アジア太平洋戦争で日本の敗戦がせまっていたころ、日本政府と軍は、植民地の青年を戦力とするために、「特別志願兵制度」をつくりました。田辺海兵団は、朝鮮と台湾の青年の「海軍特別志願兵」を訓練するために、つくられたものでした。
田辺海兵団の建物や付属施設をつくった労働者は、どこから連れてこられたのでしょうか? その飯場はどこにあったのでしょうか? その労働者たちは、田辺海兵団建設工事が終わったあと、どうしたのでしょうか? 田辺海兵団に入団した人たちは、誰なのでしょうか? 田辺海兵団で何があったのでしょうか?
日本の侵略の歴史を知るわかやまの会では、田辺海兵団のことを調査するために、田辺に行きます。いっしょに行ってみませんか。
日 時 10月8日(日)9:00.和歌山駅出発 9:30.海南駅出発
11:00.県立図書館紀南分館前(田辺市)集合
15:30.現地解散.
調べること、探す場所
1、「徴用」された朝鮮人たちの宿所 志保古
2、仮刑務所跡 日吉神社の横
3、朝鮮人・台湾人の兵舎跡 東菖蒲谷
4、日本人兵舎跡 字下浜田
5、トンネル跡(本部、兵舎) 西菖蒲谷
6、附近の寺の過去帳