違う雰囲気をもっている。何よりいいところは、開陽台のようにメジャーになりすぎて人でごった返すことがないことだろう。ライダーの間ではいいキャンプ地として集まるところらしいが、とてものんびりできるところである。私の個人的な趣味としては、開陽台より好きな景色である。


鹿!  多和平から帰る途中に牧草地の横を通りすがったら、3頭の鹿が牧草を食べていた。望遠を最大に伸ばして撮ったのだが、もっと近くで撮りたいと思い、背後から牧草をかき分け接近したが、気付かれて逃げられてしまった。どうせ気付かれたのなら、せめて逃げていく後ろ姿だけでもと思い、革靴にもかかわらず、牧草の中を『うわ〜!』と追いかけまわったのだが、近くで撮ることはできなかった。残念。