地球温暖化

03/12/23

すっかり耳なじみになった「地球温暖化」という言葉。
言葉の響きから「温暖になる」と思ってしまいそうですが、
現実はそう甘くはありません。

この「地球温暖化」という言葉は、
地球上の平均気温が上昇するという意味であって、
私たちの感じる気候が温暖になるわけではありません。

分かりにくい話ですが、
「平均気温」という言葉に注意してください。

一日のうち朝晩に比べ日中は気温が上がります。
人の体は、この気温の差に対して、
暑い、寒い、暖かい、涼しいなどと感じるのです。

しかし、平均気温というのは、
人がどう感じるかは全く関係ありません。

数値的に気温を平均した値なのです。

朝が氷点下まで下がって、日中が40℃を超えても
平均が15℃なら、平均気温15℃として表現されます。
逆に、朝から晩まで一日中15℃であっても、
平均気温15℃として表現されます。

極端な例を示しましたが、
平均気温というものがどういうものか
イメージだけつかんで下さい。

現実には、地球の平均気温は上昇しています。
これは多くのデータが実証していることです。

そして、地球温暖化に伴う問題は数多く指摘されています。
しかし、地球温暖化を食い止められていないのが現実です。

地球温暖化がもたらす結果に対する様々な予想が飛び交う中、
少しずつ地球温暖化が進むにつれて
予想が現実となり、実証されていくのです。

すなわち、実証されたときには手の打ちようがないのです。

だからこそ『』が大切なのです。





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