学習会の案内
日 時  
4月8日(日)午後1時〜

場 所  和歌山市勤労者総合センター(市役所西隣 電話433−1800)  

参加費  500円(高校生以下無料)

1. 学習会
報告 「北朝鮮の食料危機の現実」
    竹 本 昇  北朝鮮人道支援ネットワーク・ジャパン
    (略称:ハンクネット・ジャパン)

報告要旨
 マスコミ報道から知る北朝鮮は日本に敵対し、いつも 戦争の準備をしている怖い国というイメージが一般的です。そこで、自分の目で北朝鮮の実態を知りたいと思い、ハンクネットジャパンを代表して一昨年の11月、北朝鮮を訪問しました。
 そこで見た北朝鮮の市民の姿は、街で結婚式を挙げるカップル、平壌(ピョンヤン)地下鉄の市民、教会で讃美歌を歌う市民、サーカス劇場で曲芸に興じる市民など、おおよそ、日本のマスコミからイメージする市民社会とはかけ離れた日本と変わらぬ市民の姿がありました。
 また、北朝鮮の食糧危機に対して、国際社会では人道的立場から支援を行っています。日本でも米の支援が再開されました。そして、私が訪朝したときは、少し食糧事情がよくなったと聞いていましたが、昨年は干ばつと台風で、私の訪朝時以上に厳しい食糧事情に見舞われており、より多くの食糧支援が必要であるとの報告書が国連機関から出されています。
 20世紀前半、朝鮮を侵略し、植民地支配をしたことに対する責任の清算を21世紀に持ち越してしまった日本。その日本に住む私たちは、北朝鮮の子どもたちが生命の危機にさらされている事実を前にして、どうあるべきかを一緒に考えていただきたいと思い、報告集会を開催することを計画しました。ぜひ、ご参加をお願いします。
     

2.拡大世話人会
        1)宮森幹男遺稿集の編集について
        2)当面の活動について